パレスチナ:爆風で少年50メートル飛ぶ イスラエル憎む住民〔毎日新聞〕

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投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 12 月 06 日 14:36:40:

【ガザ(パレスチナ自治区)小倉孝保】
「爆風で少年は50メートルも吹き飛ばされた」――。イスラエル軍の大規模な爆撃を受けたガザ市のパレスチナ治安当局本部ビルの周辺住民は5日、前日の攻撃の凄まじさを語った。昨年秋の衝突発生以来最大の空爆だったといい、住民はイスラエルへの憎しみを増している。
本部ビル(4階建て)は中央部が空爆で完全に破壊され、骨組みの一部だけが残っていた。周辺数十メートルの範囲で住宅の窓ガラスが粉々に割れ、爆風の強さを物語る。地元ジャーナリストは「昨秋以来、最大の空爆だった」と語った。
イスラエル軍は4日正午前、F16戦闘機で本部を攻撃した。ガザ市の中心街で学校も多い。最初の攻撃で、ほとんどの学校は授業を停止。児童・生徒を自宅に帰す措置をとった。近くの高校に通うモハマド・アブマラサ君(15)は本部ビル近くの墓地を通って帰宅する途中、2度目の空爆に遭い、死亡した。
本部ビル前にいたパレスチナ警察官は「子供たちが怖がって家に急いでいる時だった。子どもたちは爆風でなぎ倒された。モハマド君は50メートルも飛ばされ、墓地内で死亡しているのが見つかった」と当時の様子を語った。
地元紙によると、4日の攻撃で約150人の子どもがけがをして病院に運ばれた。病院は不明の子どもたちを探す親でごった返したという。
同本部ビル前のアパートに住むアブドラさん(58)は「家の中まで無茶苦茶に壊された。家族の誰もけがをしなかったのが不思議なぐらいだ。イスラエルはテロ対策といってテロと関係ないところをどうして攻撃するんだ」と怒りが収まらない様子。
ビル周辺には攻撃の跡をみようとする子供たちが大勢訪れ、口々に「大きくなったらイスラエルに仕返ししてやる」と話した。暴力の連鎖は確実に広がっている。
[毎日新聞12月6日] ( 2001-12-06-12:51 )

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