親パキスタン政権樹立目指す…ムシャラフ大統領示唆(読売新聞)

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投稿者 sanetomi 日時 2001 年 10 月 08 日 21:04:17:


 【イスラマバード8日=佐藤浅伸】パキスタンのムシャラフ大統領は8日、米英軍の対タリバン攻撃後初めて会見し、「国民の大多数は我々とともにある」と述べ、国内の親タリバン感情が政情不安につながるとの見方を否定、安定した国政運営に強い自信を示した。大統領は空爆は「短期間で終了する」との見通しを示した上で、「タリバン後」の新政権樹立に際し、反タリバン勢力「北部同盟」が主導権を握ることをけん制、親パ政権の樹立を目指す考えを強く示唆した。

 ムシャラフ大統領は国内各地でデモを展開しているイスラム原理主義勢力について「ごく少数に過ぎず、統制可能だ」と述べ、軍部による抑え込みが可能だとの見方を強調した。「軍事的見地から見れば、タリバンに抵抗する力はない。軍事作戦はごく短期間で終了するだろう」と述べた。

 大統領は今後のアフガン再生シナリオとして、<1>軍事作戦<2>政治体制の構築<3>再建――の3段階を考慮しなければならないとし、復興に向けた国際社会の協力を訴えた。タリバン政権崩壊後の新体制について「歴史を見れば、北部同盟は(分裂し)殺りくが繰り返されることになる」と北部同盟主導の政権となることを強くけん制、「アフガン人口の50―60%を占めるパシュトゥン人が主要な役割を果たすべきだ」と述べ、タリバンの主要構成民族でパキスタンとの民族的一体性もあるパシュトゥン人勢力を通じ、影響力を確保したいとの思いをにじませた。


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