アフガニスタン:北部同盟が攻勢 新たな火種にも〔毎日新聞〕

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投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 26 日 21:04:21:

【イスラマバード小松健一】
アフガニスタン・タリバン政権への攻撃に向け、米国、ロシアが連携を図る反タリバン連合(北部同盟)は連日、アフガン北部一帯で攻勢に出ている。「報復攻撃は事実上始まっている」(パキスタン軍関係者)との見方もあるが、北部同盟との共闘を目指す各国はポスト・タリバン構想をにらんで異なった思惑を秘める。北部同盟は今後そうした利害に左右され、新たな紛争の火種になりかねない危うさをはらんでいる。
「一方の勢力に肩入れすると、アフガン国民は再び苦難を強いられる」。パキスタンのサッタル外相は25日の記者会見で、北部同盟を報復攻撃の陣営に取り込む動きを非難した。
米同時多発テロが起きる前に、北部同盟を支援していたのはイラン、タジキスタン、ウズベキスタン、インドだった。
イランの場合、北部同盟を構成するイスラム統一党が同じイスラム教シーア派だったという理由以外に、「アフガンを恒常的に不安定化させる狙いもあった」(外交筋)。中央アジアの石油、ガスのパイプライン敷設の権益をアフガンに奪われたくなかったためだ。
一方、インドはパキスタンがタリバンを支援していることへの対抗上、北部同盟に肩入れしてきた。26日付パキスタン紙「ネーション」はインド軍がウズベキスタンに入り、作戦面での助言を行っている、と報じた。
パキスタン軍情報機関筋は「北部同盟を取り込む報復攻撃は、イラン型の経済権益とインド型の安全保障の両問題を複雑にする」と分析する。同筋は、特にロシアとインドの動向に注目する。
ロシアは中央アジアに広がるイスラム原理主義を食い止め、新体制のアフガンを巡って米国と資源権益で争うことを想定。米国が「ポスト・タリバン」の主導権を握らないよう、北部同盟に影響力を行使し、対テロの枠組みに限定して米軍に協力するとみられる。
インドはアフガニスタンが親パキスタンにならないよう、アフガン国内の民族構成を配慮した民族連合政権を新たにつくるよう働きかける見通しだ。これに対し、パキスタンはタリバン穏健派への影響力を温存しようとする方針だ。
北部同盟は求心力のあった最高司令官のマスード将軍を失い、結束力への懸念がある。最近の戦闘では、同盟の各司令官が戦果を競い合い、権力闘争の芽をはらんでいる。西側外交筋は「同盟の各派同士が再び内戦に向かう危険がある」と指摘している。
[毎日新聞9月26日] ( 2001-09-26-20:41 )

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