アフガン南部、昼間も空爆〔読売新聞〕

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投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 09 日 23:04:35:

【ワシントン9日=林路郎】
アフガニスタン支配勢力タリバン及びウサマ・ビンラーディン一派に対する米軍の攻撃は、現地時間の9日午前(日本時間同日午後)、タリバンの本拠地・南部カンダハルなどを対象に継続され、「不屈の自由作戦」は3日目に突入した。現地時間7日に開始された空爆で、初めて日中も攻撃が行われた。米ワシントン・ポスト紙によると、米軍内では空爆をさらに3―5日続行した後、週明けにも1000人程度の地上部隊をアフガン周辺へ増派する案が浮上している。
9日のアフガン・イスラム通信がタリバン関係者の話として伝えたところによると、アフガニスタン南部カンダハルや同地の西約70キロのメイワンドが同日日中、米軍機の空爆を受け、1人が死亡した。
米軍は、タリバンの地対空ミサイルなど防空能力の破壊を目的に、軍事施設と見られる建物・施設を攻撃してきたが、タリバン部隊に所属する輸送車両、戦車などにも次第に攻撃の輪を広げている。
さらに、米軍は偵察機や衛星を使い、ビンラーディン一派の所在地割り出しを急ぐ一方で、ビンラーディン一派幹部の隠れ家になりうる建物の直撃も狙っている。

◆中東などに約千人の地上部隊増派へ◆

ただ、ラムズフェルド国防長官は、空爆だけではテロリスト側に与えるダメージに限界があると認めており、ワシントン・ポスト紙によれば、米軍は週明けにも、中東や中央アジア諸国にさらに約1000人の地上部隊を増派する見込みだ。
この1000人は、陸軍第10山岳師団とボスニア・ヘルツェゴビナやユーゴ・コソボ自治州に展開している平和維持部隊の一部が振り分けられる見通し。この結果アフガン周辺の米軍地上部隊は、すでに展開している1000人と合わせ2000人となる。
カナダ政府は8日、移動する米軍の穴埋めとしてカナダ軍をバルカン半島での平和維持活動へ派兵する措置を発表した。
ただし、増派される米軍地上部隊は直ちに大規模な戦闘に従事する見通しはなく、明確な作戦も決まっていない。同紙は、米軍増派により戦況に応じて選択肢を吟味し、柔軟に対応できる態勢を作ることが目的だとしている。
柔軟対応を取る背景には、米軍が航空戦力の稼働に必要な制空権をいったん掌握すれば、地上軍投入の選択肢は避けられないものの、本格的な山岳戦では勝ち目がないとの現実認識に立ったものと見られる。 
(10月9日21:32)

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