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アチェ独立派司令官が戦死 作戦続行、紛争激化も

投稿者 倉田佳典 日時 2002 年 1 月 24 日 18:12:00:

(回答先: 死刑、長期拘置、盗聴も可 インドネシア「対テロ法」 投稿者 倉田佳典 日時 2002 年 1 月 23 日 18:47:40)

01/23 21:45 アチェ独立派司令官が戦死 作戦続行、紛争激化も  外信107

 【ジャカルタ23日共同】インドネシア・アチェ特別州(スマト
ラ島北西端)の独立派武装組織「自由アチェ運動」(GAM)のス
ポークスマンは二十三日、共同通信に対し、GAMのアブドラ・シ
ャフィ最高司令官(50)が二十二日、同州ピディ県で国軍との戦
闘中に妻と共に死亡したことを明らかにした。         
 同州の国軍当局者も戦死を確認した。スポークスマンによると、
ムザキル・マナフ副司令官(37)が最高司令官代行に任命された
。                             
 最高司令官の死はGAMにとって大きな打撃。同州に陸軍軍管区
復活を決めたばかりのメガワティ政権は、GAM制圧作戦を続ける
一方で自治拡大での妥協を呼び掛けるとみられるが、報復を図るG
AMとの間で紛争がさらに激化する恐れがある。        
 国軍当局者によると、精鋭の陸軍戦略予備軍部隊がシャフィ司令
官の拠点とされるジムジム村を急襲し、司令官は左胸を撃たれた。
妻とGAMメンバー五人も死亡した。             
 同司令官は一九九五年に就任。二○○○年三月にワヒド前大統領
のボンダン秘書官と和平について会談するなど、現地で指導的な役
割を果たしてきた。GAM最高指導者のハッサン・ティロ氏はスウ
ェーデンに亡命している。                  
 スポークスマンによると、マナフ司令官代行は一九八六―九○年
にリビアで軍事訓練を受け、帰郷後、メンバーの訓練に中心的な役
割を果たしてきた。                     
 アムリGAM野戦司令官は「GAM司令官は死なない。闘いは続
く」と述べた。                       
(了)  020123 2145              
[2002-01-23-21:45]




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