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「武器はパレスチナ自治区へ」拿捕船長が証言〔読売新聞〕

投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 1 月 08 日 22:37:15:

(回答先: 武器密輸船パレスチナ船長、「自治政府高官指示」と証言〔朝日新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 1 月 08 日 16:25:01)

【エルサレム8日=当間敏雄】
イスラエル軍が3日に紅海で拿捕(だほ)した武器密輸船のパレスチナ人船長が7日、同国南部アシュケロンの刑務所でイスラエル国営テレビなどのインタビューに答え、武器輸送先はパレスチナ自治区で、自治政府高官から指示を受けていたと証言した。自治政府は関与を強く否定しているが、武器密輸事件で、自治政府に対する強硬姿勢を強めているイスラエルのシャロン首相にとっては、追い風となりそうだ。
船長はパレスチナ解放機構(PLO)主流派ファタハの1976年以来のメンバー、オマル・アカウィと名乗り、パレスチナ沿岸警備隊所属で、ギリシャにいる自治政府高官、アデル・アワダラ氏から輸送指示を受けたと言明。「イラン沖のある地点」で船積みしてペルシャ湾を出発、紅海からスエズ運河を抜けてエジプト・アレクサンドリア港に向かい、同港で小型船に移し替えて自治区ガザ沖に運ぶ手はずになっていたと語った。
イスラエル側情報によると、アワダラ氏は自治政府の武器調達責任者。積み込みはイラン沖のキーシュ島で、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラ関係者も加わって行われたという。武器類は50トン以上。イスラエルの主な都市を射程に収める長射程カチューシャ・ロケット砲をはじめ対戦車砲、迫撃砲、対戦車地雷などが含まれていた。
1993年のオスロ暫定自治合意に基づいて発足した自治政府には治安維持の警察機能が認められているだけで、警官が持てる武器も短銃や小銃などに限定されている。積載されていた武器類は明確なオスロ合意違反だが、船長は「武器はパレスチナ人民の防衛のためのもの。イスラエルが高性能武器を持っていて我々が持っていないのは公正ではない」などと語った。
イスラエル側は、今回の密輸は、対米関係を損ないかねないイランとの取引であったことや、一説では総額1500万ドルにも上る大量の武器だったことからアラファト議長の決裁がなければ不可能だと見ている。
議長自身は7日、ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区ラマッラで、欧州連合(EU)のソラナ共通外交安全保障上級代表と会談した際、武器密輸の関係者がわかれば尋問し処罰すると言明し、自らの関与を否定。自治政府は内部調査のための委員会を設置した。
密輸船と自治政府を関連付ける情報は今のところイスラエル側から出ているだけで、米国が「だれが受取人だったのかわからない。情報を調査中」(国務省)と距離を置く姿勢を見せ、真相は未だ藪(やぶ)の中だ。
また、7日付の英国の海事専門誌ロイズ・リストによると、同船の所有者は書類上、イラク国籍の人物となっており、自治政府が同船を購入したとのイスラエル側発表と相違する。
(1月8日22:16)




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