アフガン攻撃容認するな イスラム法学者が宗教見解〔朝日新聞〕

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投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 20 日 11:20:52:

インターネット布教などで、世界のイスラム教徒(モスレム)の人気を集めているイスラム法学者カラダウィ師はこのほど、ドーハの自宅で朝日新聞記者との会見に応じ、米英のアフガニスタン攻撃を事実上、容認したイスラム諸国会議機構(OIC)外相会議の声明を批判し、アフガンのモスレム同胞を助けることは、世界のモスレムの義務である、とのファトワ(宗教見解)を示した。
サウジアラビアでは、厳格なワッハーブ派の宗教権威の一人が最近、「モスレムに敵対する異教徒を支援する者は、モスレムの資格がない」とサウド王家を間接的に批判するファトワを出した。ワッハーブ派を自認する王家にとっては、統治の正統性にもかかわる一大事だ。このため、「アフガン民衆を苦しめる空爆には反対」(ナイフ内相)などと、微妙な軌道修正を図っているようだ。
こうした動きについて、カラダウィ師は、「同時多発テロの非難は当然だ。しかし、それを理由とした米英のアフガンに対する国家テロは非難すべきだ」と述べ、サウジをはじめとするアラブ首脳のあいまいな姿勢を批判した。
さらに同師は、アフガン攻撃に反対するイスラム宗教界の足並みがそろわない理由について、「メディアを十分に利用していないからだ。それが世界でイスラムに対する誤解を招く原因となっている」と述べ、イスラム学者が西洋文明との対話にもっと積極的になるよう訴えた。
また、米国が新たに資産凍結を決めた39のイスラム慈善団体の中には、テロ活動と関係のない組織が含まれていると指摘。「証拠もなくモスレムの義務であるザカート(喜捨)に干渉するのは、反イスラム感情をあおる政策だ」と、強い調子で批判した。
(10:55)

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