★阿修羅♪  戦争8
 ★阿修羅♪
戦争8検索 AND OR
 

「対テロ」で利害一致 イスラエルと印が急接近

投稿者 倉田佳典 日時 2002 年 1 月 21 日 18:54:00:

01/21 15:48 「対テロ」で利害一致 イスラエルと印が急接近  外信44
共同
 イスラエルとインドが急接近している。イスラム原理主義組織ハ
マスなどパレスチナ過激派のテロに悩むイスラエル。インドは、パ
キスタンにカシミールのイスラム過激派摘発を強く要求しており、
「対テロ」で利害が一致した形だ。              
 両国は国交を結んで今年で十年。今月七日からペレス・イスラエ
ル外相がインドを訪問、シャロン・イスラエル首相の訪印も近く計
画されており、急速な関係緊密化にイランなどが警戒を強めている
。                             
 ペレス外相は八日、ニューデリーで「イスラエルは、インドのテ
ロとの戦いをあらゆる手段で支援する」と述べ、両国の゛同盟関係
″を強調した。                       
 両国は六日にはエルサレムで、テロ対策に関する初の実務者協議
を開催、具体的な協力の枠組みづくりに乗り出した。イスラエル外
務省高官は「イスラム過激派に関する情報交換などが中心になる」
と述べた。                         
 インドは非同盟諸国の大国として、パレスチナ解放運動を支援、
国連では常にパレスチナ支援の立場をとり続けてきた。     
 だが、湾岸戦争後の中東和平の機運からイスラエルと国交を樹立
して以降、両国の関係は深まり、少額にすぎなかった貿易額は十億
ドル規模にまで発展。                    
 これに伴いインドの対パレスチナ姿勢も微妙に変化しつつある。
インドの英字誌インディア・トゥデーは社説で「テロ抑止に及び腰
なパキスタンの姿勢は、(パレスチナ自治政府の)アラファト議長
と同様に悪名高い」と批判。パキスタンを、過激派を支援している
とイスラエルに批判される自治政府になぞらえた。       
 自治政府は、両国の関係強化の動きに不快感を示しており、在テ
ルアビブのインド外交筋は「パレスチナの大義を支持するインドの
姿勢に変わりはない」と述べ、釈明に躍起だ。         
 パキスタンはイスラム諸国初の核保有国で、アラブ諸国への核拡
散をイスラエルは懸念しており、インドとの関係強化にはパキスタ
ンをけん制する思惑もあると指摘されている。         
 パキスタンは、ペレス外相のインド訪問に反応は示していないが
、インドとも良好な関係を持つイランが「南アジアでのイスラエル
の活動を懸念する」と表明した。               
 中東の軍事大国イスラエルにとって、インドは主要な武器輸出先
。ペレス外相は訪問中、インドへの空中警戒管制機(AWACS)
売却も協議したとみられ、両国関係の強化は、南西アジアの地域バ
ランスにも影響を及ぼしかねない。(エルサレム共同=島崎淳) 
(了)  020121 1548              
[2002-01-21-15:48]




フォローアップ:

全★阿修羅♪=

 

 

 

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。