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★阿修羅♪
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(回答先: 俺の「趣味」 投稿者 アルファンド 日時 2003 年 8 月 01 日 23:25:09)
アルファンドさん、どうもです。
アルファンドさんの趣味は「懊悩」と「苦悩」と「悔恨」ですか。うーん、愉快な趣味を聞かせてもらったかな。もしかして失礼なことを言ってるかもしないけど、愉快ですね。こーゆーことを言う人は嫌いじゃない。だけど珍しい。珍しいから愉快。やっぱりアルファンドさんとは話していて楽しい。
こんな感想でした。
私の「理想」とか「世界観」ですか。
私にとっては非常に難しいことを要求しますね。だけど聞きたいと言われれば、それにはきちんと答えたい。
昔の私は、自分や自分の周りだけの人間が楽しく幸せに生きていければいいと、やりたいようにたくさん金を稼いで、好きな物を好きなだけ買い、どんなものからも束縛されずに、好き勝手に生きていければいいと、それが幸せの「理想」でした。要するに知らない奴や、赤の他人はどうなろうと知ったこっちゃないと、こう考えていました。いや、知らないやつのことなんて知ったこっちゃないとも考えていませんでした。どーでもよかったのかな。
何処かで見知らぬ人が殺されようが、戦争が起ころうが、そんなことは私にとってどーでもよかった。
「世界観」。こんなものは持っていなかった。世界を知らなかった。これが以前の私です。
「ベンツ」「セルシオ」「ブルガリ」「ロレックス」「ベルサーチ」「バクチ」「財布の中身」「金庫の中身」「豪遊」「恋人」「友情」「義理」「見栄」「プライド」「酒」「ドラッグ」「優越感」そして最上位が「現金」。こんなもののために生きていた。
今考えれば半分以上はいらないものばかりだ。
これが変わった。私の中では革命に等しい。
「理想」がひっくり返った。すべての価値観や考え方が変わった。
自分は他人がいるからこそ、存在しているんだ、とこう思うようになった。
自分は何でも知っていると思い、いい気になっていたが、実は何にも知らないということを知った。
すべてがうまくいっているように見えたが、何もうまくいっていなかった。
金さえあれば幸せだと、何でも買えるし、そうなれば私の周りも幸せになれる、と思っていたが、これも錯覚だった。
金さえ掴めば自由だと思っていたし、その金を稼ぐためなら何をしても自分の中では許せることだった。が、これも違った。
よーするに、それまで生きてきて育ててきたもの、得たもの、経験、これらがすべて崩壊した。
私の中ですべてが崩壊した。「絶望」だ。
俺は今まで、なんて無意味な人生を送ってきたんだろうと始めて気が付いた。
それに気が付いたのが２０代後半だった。
この時には、私はすべてを手に入れた。こう思っていた。このことに何の疑いも持たなかった。
けど、実は何も手に入れていなかった。
悩んだ。苦しんだ。大げさではなく本当に。
空っぽな人生を歩んでいたと。それにようやく気が付いた。情けない。
私は１６か１７歳の時に親にも捨てられた。
数年前まで、１度も連絡を取らなかったし、連絡もなかった。
ガキの時から、自分で生きてきた。金が必要だった。金と友人とその時々の恋人がすべてだった。これはしょうがなかった。今でもそう思う。
「絶望」から徐々に「理想」が生まれだした。でもまだアルファンドさんや皆さんに言えるような「理想」ではない。ましてや「世界観」なんて。
「理想」。確かに今でも徐々に私の中にもぼんやりと見え出した。
でも言葉や文章にはまだ表せるほどはっきりとは見えていない。
これが今の私に出来る最大の表現です。すいません。
しかしこの「理想」は近いうちに、はっきりと見えると思いますので、それまで待っていて下さい。焦るもんでもないと思うので、見えた時に必ず書いて投稿します。
「世界観」。これも同じです。
でもこっちの方が時間がかかる。何故か。
私はまだ世界を知りません。何にも知りません。
「日本史」「世界史」これらを知りません。勉強しなかったので。
私の「歴史の知識」は小学校の授業までです。本当です。中学校もまともに行っていなかったので、学んでいないのです。最近まで生きてきて必要ありませんでした。
ですから現在「歴史」に興味を持ち、孤独に勉強中なんです。大変です。でも知りたい。
ここ阿修羅で皆さんが議論している「教科書に書かれた歴史」も「隠された歴史」も「真実」も私はまったく知らないのです。誰もが学校で習う「歴史」を知らないのです。
ですから、阿修羅の議論板には色々と投稿しましたが、「歴史」については投稿していません。
皆さんの議論にも加わっておりません。何にも知らないのですから参加できるはずがありません。
なので、これからもっともっと勉強して「歴史」を自分なりに納得出来るほど理解が出来たら、私なりの「世界」が見えてくると思います。
それから「理想」とする「世界観」が見えるはずです。
時間を下さい。
私はまだ自ら勉強しだしてからほんの数年です。小学校の高学年程度なんです。
まだ何年かかかると思います。皆さんのような「歴史観」を持つまでには。
どうかそれまでお待ちを。
以上がアルファンドさんが私に求めていることに対しての、精一杯の私なりの返答です。
正直に言って難しいことは、よく分からんのです。
私は理論よりも感情が先に出ます。
怒りが先なんです、考えるよりも。
私の過去の投稿はみんなそうです。ムカツク気持ちしか書いていません。
でもそれでは何も解決しないことを知りましたので、考えるために知識が必要だと思うようになりました。
アルファンドさんも、こんな私のためになる「歴史書」を紹介して下さい。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。