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【ベルリン31日共同】国際テロ組織アルカイダのメンバーの疑
いがあるとして、ドイツ捜査当局が昨年十二月に家宅捜索を行った
ハンブルク市内のスーダン人男性(33)宅から、ベルリンの在ド
イツ日本大使館の設計図が押収されていたことが三十日までに明ら
かになった。ドイツ週刊誌フォークス最新号が伝えた。
ハンブルク地方検察庁は当面、男性を任意で捜査する意向。アル
カイダが日本大使館を標的にしていた可能性もあるとみて、入手経
路などについて詳しく事情を聴いている。
機密扱いの大使館の設計図がアルカイダとの関係が疑われる人物
の手に流出していたことで、日本の在外公館の情報管理の在り方も
問われそうだ。
在ドイツ日本大使館の山下哲生公使は、ドイツ側から事実関係に
ついて連絡を受けたことを認めたが、詳細については「捜査中の事
件なのでコメントできない」と話している。
フォークス誌によると、男性はテロ実行犯とされるモハメド・ア
ッタ、マルワン・アルシェヒ両容疑者が在学していたハンブルク工
科大の留学生で、機械工学を専攻。両容疑者の電話記録を調べてい
た米当局からの通報で昨年十二月三十日に家宅捜索が行われ、ベル
リンのイスラエル大使館の設計図も押収された。
男性はアルカイダとの関係を否定、大使館の設計図は研究目的で
入手したと話しているとされるが、ベルリン在住のスーダン人と、
爆発物の取り扱いについて電話連絡していたとの情報もある。
日本外務省筋によると、在外公館の設計図は公館が厳重に管理、
主な施行業者が補修などに備えてコピーを持っている。業者には契
約上の守秘義務があり、下請け業者が設計図を使う場合は工事終了
後に図面を回収しているが、工事関連業者から図面のコピーが流出
した可能性もある。
(了) 020131 2145
[2002-01-31-21:45]
01/31 21:21 設計図押収捜査は任意で 独地検、流出に多くのなぞ 外信116
【ベルリン31日共同】ドイツ北部のハンブルクで、テロ組織ア
ルカイダとの関係が疑われる男性宅から在ドイツ日本大使館の設計
図などが押収された問題で、ハンブルク地方検察庁は三十一日、男
性の捜査を当面、任意で続ける意向を示した。
大使館に対する具体的なテロ計画があったのか、機密扱いの大使
館設計図がなぜ流出したのかなど、事件には多くのなぞが残されて
おり、全容解明には時間がかかりそうだ。
同地検によると、男性関連の捜査は検察当局が警察から引き継い
だが(1)男性がアルカイダとの関係を否定している(2)設計図
を所持していただけでは犯罪にならない―などの理由で、逮捕は見
送られた。
日本外務省筋によると、在外公館の設計図は公館が厳重に管理し
、主な施工業者が補修などに備えてコピーを持っている。業者には
契約上の守秘義務があり、下請け業者が設計図を使う場合は、工事
終了後に図面を回収しているという。
ベルリンの日本大使館は昨年三月に改修を終えたばかりで、工事
関連業者から図面のコピーが流出した可能性もある。
ドイツは一九九九年に首都機能がボンからベルリンへ移転したの
に伴い、各国大使館も移転。男性はベルリンのイスラエル大使館の
設計図も所持していたとされる。同大使館は昨年五月の開館である
ことから、この流出も工事に紛れて関係業者から図面が流れた可能
性がある。
(了) 020131 2120
[2002-01-31-21:21]
02/01 09:06 設計図をフロッピーに保存 外信29
【ベルリン31日共同】テロ組織アルカイダに関連した家宅捜索
で、ドイツ捜査当局がハンブルク市内のスーダン人男性宅から在ド
イツ日本大使館の設計図を押収した問題で、この男性の弁護士は三
十一日、設計図がフロッピーディスク(FD)に保存されていたと
述べた。
AP通信がハンブルクの地元ラジオの報道として伝えた。
弁護士はラジオ局のインタビューに対し、警察当局が男性宅を捜
索した際、室内にあった家具の中から複数のFDを押収。その中に
、在ベルリンの日本大使館とイスラエル大使館の設計図が含まれて
いたと語った。
男性はFDの内容を把握しておらず、家具は倒産した建設会社か
ら譲り受けたと主張しているという。
一方、ハンブルク地方検察庁は三十一日、あらためて男性に出頭
を求め、任意で事情を聴いた。
(了) 020201 0906
[2002-02-01-09:06]
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題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
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