イラク亡命か自殺の可能性 ビンラディン氏逮捕は困難 イラン紙編集者

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投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 05 日 21:32:19:

10/05 16:16 イラク亡命か自殺の可能性 ビンラディン氏逮捕は困 外信89

 【テヘラン5日共同】米中枢同時テロへの米軍の報復攻撃でウサ
マ・ビンラディン氏とアフガニスタンの今後はどうなるのか。地域
情勢に詳しいイランのジャーナリスト、イルファン・パルビズ氏に
聞いた。(テヘラン共同=福田泰教)             
 ―ビンラディン氏が逮捕あるいは殺害される可能性をどうみるか
。                             
 「米国はクリントン政権時代から必死で同氏を追いかけ暗殺まで
計画したが、結局何もできなかった。逮捕も殺害も難しい。同氏は

唯一の逃げ場であるイラクにひそかに亡命し、しばらく身を隠す可
能性が高い。追い詰められれば自殺するかもしれない」     
 ―周辺国は国境を封鎖し逃亡は困難な状況だが。       
 「パキスタンとアフガニスタン国境を完全に封鎖するのは無理だ
。同氏の組織力を見る限り、変装した上で支持者の多いパキスタン
のカラチなどに逃れ、船でペルシャ湾を経由してイラクに入る方法
を見つけることはできる」                  
 「世界にとって最も危険なシナリオだが、イラク側が協力すれば
可能性はさらに高まる。フセイン大統領は力を信奉する人間。同氏
の国際的なテロネットワークを手に入れれば国際社会に力を誇示で
きるし、米国とその同盟国への脅しにも使える」        
 ―アフガニスタンの将来は。                
 「米国が将来的に中央アジアからの石油、ガスパイプラインの通
過地にしようと考えているのは間違いない。既にカフカス地域では
アゼルバイジャンを影響下に置いた。うまくいけばイランに圧力を
かけ続ける材料にできる」                  
 ―米国はザヒル・シャー元国王の復帰を計画しているが。   
 「多民族国家アフガニスタンの統治に多数派のパシュトゥン人が
不可欠なことは米国も知っている。元国王はパシュトゥン人の指導
者だ。ただ元国王は高齢で病弱。反タリバン勢力との連合政権にな
ると思う。革命で王政を倒したイランの現体制は隣国の王政復古に
は絶対反対するだろうが、連合政権なら認めざるを得まい」   

 イルファン・パルビズ 1930年7月、インド中部ボパール出
身。69年イランに移住し英字紙記者。79年のイラン革命後に英
字紙「テヘラン・タイムズ」を設立。革命体制下で同紙を政府系機
関に接収され、現在は同「イラン・ニューズ」の編集幹部として活
躍している。                        
(了)  011005 1615              
[2001-10-05-16:16]

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