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(回答先: 露独立系TVの放送停止 政権の言論統制に批判必至 投稿者 倉田佳典 日時 2002 年 1 月 22 日 17:06:31)
01/22 16:04 翼賛報道時代に逆戻り ロ政権のTV統制が完遂 外信46
【モスクワ22日共同】ロシアのプーチン大統領は有力テレビ局
の中で最後まで政権に批判的な姿勢を貫いてきた「TV6」を放送
免許取り消しという荒技で閉鎖に追い込んだ。二年後の再選に向け
テレビ局を統制下に置き、自らの宣伝媒体として活用するマスコミ
戦略を完遂した形。
ソ連崩壊後の民主化で初めて報道の自由を獲得したロシアだが、
どのチャンネルを回しても大統領の業績を誇示するニュースばかり
という、ソ連時代のような翼賛報道に逆戻りしそうだ。
昨年九月の米中枢同時テロを契機に対米協調路線に転換したプー
チン政権が、内政的には権威主義的色彩を一層強めている表れだ。
この背景には「反テロ作戦でロシアの協力が不可欠である米国が
、プーチン政権の開発独裁的姿勢を表向きは批判するものの、実際
は容認するとのロシア側の読みがある」(モスクワ・ニュース紙の
テレン副編集長)とみられる。
プーチン政権は昨年四月、政権批判の急先ぽうだった民間テレビ
NTVの経営権を奪取。国営ロシア・テレビ、ロシア公共テレビと
合わせて三大テレビ局を掌握した。
三大テレビはニュースのトップで、閣議や記者会見での大統領発
言を長々と流すのが通例となった。暖房用燃料供給や年金問題など
で閣僚に細かく指示を与える大統領の姿が映し出される。政府批判
は影もない。「国民を思いやる指導者」のイメージが茶の間に浸透
する仕掛けだ。TV6に代わる新局がこれに加わる。
テレン副編集長は70%前後の高支持率を維持する「プーチン人
気」の要因として「巧みなテレビ戦略がある」と指摘する。
(了) 020122 1603
[2002-01-22-16:04]