ビン・ラディンの声明文(9/28) 全訳

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投稿者 ドメル将軍 日時 2001 年 11 月 13 日 21:19:50:

空耳に原文のまま投稿したラディン氏の事件後初の声明文の全訳です。例のオカーズ紙の記事と併せて読むと面白いかと・・

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アル・カイーダ・グループは、9月11日の攻撃と無関係

パキスタンの紙Ummatとのインタビューでのオサマ・ビン・ラディン氏によれば、アル・カイーダ・グループは、アメリカ合衆国への9月11日の攻撃と関係がなかった。
オサマ・ビン・ラディン氏はユダヤ人または米国のシークレットサービスが攻撃の背後にあったことを示唆し、感謝とパキスタンに対する支持を表明し続けた。そして、西側に対する聖戦に参加するようパキスタンの人々に強く訴えた。
以下は“特別寄稿”によるインタビューのテキストである。9月28日のパキスタンの新聞Ummat紙に掲載された。インタビューの場所と日付は不明。
最初のパラグラフは、Ummatの導入である。

カブール: 著名なアラブのムジャヒディン(聖戦士):オサマ・ビン・ラディン氏は『 ワシントンとニューヨークに対する攻撃に彼と彼のアル・カイーダグループは何の関係もない』と話した。
彼は、『米国政府は米国内でアタッカーを発見しなければならない』と語った。

デイリー・Ummat紙との独占インタビューにおいて、彼は『アメリカのシステムの一部でありながらアメリカに背いて他のシステムの為に働く人々がこれらの攻撃を起こし得た』と語った。
『または、これは今世紀をイスラム教とキリスト教の対立の1世紀にしたい人々の行為でもありえた。』とオサマは語った。
『または、ユダヤ系アメリカ人(その人達はフロリダの選挙以来こずっとブッシュ大統領に反対している)は、この行為の立案者であるかもしれない。
米情報部の関与の可能性も大である。情報部は毎年何億ドルもの資金を必要とする。』
彼は『アメリカ合衆国には政府内の政府がある』と話した。
『秘密機関は、誰が攻撃の背後にいるかについて尋ねられなければならない。』と彼が語った。
オサマは、アフガニスタン攻撃を支持することは『イスラムのいくつかの国には必要であり、他の諸国にとっては強制である』と語った。
しかし、彼は『誤った軍隊の前に砦を建設したパキスタンの勇敢な人々に感謝した。』と話した。
彼はイスラム世界がパキスタンに大きな期待を寄せていると付け加えた。そして必要な時には『我々はこの砦を命を犠牲にしても守る』と。

以下はインタビューの完全な詳細である:
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Ummat: あなたは、ニューヨークとワシントンの攻撃に関与したと訴えられている。
あなたはこれについて何か言いたいことがありますか?
あなたが関係ないとすれば、誰でしょうか?

オサマ:最も情け深く、最も哀れみ深いアラーの名において。
アラーに賞賛を捧げる。(アラーは)全宇宙の創造者にして、全ての人間の為に地球を平和の住まいとして創られた。
アラーはサステナー(支え主)である。そして、その人は我々を導く為に預言者ムハンマドを遣わされた。
私はUmmat Groupに感謝する。(Ummatの)刊行物により私は、私の見解を人々(悪魔の嘘を信じることを拒否したパキスタンの特に勇敢なMomin 『本物のイスラム教徒』の人々)へ伝える機会を得た。
私は、アメリカ合衆国での9月11日の攻撃に関与していないと既に話した。
イスラム教徒として私は嘘をつくことを避ける為に最善を尽くす。
私にはこれらの攻撃についての知識がなかったし、私は無実の女性達や子供達と他の人々の殺害を評価可能な行動として考慮しない。
イスラム教は、無実の女性達、子供達と他の人々を害することを厳しく禁ずる。
そのような行為は戦いの間にも禁じられている。

アメリカ合衆国は、女性達と子供達と他の信仰(特にイスラムの信徒)をもつ一般の人々に対しあらゆる虐待を行っている。
この11ヵ月間パレスチナで続いている事の全ては、アメリカ合衆国とイスラエルの上に神の激怒を呼ぶのに十分である。
これらの所業の物言わぬ目撃者となったイスラムの国々にもまた警告がある。
以前、イラク、チェチェン、ボスニアで無実の人々に何がなされたか?
唯一の結論は、合衆国と西側の無関心から導き出される。テロと反イスラム勢力であり反イスラムの戦力を支援するアメリカに支援された暴君の行動にたいする無関心
イスラム諸国とのその友情は虚偽というより、寧ろ見世物である。
これらの国を唆すか、脅迫することによって、アメリカ合衆国は彼らにその選んだ方の芝居をすることを強制している。
見回してごらんなさい。そうするとあなたはアメリカ合衆国の奴隷が『イスラム教徒の』支配者か敵であることが分かります。
米国には友人がいないし、持ちたくない。友情の前提条件は友人のレベルに行くか、自身と同等と考えることだからです。
アメリカは、アメリカと同等なものなど見たくないのです。アメリカは他者に隷属を期待するのです。
したがって、他の国々はその奴隷か従属者なのです。

しかし、我々のケースは異なる。
我々は全能の神のみへ隷属を誓った。その誓約の後には他の如何なる者への隷属も不可能である。
もし、我々がそれをするならば、それは我々のサステナーと彼の仲間の存在を無視することになる。
彼らの自由を支持する世界の大部分の国は宗教国家である。それはアメリカ合衆国の敵である。あるいは、後者は彼らをその敵と思う。あるいは、中国、イラン、リビア、キューバ、シリアと旧ロシアといった、隷属を受け入れない国々。
9月11日の行為を行った人は誰であろうと、アメリカの人々の友人ではない。
私は既に、『我々はアメリカのシステムに対抗するが、アメリカの民衆には対抗しない』と話した。ところが実際には一般のアメリカの民衆が死んだ。
私の情報によれば、犠牲者数は米国政府が発表したものより遥かに多い。
しかし、ブッシュ政権はパニックの拡大を望まない。
アメリカ合衆国は、それ自体の中(合衆国内)でこれらの攻撃の犯人を追跡しようとしなければならない;
米国システムの一部であるが、それに対して異議を唱えている人々。

または他の幾つかのシステムのために働いている人々;
今世紀をイスラム教とキリスト教の対立の1世紀として作り上げたいと望む人々、そうすることにより彼らの文明・民族・国・イデオロギーを存続しえた人々。
彼らはどんなものでもありえる。ロシアからイスラエルへ来たもの、そして、インドからセルビアへ来たもの。
米国には、何十ものよく組織化され、よく装備されたグループがある。そしてそれは大規模な破壊を引き起こすことができる。
それから、あなたは決してユダヤ系アメリカ人を見落としてはならない。彼らはフロリダでの選挙以来ブッシュ大統領に悩まされ、彼(ブッシュ)に復讐したがっている。
そして情報部が米国にある。それは米議会と米政府に毎年何億ドルもの資金を要求する。
この『資金提供問題』は旧ソ連が存在する限り大問題ではなかった。しかし、その後(ソ連崩壊後)これらの機関の予算は危険に瀕した。

彼らは敵を必要とした。
それで、彼らは先ずオサマとタリバンに対して宣伝を始めた。それからこの事件は起こった。
ブッシュ政権は、40億ドルの予算を認可した。
この莫大な金額はどこへ行くか?
それは同じ機関−巨大な資金を必要とし、彼らの重要性を発揮したい機関−に提供されるだろう。
現在、彼らはその金銭を彼らの拡大のために、そして彼らの重要性を増大させるために費やすだろう。

実例を示そう。
世界中から来る麻薬密輸業者は、米国の秘密機関と接触している。
これらの機関は麻薬栽培と取引を根絶やしにしたくはない。彼らの勢力が減弱させられるからだ。
米国麻薬取締局の職員は麻薬取引を奨励する。そうすることにより彼らは自らの能力を証明し、何百万ドルもの予算を獲得出来るからだ。
ノリエガ将軍はCIAによって麻薬の大物にされ、危機にあってスケープゴートにされた。

同様に、ブッシュ大統領あるいは米国の大統領なら誰であろうと、彼らはイスラエルをその人権虐待によって裁判に引き出す事もその種の犯罪に対して責任を負わせることも出来ない。
これは何であろうか?
合衆国の政府内に政府が存在するのではないか?
その秘密政府は、『誰が攻撃をしたか』と問われねばならない。

Ummat: 世界の多くの国が、アフガニスタン攻撃を開始するためのアメリカ合衆国の召集に加わった。
多くのイスラム国も参加した。アル・カイーダは、同様にこれらの国に聖戦を布告するのか?

オサマ: 私は、私の義務はちょうどイスラム教徒を呼び覚ますことにあると言わなければならない;
彼らにとって『何が良いか、何が良くはないのか』を彼らに伝えることです。
イスラムが唱えるのは何か?イスラムの敵は何を望むのか?
アル・カイーダは不正に対する聖戦を遂行するために設立された。特に異教徒の国のイスラム教国に対する猛攻撃に対決するために。

聖戦はイスラム教の第6番目の宣言されていない要素である。
『最初の5つはイスラムの基本的で神聖な言葉である。祈祷、断食、メッカ巡礼、施し』
あらゆる反イスラムの人々はそれを怖れる。
アル・カイーダは、この要素を生かし、活発にし、イスラム教徒の日常生活の一部分にすることを望む。
イスラム教徒に礼拝のステータス与えたい。

我々は如何なるイスラム教国にも対立しないし、我々は聖戦としてのイスラム教国との戦いを考慮しない。
彼らがムスリムであるという理由で無実のイスラムの男性達と女性達、子供達を殺害する異教徒の国々に対して我々は聖戦を行う。
米国の行動を支持することは、幾つかのイスラム教国に必要であり、他のイスラム教国には強制である。
しかし、彼らがアフガニスタンのようなイスラム教国に対するキリスト教徒とユダヤ人の攻撃を支持するならば、彼らの宗教上・道徳の立場に何が残されるかを考えなければならない。
そのような個人、組織と国に対するイスラムのシャーリア(法律学)の命令は明白である。そして、イスラム同朋の全ての学者の意見も一致している。
我々は同じことをする。それはアミール(支配者)ol-Momenin 『忠実な信者の指揮官』であるムッラー・オマールとイスラム法学者によって発動された。
イスラム教国の人々の心は、聖戦の呼びかけに鼓動している。
我々は彼らに感謝する。

Ummat: ニューヨークとワシントンの攻撃で引き起こされた損失は、米国経済的打撃を与えることはあまり難しくないということを証明した。
米国の専門家は、さらに若干のそのような攻撃でアメリカ経済を低下させられると認める。
何故アル・カイーダは彼ら(アメリカ)の経済の柱を目標としないのか?

オサマ: 私は、我々がアメリカ合衆国に敵対するものではないと既に語った。
我々はシステムに反対する。そのシステムは他国を奴隷化し、他国に政治的・経済的自由を投げ出すよう強制する。
このシステムは、ユダヤ系アメリカ人によってすっかり管理されている。彼らの最優先事項は『イスラエル』であり、『アメリカ合衆国』ではない。
それは単にアメリカの民衆は彼ら自身ユダヤ人の奴隷であり、彼等(ユダヤ人)によって設定された原則と法に従って生きることを強制されるということである。
そう。罰はイスラエルに及ばなければならない。
実際、イスラエルである。イスラエルは無言で無実のムスリムと合衆国に大虐殺を与えている。

Ummat: 武装闘争は別として、何故イスラムの敵を他の手段で害することはできないのか?
例えば、ムスリムに西洋の製品、銀行、海運会社とTVチャンネルをボイコットさせることです。

オサマ: まず西洋の製品のボイコットであるが、これはイスラム同朋愛が完全に呼び覚まされ組織化されたときに可能になる。
第2に、イスラムの会社は、西洋の会社の製品と同等な製品を自ら生産出来るようになるべきである。
自足経済が達成され代替となる製品が製造されない限り西洋の製品のボイコットは不可能である。
あなたは富がイスラム世界にばら撒かれたことを知っている。
しかし、現代の要求に合ったイスラム禁止命令を説く、そして、国際的影響力を持つ一つのTVチャンネルも得られなかった。

ムスリムの投資家と慈善家はそれを作るべきである。『世論の武器』が使われるのだからそれを保持すべきである。
今日の世界は世論であり、国家の運命はその圧力を通して決定される。
一旦、世論を造るための道具を得れば、あなたが求めたことは全て成し遂げられる。

Ummat: これまで、あなたの闘争に関する全宣伝は西洋のメディアによって創られてきた。
しかし、あなたからはアル・カイーダ・ネットワークとその聖戦の成功に関する情報は何も得られていない。
コメントしてくれますか?

オサマ: 事実、西洋のメディアは何もあとにも残さない。そこには、長期間生き残るため主題以外に如何なる主題もない。
我々は他になすべきことがある。
聖戦と成功のための闘争はアラーのためにある。彼の保証人を悩ますためにあるのではない。
我々の沈黙は、我々の真の宣伝である。
拒絶、説明あるいは間違いは、単にあなたの時間を浪費させる。敵はそれを通じてあなたを無益なものへと引き込みたいのだ。
これらのものは、あなたをあなたの大儀から引き離している。
西洋のメディアはそのような根拠のない宣伝を発している。それは我々を驚かす。しかしそれは彼らの心に悪影響を及ぼし、徐々に彼等自身がその宣伝の捕虜になる。
彼らはそれが怖くなり、彼ら自身を傷つけ始める。

テロは近代において最も恐れられた武器である。そして、西洋のメディアはそれ自身の人々(西欧の人々)に対して無慈悲にもそれを使っている。
それはヨーロッパとアメリカ合衆国の人々の精神に『恐れと無力』を加えることができる。
それは『アメリカ合衆国の敵には出来ないことを、合衆国のメディアがしている』という意味です。
あなたは、戦争中の国家の業績(それは恐れと無力に苦しむ)とは何であるかを理解することができます。

Ummat: 米国によって成されたアル・カイーダの口座凍結の影響はどうでしょうか?

オサマ: 神は彼のために働く人々のために道を開く。
口座の凍結は、アル・カイーダや他の聖戦グループに何らの不都合も齎さない。
アラーの恵みで、アル・カイーダは3つ以上のそれに代わるような金融システムを持っている。
そして、それらは完全に相互に独立している。このシステムは聖戦を愛する人々の後援の下で運用されている。
アメリカ合衆国が何を言おうと、団結した世界さえ彼らの方針を変えさせることは出来ない。
これらの人々は何百でなく、何千、何百万といる。
アル・カイーダは、西洋の金融システムの亀裂を知るこのような教養ある若者達によって構成される。また、彼等は彼等の手中にラインがあることも知っている。
これらはまさに西洋の会計システムの欠陥である。そしてそれらは西洋の会計システムにとって罠になる。そしてこのシステムは多くの日の経過を以ってしても回復しえない。

Ummat: アフガニスタン以外にあなたが安全に聖戦を続けられる場所がありますか?

オサマ: 現在、強固な聖戦の力が世界各地に存在する。インドネシアからアルジェリア、カブールからチェチェン、ボスニアからスーダン、そしてビルマからカシミールに。
それは私個人の問題ではない。
私は神の無力な同胞である。神の前で絶えず私の義務を恐れる。
聖戦のそれはオサマの問題ではない。イスラム教の、そしてイスラム文化圏の問題である。
神のおかげで、聖戦を遂行している者達は頭を上げて歩くことが出来る。

オサマが居なかった時も聖戦は存在した。同じようにオサマがもはや存在しなくなっても聖戦は存続する。
アラーは、命・財産・子供達と共にアラーの道を行く者たちに道を開き、その心に愛を創る。
信じなさい。聖戦を通して人は求めるものすべてを得る。
そしてイスラム教徒の最大の希望は生命のあとにある。
苦痛は永遠の生命に到達する最短の道である。

Ummat: あなたは、アフガニスタン攻撃に関するパキスタン政府の政策について何か言うことがありますか?

オサマ: 我々は、間違った軍隊の前に封鎖を立て、戦いの最初の隊列に立ったパキスタンの勇敢な本物のイスラム教徒(Momin)の人々に感謝する。
パキスタンはイスラムの兄弟にとって大きな希望である。その人々は呼びさまされ、組織され、そして信仰の精神が豊富である。
彼らはソ連とのその戦いでアフガニスタンを後援し、あらゆる援助をムジャヒディンとアフガニスタンの人々に与えた。
まさにパキスタンの人々はタリバンと支え合っているのだ。
そのような人々がちょうど2つの国で出てくるならば、西側の支配は数日で縮小するでしょう。
我々の心臓はパキスタンで鼓動した。そして(断じてないように)難しい時が来るならば、我々は我々の血でそれを守る。
パキスタンは我々にとって礼拝の場所のように神聖である。
我々は聖戦の民である。そして、パキスタン防衛のために戦うことは我々全てにとって最高の聖戦である。
誰がパキスタンを統治するかは我々にとって重要ではない。
重要なことは、パキスタンの人々の心のなかで聖戦の精神が生き、さらに強くなったことである。

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