国際社会も「見殺し」 投降拒否のタリバン義勇兵

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投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 11 月 24 日 20:24:51:

11/23 19:00 国際社会も「見殺し」 投降拒否の義勇兵  外信51

 【イスラマバード23日共同】アフガニスタン北部クンドゥズの
明け渡し交渉は、虐待を恐れる外国人義勇兵が投降を拒み最大の障
害となっている。米国も国際法で保証されるべき投降兵の安全に無
関心で、これら義勇兵は国際社会から「見殺し」の状態に置かれて
いる。                           
 タリバン兵の中でも、アラブ諸国やパキスタン、チェチェンなど
の外国人に対する北部同盟の敵意は激しく、投降すれば処刑される
恐れが強い。                        
 アフガンでは、一九八○年代の対ソ連戦中から、捕虜への残虐行
為が横行。生皮をはがれて虐殺されたソ連兵も多い。その後の内戦
でも流血の報復が繰り返された。               
 特に、クンドゥズでタリバン軍と対峙(たいじ)するウズベク人
主体のドスタム将軍の部隊は気性が激しく、外国人兵士を「法律」
で裁くとしていても、捕虜虐待は避けられないとみられる。   
 アフガン攻撃を主導する米国も、こうした状況は十分に掌握して
いる。だが「米国は捕虜を受け入れる立場にない。外国兵が祖国に
帰ることは望まない」(ラムズフェルド国防長官)として、テロ組
織アルカイダ構成員を含む外国人兵士を、北部同盟の手に事実上ゆ
だねる姿勢を示している。                  
 同長官は、ウサマ・ビンラディン氏の扱いについて「生きて捕虜
になるより殺された方がいい」と言い切ったが、義勇兵もこれに準
ずる扱いをする方針とみられる。               
 クンドゥズのタリバン軍に千人近くが加わっているとみられるパ
キスタンは、ムシャラフ大統領が義勇兵の処遇に強い懸念を表明。
米英両国や赤十字国際委員会を通じ、捕虜虐待を禁じた国際法の順
守を北部同盟に強く働き掛けている。             
 だが、北部同盟が義勇兵の放免に応じても、本国ではイスラム過
激派として投獄されるのが確実で、約三千人とみられる外国人兵士
はクンドゥズで戦い続けるしかないのが実情だ。        
(了)  011123 1859              
[2001-11-23-19:00]

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