★阿修羅♪  戦争7
 ★阿修羅♪
戦争7検索 AND OR
 

ロシア・プーチン大統領、米ABM廃棄を批判〔読売新聞〕

投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 12 月 14 日 12:16:45:

【モスクワ14日=伊熊幹雄】
ロシアのプーチン大統領は13日夜、米政府の弾道弾迎撃ミサイル(ABM)制限条約脱退決定に関して、特別テレビ演説し、「決定は間違っている」と批判する一方、米露の現在の友好関係を維持し、新たな軍縮合意を目指すよう求めた。
プーチン大統領は、演説の中で、「今回の決定は、予期しなかったことではない」と、すでに織り込み済みであるとした上、「ロシアの国家安全保障に脅威を与えないと衷心より信じている」と述べ、ロシアの脅威にならないと強調した。
プーチン大統領はさらに、「米露の現在の2国間関係の水準が維持されるだけでなく、(良好な関係を基に)戦略面での協力の新しい枠組みを作るべき」と述べて、米露が核兵器劇的削減など、新軍縮合意に動くよう求めた。
またプーチン大統領は、次期軍縮合意について「(戦略核弾頭数を)双方1500から2200の水準に削減すべきだ」と提案した。核弾頭数については、ブッシュ大統領が先月の米露首脳会談の際、「双方1700から2200」の水準まで削減を提唱した。露側も従来、1500を削減のめどに掲げていたが、プーチン大統領自身が具体的削減目標を提案したのは初めて。
プーチン大統領の演説は、ブッシュ政権の決定に異議を唱えながら、ロシアは新状況に十分対応できるとした点で、米国との妥協の道を探っている。ロシアは以前、ABM制限条約を盾にミサイル防衛(MD)網絶対阻止の姿勢だったが、プーチン政権は最近、MD構想容認に傾いており、この日の演説でも、容認姿勢は明白だった。
この背景には、「現状の技術では、露軍のミサイルを完全に封じ込めることは無理」との見極めがある。
またロシアは、「MDを導入するなら、米側は露側より大幅な核軍縮をすべき」と主張しており、プーチン大統領がこの日の演説で触れた「新しい枠組み」は、MD配備を念頭においた新軍事バランス構築を求めたものだ。
(12月14日11:06)




フォローアップ:

全★阿修羅♪=

 

 

 

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。