タリバン分裂工作が活発化 大同団結にらみ連携

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投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 04 日 18:23:51:

回答先: パキスタンがタリバン転覆工作に着手〔読売新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 04 日 01:53:01:

10/04 15:55 タリバン分裂工作が活発化 大同団結にらみ連携  外信87

 【ワシントン4日共同】米軍のテロ掃討作戦を間近に控え、アフ
ガニスタンのタリバン政権を最高指導者オマル師ら強硬派と穏健派
とに分裂させようとする工作が、米、パキスタン両政府が連携する
形で活発化し始めた。複数の米国のアフガニスタン消息筋が三日明
らかにした。                        
 タリバン後のアフガニスタン安定には、暫定政権樹立で合意した
ザヒル・シャー元国王一派と北部同盟だけでは少数派のため、多数
派のパシュトゥン人からなるタリバン穏健派を取り込んだ「大同団
結」が不可欠との判断からだ。                
 タリバンにはカンダハルを本拠地としウサマ・ビンラディン氏ら
イスラム原理主義者と近い「カンダハル派」と、首都カブールを中
心とした穏健派「カブール派」の両派がいると米国は分析。「タリ
バンの中にもオマル師と対立する連中がいる」(ラムズフェルド国
防長官)と穏健派の離反に期待をかけている。         
 ビンラディン氏の居場所情報を穏健派から収集するほか、作戦開
始時にタリバン穏健派との戦闘を避けたいとの思惑もある。   
 同筋によると、パキスタンは北部同盟の攻勢によるタリバンの総
崩れを防ぐためにカブール派への資金・軍事援助を強化する動きを
見せている。タリバン指導部転覆計画の情報もパキスタンの意向を
くんだ穏健派の工作との見方が出ている。           
 米政府はパキスタンがオマル師説得の努力を繰り返しているのは
「穏健派てこ入れのための時間稼ぎ」と判断。穏健派が新政権に加
わらないと安定実現は不可能とみて、この動きを容認している。 
 ムシャラフ・パキスタン大統領は英BBC放送のインタビューで
「タリバン政権崩壊は時間の問題」と述べたが、米国のアフガニス
タン専門家は「オマル師ら強硬派を見限っただけ。パキスタンに近
い穏健派との関係は強化している」と解釈している。      
(了)  011004 1554              
[2001-10-04-15:55]

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