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西日本新聞:特集記事「ヤミ金融を追う」第1部 [記事5本]【元記事の共通URLはこちらに】
http://www.asyura.com/0306/nihon5/msg/231.html
投稿者 あっしら 日時 2003 年 6 月 28 日 19:20:58:

(回答先: 西日本新聞:特集記事「ヤミ金融を追う」第4部:無限連鎖 [記事10本]【消費者金融・クレジットカード金融などから海外状況まで】 投稿者 あっしら 日時 2003 年 6 月 28 日 19:16:44)


福岡を根拠地とする西日本新聞社が「闇金融」の実態を暴く特集を行なっています。
(記事内容の優先度から転載順序を入れ替えました)

「「貸金」という名目で仕掛けられた破滅への罠(わな)。もし一度でも手を出せば、法外な利息を取られ、家族までが正体も分からない相手からの激しい脅しにさらされる。「借金地獄」という暗闇の中に広がる恐怖…。各地で数々の悲劇を引き起こしているヤミ金融の実態を追った。」

http://www.nishinippon.co.jp/news/2003/syakai/yamikinyu/1bu/

※ このURLで今回の4本の元記事にアクセスできます。写真や図表はそちらで参照してください。


第1部第1回

取り立て 〜財布の2000円も奪われ〜


 肌寒い夕刻。不自由な足を引きずり、家に戻る途中だった。竹細工職人の福岡市の男性(68)は、待っていた男たちに囲まれ、車に連れ込まれた。昨年十月のことだ。
 不況もあって、竹細工の注文はほとんどなく、大手の消費者金融などから借金を重ねては、生活費に充ててきた。そのうち高利の「ヤミ金融」に手を出すようになった。一社の利息の支払日が過ぎていた。
 真っ暗な山道で、車から降ろされた。「金返すんか。ここで殺されたいんか。どっちやボケッ」
 事務所に呼び出されたこともある。四、五人に囲まれ「所持品検査」。財布の中の二千円、自宅のかぎも奪われ「きょう中に金つくってこい」と、たたき出された。
 「生き地獄」。警察に駆け込んだ。アドバイス通り、司法書士に相談し、約四百万円の借金を抱えて自己破産。今は仕事も辞め、年金に頼る生活。貧しいが、心にはやっと平穏が戻った。
 だが、助けを外に求めることができず、一人悩む人も少なくない。

●写真/街にあふれる「ヤミ金融」のチラシやポスター。甘い誘いにすがった末に、命を絶つ人もいる


 両親の手元に残る九通の封筒。表には業者名と「週一回(火)」などの返済日。裏には振り込み履歴。息子のきちょうめんな字がびっしりと並んでいた。額面三万―二十万円の借り入れに、利息は毎日計一万―二万円。期日が遅れるとさらに数千円。ヤミ金融業者とのやりとりが記されていた。
 「破り捨てたいけど、取り立てが来んとも限らんし…」
 文字を見つめる母親の目に涙があふれた。
 一人息子は昨春、自ら命を絶った。四十代の働き盛りだった。
 福岡市内で働いていたが、心臓の持病が悪くなり退職。妻も病気がちで、病院代などのための借金は昨年初め、約二十社から約四百五十万円に上っていた。父親は、生命保険を解約して援助した。弁護士に相談し、負債整理も始めていた。だが、息子は、ヤミ業者からの借金を伏せていた。

 息子の葬儀を終え、自宅に戻ると見知らぬ男が立っていた。そで口から入れ墨がのぞいていた。
 「私がある筋に債権を売ったら、どんなことになるか分からんよ」
 両親はそのとき、息子とヤミ業者とのかかわりを初めて知った。
 「私たちにも言えんほど、苦しめられとったと思うと…」。父親は目を閉じ、言葉を切った。
 息子が親にも弁護士にも明かさなかった苦悩。業者への恐怖心からだったのか。
 遺書にはこうあった。
 「心底、疲れ果てた」

■ メ モ ■
 「ヤミ金融」とは、都道府県に貸金業登録をしていないか、または、法規制を超えた利息で金を貸す業者を指す。特に業者による強引な高利息取り立てが社会問題化しており、九州では携帯電話を使った無登録の「090金融」による被害が多い。


[2002/11/26朝刊掲載]


第1部第2回

狙い撃ち 〜破産は借金苦の始まり〜


 今年七月、一家はレンタカーで自宅のある福岡市から逃げ出した。山道をさまよった末、脱輪。女性(44)が声を上げた。「もう、どうしようもないよ。死のう」。両親と弟の計四人。車内で手首を切った。
 女性と弟は今年初め、事業失敗などで膨らんだそれぞれの借金を自己破産で帳消しにした。合わせて約四千五百万円あった。だが、悪夢は終わっていなかった。
 「ヤクザ絡み。何をされるか分からない」―破産手続きの際、女性は一業者からの借金五十万円だけは弁護士に打ち明けていなかったのだ。「返せる」と思ったのも誤りだった。
 「即日融資」「だれでもOK」。破産後、連日のようにダイレクトメールが届いた。間もなく、三万円を借りた。利息は週一万七千円も付いたが「すがるしかなかった」。
 数カ月で借入先はヤミばかり約三十業者、返済額は週数十万円になった。督促電話は弟の再就職先におよび、家のドアは激しくたたかれた。自己破産から半年しかたっていなかった。

●写真/「福岡クレジット・サラ金被害をなくす会」の事務所。深い闇を抱えた人々が相談に訪れる

 「勧誘して効率がいいのは自己破産者。すぐに“釣れる”」
 サラリーマン風の三十代の男は、さらりと言ってのけた。名刺には「債権回収業」とあった。
 「本人からの回収は期待していない。親族十人の自宅や職場の連絡先を出させて、搾り取れるだけ取る」とヤミ業者の手口を明かした。
 業者は、官報やインターネットで全国の自己破産者情報を仕入れ、狙い撃ちする。申し込みがあれば近親者を確認。本人名義の通帳を送らせて、入金する。業者同士で情報を回し、返済日に別の業者が勧誘の電話をかけることも。勝手に金を振り込み、利息を取り立てる業者もある。自己破産すると、金融機関からの借り入れができなくなる。ヤミ業者はそこにつけ込む。「自己破産は、借金苦の終わりじゃなくて、始まりなんだよ」

 追い詰められた一家四人の自殺は未遂に終わった。手首に生々しい傷を残した女性は、再び弁護士を訪ねた。弁護士を介して違法業者に「返済義務はない」ことを伝えた。近く他県に引っ越す予定だ。

 「福岡クレジット・サラ金被害をなくす会」相談員の亀川陽子さん(62)は「自己破産者は金がないから、ヤミ金融につい手を出してしまう」と警告する。
 福岡市中央区にある同会事務所には連日、多重債務者が相談に訪れる。電話も含めた相談の約半数は自己破産者だ。 ある日の事務所。自己破産した女性が亀川さんに促され、ためらいがちに受話器を取った。「これ以上は支払わない」。業者に毅然(きぜん)と告げた。
 債務者自らが業者と「対決」することで、「二度と借金はしない」との固い意志が生まれるのだという。

■ メ モ ■
 最高裁によると、個人の自己破産は1996年以降、毎年、過去最高を更新しており、2001年は約16万人。91年から10年間で約7倍にもなった。消費者金融の無人契約機のはんらんや「ヤミ金融」の横行などが背景にあるとみられている。


[2002/11/27朝刊掲載]


第1部第3回

賭場通い 〜「腎臓売ります」と念書〜

 両親は晩婚。七十歳をとうに過ぎた父の隣で、母がすすり泣いた。「いつまで私たちが生きとるか、わからんとよ…」
 自分と兄の結婚資金にと、両親が蓄えてくれたすべてが、借金返済に消えた。総額一千万円を超えていた。
 福岡市の二十代後半の男性サラリーマン。初めて中洲のカジノに行ったのは学生のとき。アルバイト先の店主から誘われた。いくつものバカラ台に、五十人を超える男たちが群がっていた。飲食、たばこ代は無料。初日は三万円負けた。「パチンコと同じようなもんだ」と思った。
 数時間で百万円を手にしたこともある。その札束の感触が消えなかった。負けても、「勝てば返せる」。借金して通い続けた。最初は消費者金融から、次に090金融、そしてカジノ店内のヤミ業者…。

●写真/業者は取り立てに手段を選ばない。張り紙で債務者を精神的に追い詰めるのも常とう手段だ

 「返せなければ腎臓を売ります」。照明を絞った薄暗いカジノ店の片隅で念書を書かされた。現実味はなかった。
 ある日、知人に耳打ちされた。「あのホテルマン、二百万円の代わりに腎臓取られたって…」。腹部に痛みを感じた。顔なじみの男性が姿を消したときは「保険金かけて殺されたらしいぞ」とのうわさが流れた。
 「何とかして返さなければ」。「取りつかれたような」七年間の結末は、賭博で親の資産を食いつぶした揚げ句、約八百万円の負債を背負った自己破産だった。
 ヤミ業者からの借金は、事件も引き起こす。
 今年十月、福岡地裁の法廷。四月に福岡市東区で八十二歳と五十一歳の母娘が殺害された事件の初公判が開かれていた。「当日も、午後二時までにヤミ業者に三万円を返済しなければならなかった」―分厚い書類を読み上げる検察官の傍らで、被告のやせた中年男(49)は泣きじゃくった。
 男は被害者の親族。事業の失敗もあり、借金はヤミ業者や消費者金融から計約千七百万円、毎月の返済額は六十二万円に上っていた。犯行の二日前もヤミ業者に五万円を借り、うち一万五千円は別の業者への利息返済に、残りはパチスロに消えた。
 事件で手にした金は四十七万円。帰宅すると玄関にヤミ業者の名刺が落ちていた。そのまま銀行へ振り込みに走った。焼け石に水だった。


 常識外れの法外な利息を承知で、返せるあてもないまま、人はなぜ金を借り続けるのか。
 「ひとたびヤミ金にはまれば、強圧的な督促で思考停止状態に陥り、その場をしのぐことしか考えなくなる」。横浜国立大の西村隆男教授(消費者教育論)は分析する。
 面談審査に代わる無人契約機、そして店に出向く必要すらない携帯電話やインターネットを使っての融資。私たちの周りで、より簡単に借金のできるシステムが次々に生まれている。


■ メ モ ■
 出資法は利息の上限を年29・2%と定めている。かつて悪徳金融の代名詞だった10日で1割の利息を取る「トイチ」は年365%。現在の主流は「トイチ」の5倍に当たる10日で5割の「トゴ」。年換算で1825%にもなる超高利息だが、借りる人は絶えない。


[2002/11/28朝刊掲載]

第1部第4回

末端業者 〜「上納」ノルマに金縛り〜

 「おばあさん」相手は特に苦手だった。福岡市のヤミ金融業者に使われている二十代の男性は、郊外で独り暮らす高齢の女性宅へ利息の取り立てに向かった。「ばあさん、返済日過ぎてんだよ。払ってくれんと」
 戸口から心細そうな顔がのぞく。「おじいさんも死んで、お金つくれないんです。もう、死ぬしかないかねえ」
 やっぱり、金は取れなかった。未回収分は担当者が肩代わりしなければならない。「借金」は膨らむ一方だった。
 数年前。「金になる」と友人に誘われ、アルバイトで090金融の取り立てを始めた。先輩に同行した。子どもの目前で、母親を怒鳴りつけ、ほおをひっぱたく。ショックだったが、もう共犯。後戻りは許されなかった。
 「多重債務者は取り立てがきつい業者から順に払う。でも、自分にはどうしてもできんかった」。辞めたくても、赤の他人の代わりに背負った借金で縛り付けられていた。それから一年。消費者金融で穴埋めし、組織を抜けた。約二百万円の負債だけが残った。「もう二度と、あの世界には足を踏み入れたくない」と首を振る。

●写真/違法ポスターをはがす福岡県貸金業協会の有志。被害拡大を防ごうと、地道な努力が続く

 ヤミ金融の多くは、暴力団が取り仕切る。素人のアルバイトを使うのは、末端組員ら。彼らには幹部や上部団体への多額の「上納」が課せられている。組織のトップであっても、自営業者などの「金主」から資金提供を受けていれば、高利返済に追われる。
 債務者の返済金は、こうして次々に上に吸い上げられていく。
 暴力団に属する三十代の末端ヤミ業者は「上納の数百万円やら経費やらで、月に五百万円はもうけんとやっていけん」と明かす。ノルマは厳しく、矛先は激しい取り立てとなって債務者に向く。
 福岡近辺だけでは客が足りず、仲間と九州各県を回る。彼らが「捨て看」と呼ぶチラシやポスターを街頭に張りまくるのだ。あとは獲物がかかるのを待つ。
 「引っかかっても自己破産で逃げを打つやつらが増えてきたから、あえて厳しい取り立てで、見せしめをつくる。やり方はいくらでもある」。弁護士に脅しの電話を入れたり、近所に放火したりしたこともある。
 「食っていかないかんからね。まあ、必死よ」

 福岡市の福岡県弁護士会館。十月末のヤミ金対策会には、弁護士ら約百人が出席した。九州弁護士会連合会でも決議された「法定利息を超えた貸し付けは無効。ヤミ業者には、利息はもちろん、元本も一切返済する必要はない」との方針を確認した。
 ヤミ金融のピラミッド組織をつぶすには、末端から吸い上げられるカネを断つのが有効だ。
 ある弁護士は言う。「被害相談などは地味な取り組みだが、必ず効いてくる。業者がいきり立つのは効果が出始めた証拠だ」

■ メ モ ■
 警察庁のまとめによると、090金融など無登録業者が絡んだ2001年度の事件摘発件数は99件、摘発人員は3法人・219人。件数・人員とも前年度(74件、143人)を上回った。被害者は約2万1000人、被害総額は約47億円に上った。


[2002/11/29朝刊掲載]

第1部第5回

家具リース 〜「破産なら引き渡しを」〜


 「うちはリース会社」。こう名乗る新手の業者も現れている。
 「お金借りませんか」―。福岡県粕屋郡の主婦(36)は二年前、街角の看板につられて電話した。自宅にやってきた男は説明した。「家財道具を買い取る形で代金を渡します。お宅にはリース料を払ってもらいます」
 「家具リース」。寝具、冷蔵庫、テレビ…。家具や電気製品一式が十万円。手数料を引かれ、七万円渡された。家財道具はそのまま残ったが、業者にリースされた形になった。実質的な利息にあたる「リース料」は二週間で一万五千円。以後約五十回、計八十万円ほどを支払った。
 生活費の足しに、と軽い気持ちで消費者金融に駆け込んだのは五年ほど前だった。やがてヤミ金融にも手を出し、借金は四百万円に膨らんだ。返済に行き詰まり、弁護士を訪ねた。破産手続きを始めたとたん、嫌がらせを激化させたのが例の家具リース業者だった。
 帰宅すると、ドアに張られたA4判の紙が目に飛び込んできた。乱雑な字で「破産の際はレンタル品を十一万五千円で買い戻すか、引き渡してください。ここにあるのはわが社の所有品です」と書かれていた。
 左右を見回し、慌てて紙をはがした。今度は携帯電話が鳴った。「ふざけんな、金返さんか、コラッ。普通に生活できると思うなよ」

●写真/福岡県弁護士会が26、27の両日、実施した「ヤミ金110番」。ヤミ金融根絶のため、新法制定を求める声も強まっている

 業者側は主張する。「金銭貸借ではなく、リース契約。リース料が払えないなら品物は返してもらう。自己破産での責任逃れはさせない」
 黒塗りの車が毎日、家の前に止まっていた。「家具は持っていってもらった方が…」。おびえて弱気になる主婦を弁護士は励ました。「ここで折れたら、また同じことを繰り返すことになる。罰だと思って、耐えなさい」。脅しは一週間続いた。
 京都府では昨年末、別の家具リース業者が契約者側に対し、リース料を支払わなかったとして、家財道具を六万五千円で買い取るよう求めて提訴。京都簡裁は今月、「実質は高利息の違法な貸金行為」と認定、契約無効の判決を言い渡した。

 ヤミ金融被害の背景にあるのは、長引く不況による生活苦か、それともギャンブルやブランド品あさりによる浪費癖か。動機はいずれにせよ、業者は三万円、五万円など抵抗感が小さい小口融資をちらつかせて庶民に近づき、借金地獄に引きずり込む。上限利息を定めた出資法などの抜け穴を探ろうとする業者も、後を絶たない。
 九州では弁護士会と警察が連携して情報交換を行い、シンポジウムを計画するなど、ヤミ金融封じ込めの機運が盛り上がり始めた。ヤミ金融対策の緊急立法を求める動きも出ている。
 だが、ある弁護士は漏らす。「取り締まりだけでは、ヤミ金融はなくならない。豊かな消費社会のモラルも変わらなければ」

 =おわり(社会部・ヤミ金融取材班)

■ メ モ ■
 出資法で定める年29・2%の上限利息を超えた融資や無登録で貸金業を営んだ場合は、それぞれ3年以下の懲役または300万円以下の罰金。貸金業規制法は、登録業者の誇大広告や威圧的取り立てについて罰則を設けているが、無登録業者には適用されず法整備が課題。


[2002/11/30朝刊掲載]


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コメント
1. 2021年3月23日 18:32:06 : oldzOoFjZo : N2d6dVl5eHdyaGc=[11] 報告
「後払い現金化」一斉提訴の動き 利用者ら「実態はヤミ金」
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E5%BE%8C%E6%89%95%E3%81%84%E7%8F%BE%E9%87%91%E5%8C%96-%E4%B8%80%E6%96%89%E6%8F%90%E8%A8%B4%E3%81%AE%E5%8B%95%E3%81%8D-%E5%88%A9%E7%94%A8%E8%80%85%E3%82%89-%E5%AE%9F%E6%85%8B%E3%81%AF%E3%83%A4%E3%83%9F%E9%87%91/ar-BB1eRc4a?ocid=msedgntp

 ほとんど価値のない商品を代金後払いで販売するように装い、一部をキャッシュバック名目で融資する商法が横行している。「後払い・ツケ払い現金化」などと呼ばれ、違法な高金利での貸し付けにあたる疑いがある。利用者らが一斉に提訴する動きも出てきた。

 「最短15分」「今すぐ現金が必要なあなたに」。インターネット上には、そんな言葉が並ぶ。元手はいらず、商品の宣伝報酬などの名目で数万円を即座に振り込むという触れ込みだ。

 大阪府内の利用者5人は3月17日、「実態はヤミ金融で取引は無効だ」として業者側に計約113万円の賠償を求める訴えを大阪簡裁などに起こした。

 原告の男性会社員(20代)は新型コロナウイルスの影響で生活に困り、2020年10月に利用した。サイトには「商品への感想を投稿すれば報酬が得られる」などと記されていた。

 勤務先や住所、給与額や支給日などを入力し、業者が指定した画像を5万円で購入する手続きをした。赤や青、黄などで塗られた抽象画のような電子画像で、その日のうちにメールで受信。「対応が早くて助かりました」と感想を投稿すると、「広告宣伝協力金」として3万円が振り込まれた。画像の代金は8日後の給料日に支払った。

 訴状では、受け取った宣伝協力金と、支払った画像代金の差額が利息に当たると指摘。男性は5回利用し、利息はそれぞれ年737〜3050%となる計算で、法定上限(20%)を超えて違法だと訴えている。

 原告を支援する「大阪クレサラ・貧困被害をなくす会(通称・大阪いちょうの会)」によると、利用者からの相談は20年秋以降で80件を超える。同会の前田勝範司法書士は「ネットで簡単に申し込めるので注意してほしい」と呼びかけている。

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