ドスタム将軍北部同盟の不安定要因に マザリシャリフ奪還で

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投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 11 月 12 日 18:33:15:

回答先: 北部同盟でも内部対立 穏健派若手と保守派長老 投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 11 月 12 日 18:23:09:

11/12 16:02 北部同盟の不安定要因に 要衝奪還のドスタム将軍  外信83
共同
 アフガニスタン情勢は、反タリバン勢力「北部同盟」による北部
の要衝マザリシャリフ奪還で新たな局面に入ったが、奪還で主導的
役割を果たしたドスタム将軍の存在が同盟内の不安定要因として浮
上してきた。                        
 将軍は一九九八年までマザリシャリフを中心とする北部地域を「
ミニ国家」として支配しており、今回の凱旋(がいせん)で影響力
回復は必至。ウズベキスタン、トルコと密接な関係もあり、米軍に
とり今後の攻撃遂行で無視できない存在となりそうだ。     
 だが、かつて将軍に裏切られたラバニ大統領ら北部同盟の指導者
たちは根強い不信感を抱いており、内紛の火種となる恐れがある。
 「ドスタムはカネのためなら何でもする男だ」とパキスタンの情
報機関関係者。将軍の部隊は「略奪者」と住民から恐れられている
という。                          
 将軍は節目ごとに裏切りを繰り返し、地位を固めてきた。アフガ
ンでは少数派のウズベク人。八○年代、社会主義政権側でウズベク
人部隊を率いてイスラム・ゲリラと戦い台頭。ソ連軍撤退後はゲリ
ラ側に寝返り、社会主義政権崩壊に貢献。ウズベク人が多く住む北
部地域の支配を確立した。                  
 九○年代、国土が内戦で荒廃する中、周辺国との交易で巨額の富
を築き航空会社を経営。マザリシャリフに水晶のシャンデリア、プ
ールがある豪邸を構えた。                  
 ゲリラの内紛が始まると、原理主義のイスラム協会(ヘクマティ
アル派)と連携し、ラバニ大統領の追い落としを画策。タリバン支
配確立後も北部で君臨したが、九八年、タリバンに寝返った側近に
よって追放され、トルコに亡命した。             
 今年初め、ひそかに一時帰国。米軍のアフガン攻撃開始を受け北
部同盟に復帰していた。(共同)               
(了)  011112 1601              
[2001-11-12-16:02]

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