核テロの恐怖に警鐘 米で初の報告書

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投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 11 月 24 日 20:32:32:

11/24 09:14 核テロの恐怖に警鐘 米で初の報告書  外信41

 【ワシントン23日共同】米中枢同時テロのウサマ・ビンラディ
ン氏らテロ組織アルカイダによる核物質保有の懸念が広がる中、米
国の核兵器専門家らが二十三日までに、テロリストの核攻撃を想定
し、市民社会の態勢不足を警告する報告書「放射性物質を使ったテ
ロ攻撃への対応」を発表した。                
 報告書を作成した「米放射能保護と対策評議会」は最も起こり得
るシナリオとして「放射性物質と通常爆弾を合体させ放射性物質を
広範囲にまき散らす」゛汚い爆弾″のテロであることを明らかにし
た。実際に攻撃があれば「大混乱が起きる」と予想している。  
 今月中旬に米議会に提出された報告書は核テロに対する包括的な
対応策を初めてまとめた。                  
 報告書は核爆弾製造に関しては、濃縮ウランの入手と起爆装置の
開発はともに国際規制当局の監視をくぐり抜けるのが困難と指摘し
た。しかし、汚い爆弾は、放射性廃棄物など比較的手に入りやすい
物質と初歩的な爆弾を入手すれば、製造も犯行現場への運送も容易
であると説明している。                   
 また汚い爆弾の被害について、数キロ四方の市街地が放射能で汚
染され「短時間で生死が危うくなる量の放射能被ばく」を警告。広
範囲の市民生活を破滅的なパニックに陥れ、行政や治安をまひさせ
る心理的狙いも達成すると指摘している。           
 また放射性物質を(1)軽飛行機から空中散布する(2)都心の
雑踏でまき散らす(3)貯水池に混入させる―などのシナリオも描
いている。                         
 報告書は爆発や異変発生時に、放射性物質がまき散らされたかの
判断が通常つかないために、現場入りした消防隊員や警察官が大量
に被ばくしてしまう危険性にも言及。犯人特定のための現場の捜査
活動も放射能汚染のため長期間不可能となると述べている。   
(了)  011124 0913              
[2001-11-24-09:14]


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