アフガン首都で住民動揺、脱出が急増〔読売新聞〕

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投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 30 日 01:31:10:

【パンジシール渓谷(アフガニスタン)29日=桜井考二】
米軍の攻撃を恐れ、アフガニスタンの首都カブールからも住民がパキスタン国境やアフガン北部へ向けて脱出を始めた。アフガン実効支配勢力タリバンと対立する北部同盟の本拠地パンジシール渓谷へ逃れた避難民は、カブール市民が攻撃を前に、大きく動揺していることを明らかにした。
同渓谷のアナバ避難民キャンプには現在、約900家族の約5000人が住んでいる。同キャンプは2年前に開設されたが、大半がタリバンの支配を嫌い、カブールから逃れて来た人たちだ。
この1週間でさらに、約15家族、約60人がカブールから同キャンプに入った。
カブールで露天商をしていたミラマ・ミルヘルさん(55)は26日、妻と7人の子供ら計11人を連れて同キャンプに到着した。「タリバンは市民の首都脱出を許さないため、ほとんどの荷物を自宅に残し、着の身着のままでこっそり逃げてきた」という。カブールから徒歩と車を利用し、12時間で約50キロ離れた同キャンプにやって来た。
ミラマさんが脱出を決意したのは、米軍とタリバンの戦争突入でカブールが戦場になることを恐れたためだ。「近所の人たちもほとんどが、どこかへ行ってしまった。タリバン兵士でさえ浮足立っている」と、ミラマさんは語る。
ミラマさんによると、タリバンは、ヒゲを伸ばしていないことを理由に若者を刑務所に入れたり、「戦費徴収」と称して重税を課したりしているため、住民に嫌われているといい、「タリバンもそれをよく知っている」と話した。ミラマさんも、タジク人であることから、「1年間刑務所に入れられた」という。
ミラマさんは現在、避難民キャンプで、土壁の家に住んでいるが、カーペットも布団もない。「早く北部同盟がカブールを解放して、平和を取り戻して欲しい」と話し、一刻も早く自宅に帰ることを望んだ。
北部同盟によると、避難民は現在、アフガン国内で数万人に達している。アフガン中、南部から北部同盟支配地域を目指す避難民は日々、増えている、という。
(9月29日23:44)

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