開発めぐる動き活発化へ 資源豊富なカスピ海沿岸

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投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 11 月 09 日 20:15:59:

回答先: アゼルバイジャンとも交渉 米、対アフガン基地利用 投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 11 月 08 日 18:35:46:

11/08 18:29 開発めぐる動き活発化へ 資源豊富なカスピ海沿岸  外信92
共同
 アゼルバイジャンが油田開発を進めるカスピ海は天然資源の宝庫
とされ、これまでにも開発の利権をめぐる駆け引きの舞台となって
きた。アフガニスタンの「タリバン後」をにらんだ構想も加わって
、カスピ海沿岸諸国の開発競争はますます活発化しそうだ。   
 アゼルバイジャンの対岸に位置するトルクメニスタン。天然ガス
は世界第四位の埋蔵量を誇るが、供給するパイプラインは限られて
いる。                           
 タリバン政権がアフガンの首都カブールを制圧した一九九六年前
後に、米国の石油・天然ガス大手ユノカルはアフガン経由でパキス
タン、インドに通じる全長約千八百七十五キロの天然ガスパイプラ
イン建設を計画した。                    
 しかし、アフリカの米国大使館同時爆破事件で米国がアフガンを
報復攻撃したことを背景に九八年十二月、計画は中止された。  
 ユノカル中心の合弁企業に参加した日本の企業関係者は「当時は
イランを経由する構想やカスピ海を経由してトルコに抜ける構想も
あった」と語る。                      
 カスピ海ルートに関しては、アフガン経由ルート断念後も、アゼ
ルバイジャン沖のカスピ海油田からのパイプライン建設と並行して
話が進められていた。グルジア西部の黒海に抜ける方がコストは少
なくて済むが、ロシアの影響力増大を嫌う米国があえて距離の長い
ルートを選んだとされる。                  
 関係者は「イラン経由については米国との関係が障害。カスピ海
経由にしても海底を通すパイプラインはコストが掛かりすぎる。政
情さえ安定すれば、アフガン経由が最適なことには変わりない」と
タリバン後に構想が復活する可能性を示唆する。        
 トルクメニスタンは最近になって天然ガス開発で米国に協力を求
め、国連には復興の面からアフガン経由のパイプライン建設計画の
話を持ち掛けるなど、積極的な動きを見せている。       
 米国のアフガン攻撃に関しては人道支援のための領空通過しか認
めていないが、アゼルバイジャンの動きに刺激を受けて米国寄りの
立場を鮮明にするか、動向が注目される。(共同=伊藤仁志)  
(了)  011108 1828              
[2001-11-08-18:29]

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