パレスチナ自治区:イスラエルの報復攻撃におびえる街〔毎日新聞〕

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投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 12 月 05 日 11:40:20:

【ガザ(パレスチナ自治区)小倉孝保】
連続自爆テロを受けたイスラエル軍による報復攻撃から2日目の夜を迎えたパレスチナ自治区ガザに4日夜(日本時間5日早朝)入った。同夜から激しい雨を伴った嵐となり、攻撃は止んでいた。イスラム教の宗教行事・ラマダン(断食月)中は日没後、住民でにぎわう通りも、巻き添えを恐れ、商店がシャッターを閉め切り、不気味な静けさが漂い、街全体が攻撃の再開におびえているようだ。
ガザ市の中心街オマル・エルムフタール通り。道路をはさんで衣料、食品関係の店や飲食店が軒を連ねガザ市で最も賑やかな通りだ。だが、ほとんどの店が4日夕には店じまいしたという。雑貨店主、アブドルメギドさん(46)は「イスラエルのやっていることこそ、テロじゃないのか。シャロン(イスラエル首相)のせいで、我々の生活はめちゃくちゃだ」と激しい怒りをぶちまけた。生活のために店を開けているが、客はほとんどないという。
静まり返った通りで客を探していたタクシー運転手、アリさん(23)は「アラファト(パレスチナ自治政府議長)はこんな攻撃を放置しておくのか。ここは俺たちの故郷のはずなのに、イスラエルに好き勝手にされている」と興奮して話した。
アリさんによると、ラマダン中、この通りは家族連れがショッピングを楽しんだり、若者から年寄りまでが遅くまでおしゃべりに興じる。3日の攻撃開始からそうした華やかさは消えうせたという。
喫茶店主のアハマドさん(28)は「イスラエルの脅しに負けないようにと店を空けたがやっぱり客は来ない。ラマダンの夜は普通、チャイ(紅茶)を飲んだり、シーシャ(水たばこ)をする人でいっぱいだ。それがこんなもんだ。米国もイスラエルと同罪だ」とはきすてた。
[毎日新聞12月5日] ( 2001-12-05-10:54 )

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