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当時の記事を検索してみました。
http://www.asyura.com/0310/nihon8/msg/246.html
投稿者 エンセン 日時 2003 年 9 月 25 日 19:29:55:ieVyGVASbNhvI

(回答先: 私も知りたい事件です。 投稿者 エンセン 日時 2003 年 9 月 25 日 03:45:18)

 
「PRIDE」の森下社長が首つり自殺!
新年会で抱負を語ったその夜に…


森下直人社長
 ボブ・サップや吉田秀彦、桜庭和志ら人気格闘家を数多く世に送り出した総合格闘技「PRIDE」の運営会社「ドリームステージエンターテインメント(DSE)」の森下直人(もりした・なおと)社長(42)が9日未明、東京都新宿区のホテルで、首をつって自殺しているのが見つかった。森下社長は自殺の数時間前に同ホテルに報道陣を集め、3年ぶりのPRIDEグランプリ開催を明らかにしたばかり。仕事や交遊関係のトラブルに悩んでいたというが、突然の訃報に関係者は大きな衝撃を受けている。

 警視庁新宿署の調べによると、森下社長は9日午前0時45分ごろ、新宿区内にある「ヒルトン東京」室内の浴室で浴衣の帯で首をつっているのを知人女性に発見された。ホテルの通報で救急隊がかけつけたときにはすでに死亡していた。

 遺書は見つかっていないが、同署では状況などから自殺とみて関係者から事情を聴いている。

 PRIDEはプロレスや柔道、柔術、キックボクシングなどあらゆるジャンルの格闘家が戦う総合格闘技で、高田延彦や桜庭ら日本人選手が活躍したことで、立ち技のみで戦う「K−1」と並んでブームになった。


桜庭和志
 また、DSE社は昨年の大みそかに生放送され、高視聴率を記録した格闘技番組「イノキボンバイエ2002」や昨年夏の「ダイナマイト!」の運営も担当。人気絶頂のサップやバルセロナ五輪柔道金メダリストの吉田デビューを仕掛けるなど、格闘技界で注目を集める存在だった。

 森下社長は死亡する数時間前の8日夕、同ホテルでマスコミ関係者との新年会を開いていた。

 席上、「PRIDEが世界一の総合格闘技イベントというところを見せたい。さまざまな方面の王者、世界の強豪を集める」と、3年ぶりのPRIDE・GP開催を表明。寝技最強とされるアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラやヴァンダレイ・シウバ、ミルコ・クロコップ、吉田らすでに出場オファーを出した選手名も明かし、意欲的に年頭の抱負を語っていた矢先だった。

 だが、参加者の一人は「森下社長は営業畑の人なので、いつも通りにこやかだったが、顔色は悪く疲れている様子で、笑顔でごまかしているように見えた」と話す。


ボブ・サップ
 人気スターを輩出し、表向き順風満帆にも見えたDSE社だが、関係者は「経営実態は苦しかったようだ」という。

 森下社長に近い格闘技関係者は「常連の出場選手の人気に頼ってきたが、ギャラは契約を更新するごとに高騰していく。しかも、新鮮味がなくなる弊害があり、ファンの間でPRIDE離れが始まっていた。森下社長も最近、PRIDEからの撤退や売却をこぼしていた」と、自殺の動機を推察する。

 また、森下社長と親しい関係者は「非常に穏やかな優男で、会社が急に大きくなったこともあり、調整役としていつも苦労していた」という。

 「苦労」の中身に、この関係者は「興行の世界は、裏社会がかかわっている。キャスティングをめぐって“雇われ社長”の森下さんも相当ストレスがあったのだろう。『イノキボンバイエ』でも複数の関係者とあつれきがあったようで、その辺の事情が絡んでいたのではないか。また、興行の中継をめぐっても様々な圧力がある。クリーンな森下社長が間に立たされ、悩んでいたとの話もある」と打ち明ける。

 仕事上だけでなく、女性との交遊関係に悩んでいたとの情報もある。

 森下社長は1960年、愛知県生まれ。大学卒業後、家電量販店「エイデン」に勤務。販売や営業を経て、20代後半で広告宣伝責任者となった。広告会社への不満から、広告部門を子会社にしてもらい、34歳で代表取締役に就任した。

 担当したCS放送「スカイパーフェクTV!」(当時パーフェクTV)の設立にかかわり、「日本から発信し、世界に通用するキラーコンテンツを」と考えたのが総合格闘技との出合い。

 学生時代、ボクシング経験はあるが、アントニオ猪木やジャイアント馬場しか知らなかった同氏は格闘技マーケットなどを研究。「この業界のマーケットはまだスキ間がある」と、平成11年にDSE社を設立し、PRIDEの興行権を獲得した。民間の信用調査機関によると、資本金は約1億円、13年度の売り上げは約18億円、従業員は約10人。

 「設立当時、格闘技の興行より、新しいコンテンツをいかにビジネスにつなげるかを盛んに話していた」(関係者)

 高田、桜庭らを立役者にしてPRIDEを定着させ、「ビジネスとして社員や株主に貢献したい」と、将来は株式上場を目指し、ネットビジネスに意欲的に取り組もうとしていた。

 DSE担当者は9日、「事実関係を確認中で、詳細が分かり次第コメントしたい」とし、同日夕にも記者会見する。

◆「なぜ…」。関係者絶句


東京・新宿「ヒルトン東京」
 総合格闘技が超人気のいま、ボブ・サップや吉田秀彦らを世に送り出す男がなぜ? 9日未明、東京・西新宿のホテル「ヒルトン東京」で起きたPRIDE主催の森下直人DSE社長の自殺。42歳の悲報で、業界関係者やファンの間に衝撃が走った。仕事か交遊上のトラブルが動機とみられるが、自殺の数時間前まで3年ぶりのPRIDEグランプリの発表に、胸を踊らせた森下氏の予期せぬ出来事に、関係者は言葉を失った。

 「PRIDEが世界一の総合格闘技イベントということを見せたい」

 今年8月の「PRIDEグランプリ」開催を8日夕、力強く発表したばかりの森下社長。その発表の余韻も冷めないうちの出来事だった。

 「PRIDEが、ダイナマイト!や猪木祭のファームではいけない」と、他の格闘技イベントに対する対抗意識をむき出しにしていた。

 昨年の大みそかの話題を独占した「イノキボンバイエ」の会見(昨年11月末)でも、「最高のマッチメークができるよう最高の材料を集めたい」と、闘魂・アントニオ猪木氏への全面協力を打ち出しながら、PRIDEの意地をかけた大一番に臨む強い姿勢を静かに表していた。

 格闘界では、昨年末に、K−1を主催するケイワンの石井和義館長が脱税罪で在宅起訴されるという衝撃の事件が起こったばかり。


昨年11月の「PRIDE23」で、アントニオ猪木らとともにリング上からファンに手を振った森下直人社長(左から3人目)
 悲しいことに、森下社長の自殺は、それを上回るショックとなった。

 昨年12月24日の福岡大会での「PRIDE24」は大きな話題の渦中にあって、大成功とはいかなかったが、11月23日の「PRIDE23」(東京ドーム大会)は成功裏に終わった。

 大みそかの猪木祭りの高視聴率を持ち出すまでもなく、K−1など総合格闘技は花盛り。PRIDEグランプリ発表直後だっただけに、関係者の間からは「なぜ?」の文字が頭から離れない。

 格闘技評論家、ターザン山本氏も「思い当たる節はまったくないが、K−1やダイナマイト!に押されて一時の勢いを失い、人気が下降気味だったのは事実。昨年末の福岡の興行も空席が目立っていた。今年は問題が多いと思っていたが…残念」と肩を落とす。

 だが、関係者からは「選手のギャラの高騰と、PRIDE自体の人気下降気味との間にギャップができていたようだ」との証言も漏れる。

 一部には、「(森下社長が)PRIDEからの撤退を口にすることもあった」ともいわれる。

 PRIDEはプロレスや空手、柔術、キック、など、あらゆる格闘技の要素が入っている。

 「喧嘩=ストリート・ファイトに最も近い格闘技」を標榜(ひょうぼう)、「何でも有り」(バーリ・トゥード)のルールを採用している。

 「プロレスラー最強」とされた高田延彦とグレイシー柔術最強のヒクソン・グレイシー(ブラジル)の対決に始まり、桜庭和志、最近ではボブ・サップ、ノゲイラ、バルセロナ五輪柔道の金メダリスト、吉田秀彦…。

 数多くのタレントを輩出したPRIDE。森下社長の自殺は、今後のPRIDEに、どんな影を落とすのか。


ZAKZAK 2003/01/09
 
http://www.zakzak.co.jp/top/t-2003_01/3t2003010901.html
 
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【PRIDE】DSE森下直人社長が首つり自殺

 高田延彦、桜庭和志、吉田秀彦ら人気格闘家を世に送り出した総合格闘技イベント「PRIDE」の運営会社「ドリームステージエンターテインメント」(DSE)の森下直人社長(42)が9日未明、東京都新宿区西新宿のホテルで首をつって死亡しているのが発見された。警視庁新宿署は自殺とみて死因や動機を調べているが、突然の訃報(ふほう)に格闘技界はショックに包まれた。〔写真左:昨年11月24日の「PRIDE.23」の試合後セレモニーでバンザイする森下社長。右から吉田、佐竹、猪木、高田ら格闘技界の大物に囲まれ、上機嫌だったのに。同下:8日のPRIDE会見に出席し、記者の質問に答える森下社長=中央。公の場での最後の姿となってしまった〕


 調べなどによると、9日午前0時45分ごろ、西新宿のホテルの客室で、森下社長が首をつっているのを同宿していた交際中の女性が見つけた。ホテルは同47分に119番通報。救急隊員が掛け付けた時、すでに森下さんは息を引き取っていた。

 新宿署は「事件性はない。自殺と認定している」とし、関係者らから動機など詳しい事情を聴いている。

 前日の8日午後には同じホテルに報道陣を集め、3年ぶりのGP開催(8月)をブチあげたばかりだった森下社長。その7−8時間後に、自らの命を絶つとは…。

 チェックイン直前、森下さんと携帯電話で当日の記者会見の反響などを語り合っていた同社の榊原信行常務取締役は「まったく信じられない。社長は激情タイプ。あくまで憶測ですが、(別れ話のもつれから)突発的に自殺を図ったのではないか」と呆然とする。

 PRIDEは、K−1とともに現在の格闘技人気のけん引役。森下さんは平成9年10月の第1回大会「PRIDE.1」(東京ドーム)から運営にかかわり、10年12月にDSEを設立。11年4月の第5回大会から主催・運営をしてきた。

 昨年暮れに引退した高田延彦、桜庭和志、ヒクソン・グレイシーを頂点とするブラジルの「グレイシー一族」、そして野獣ボブ・サップのプロデビュー戦の場を提供するなど、数々のスターを生み出した。

 昨年の大みそかに放送され、高視聴率を記録したTBS「イノキボンバイエ2002」も運営。昨年8月の「ダイナマイト!」には92年バルセロナ五輪柔道金メダリストの吉田秀彦を担ぎ出して話題を呼んだ。

 驚異的な観客動員を誇っていたが、関係者の間では人気選手のギャラの高騰化などで、台所事情は決して楽ではなかったという指摘もある。果たして、どうだったのか。

 森下さんは生前、借金返済のメドも立ったと説明していた。全米一、興行権の審査が厳しいとされるネバダ州のアスレチック・コミッションを説得。ペイ・パー・ビュー(PPV)の認可を受け、視聴数が一挙に4000万世帯にアップし、3月16日の「PRIDE.25」から放映されると自慢していたのだが…。

 今後について、榊原常務は「会社の経営は軌道に乗っており、収支も安定している。PRIDE.25のチケットも予定通り販売する。そうすることが社長へのはなむけとなる」と話していた。

★森下 直人(もりした・なおと)
 昭和35年6月10日生まれ、愛知県名古屋市生まれ。42歳。東海大を卒業後、家電量販店に勤務。広告宣伝部門を子会社として独立させ、代表取締役に就任。その後、98年12月に株式会社ドリームステージエンターテイメントを設立し、代表取締役に就任。99年4月の「PRIDE.5」より、同大会の主催、運営を行う。昨年8月には92年バルセロナ五輪柔道金メダリスト・吉田秀彦vsホイス・グレイシー戦を実現させるなど、マッチメーカーとしても手腕を発揮していた。

★PRIDE★

 「K−1」と並ぶプロ格闘技の2大イベントの1つ。立ち技の打撃系である「K−1」に対し、かみつきや目つぶし、急所攻撃を除く、ほぼ何でもあの「バーリ・トゥード」と呼ばれる総合格闘技。プロレスや柔道、柔術、キックボクシングなどさまざまなジャンルの格闘家が戦ってきた。平成9年に初めて開催され、これまでに24大会が行われている。

★PRIDEとDSEの歩み★
年  月  日 出  来  事
平 9・10・11 東京ドームで「PRIDE.1」開催。高田延彦とヒクソン・グレイシーが激突
10・10・11 東京ドームで「PRIDE.4」 開催。高田vsヒクソン再戦
・12 森下氏がDSEを設立
11・ 4・2 名古屋レインボーホールで「PRIDE.5」。この大会からDSEがシリーズを主催
12・ 5・ 1 東京ドームで「PRIDE.GP 決勝戦」。桜庭和志がホイス・グ レイシーに歴史的勝利
・12・31 アントニオ猪木に協力し、大阪ドームで「猪木祭り1」開催
14・ 8・28 K―1と協力し国立競技場で「ダ イナマイト」開催。吉田秀彦がプ ロデビュー。
観衆は格闘技大会で 史上最高の9万1107人
 ・12・31 「猪木祭り3」。森下社長が協力した最後の大会となった

★別れ話のもつれか
 DSE関係者によると、森下さんは8日午後10時半に、以前から交際のあった20代後半から30代前半の女性とホテルにチェックイン。2人で部屋に入り、その後、別れ話を切り出したところ口論となって、浴室にたてこもったという。

 そして、10分以上たっても戻ってこないことを不審に思った女性が浴室にいってみると、森下さんが首を吊って死んでいた。女性はすぐにホテルのフロントへ電話した。

 交際はあくまでプライベートで、DSEがホテル側から自殺を知らされたのは午前0時半ごろだったという。

★GPなど予定通り、新体制づくり急ぐ

 PRIDEは不滅です! 森下直人・DSE社長の自殺を受け、榊原信行・同社常務が9日、都内の事務所で緊急会見し、PRIDEなど同社事業を継続運営していく方針を明らかにした。

 榊原常務は「社員一同、森下の遺志を受け継ぎまして、今まで以上に頑張っていきます。これが亡き森下にできる最善のはなむけだと思っています」と語った。

 森下社長は自殺する前日の8日に、今年の事業計画を発表した。3月16日に今年のPRIDE第1弾となるPRIDE.25を開催するのをはじめ、8月には3年ぶりとなるPRIDE−GPを予定。同常務は、発表イベントを予定通りに実施することを強調した。

 また、社長亡き後のDSE社の体制について榊原常務は「早急に決めたいと思っている。森下が発表したスケジュールをまっとうできるようにしていきたい」。新社長・役員選びを含めた新体制を早急に確立する。

http://www.sanspo.com/fight/top/f200301/f2003011001.html
 
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「PRIDE 森下社長自殺の波紋」
 

 新年早々明るい話題で更新…といきたかったのであるが,実にショッキングかつ衝撃的な事件が起こってしまった.本当は昨年大晦日に開催された「INOKI BOM-BA-YE 3」の原稿を用意していたのであるが,誠に勝手ながら予定を急遽変更させてもらうことにしよう.

 1月9日未明に「PRIDE」を主催するDSE(ドリーム・ステージ・エンターテインメント)社長であり「総合格闘技界のビル・ゲイツ」と異名をとる森下直人氏が西新宿のヒルトン・ホテルの客室で首吊り自殺した…享年42才の若さであった.僕が最初にインターネットの速報でこの訃報を知った時は,昨年5月に首吊り自殺した元FMWの荒井社長を連想し「資金ぐり等で心労が重なって死を選んだのだろうか?」と思ったのだが,当日午後のDSEの記者会見に寄ると,森下社長と交際していた女性と別れ話で口論となり発作的に首を吊ったとのことであった…一見よくある話のような気もするが,考えれば考えるほど不可解と言うしか無い.森下社長は自殺する8時間前に今後の「PRIDE構想」に関する記者会見を行なっており僕もネットでその内容を拝見したのだが,とても数時間後に死ぬ人間が発言するとは思えないほど戦略的で希望に満ちたものであった…このような人が痴話喧嘩で突発的に理性を失ったとしても,果たして自分で首を吊って死んだりするものであろうか?僕の疑念が更に深まったのは翌日の朝刊を目にした時であった.我家で購読している大分合同新聞の社会面の記事によると「森下社長は知人女性に自殺をほのめかすような電話をかけており,電話を受けてホテルに女性が駆け付けた時には既に死亡していた.」という内容であった…発表された状況とはまるで異なっているではないか!この記事の元ネタがどこなのかは分からないが,比較的早い段階でリークされたものが情報源になっていると考えられる.しかしながら,どちらかと言えばこちらの方がシチュエーション的に自然で事実に近いような気がしてならない.

 また自分の会社の社長が自殺し,まだ"交際していた女性"の詳細な事情聴取も完了していない段階で「別れ話のもつれから社長は自殺しました.」なんて会見を社員は普通するだろうか?それは会社のイメージダウンにもなるだろうし,妻子あった森下社長の親族の体裁を配慮すれば例え事実であったとしても会社は伏せるものではないだろうか?まるで死者に鞭打つような行為であるが,僕にはどうしても別れ話で突発的に自殺したようにしなければ都合が悪い理由があり,慌ただしくストーリーをでっちあげたような違和感がある.僕の妄想と言ってしまえばそれまでなのであるが,映画「ミンボーの女」の公開直後に自殺した伊丹十三監督や,大相撲の八百長を告発準備していた大鳴戸親方と元後援会長が相継いで変死した時とカブるような不自然さや不可思議なものを今回の一件に感じてしまうのである.このように漠然と感じるのは僕だけではないと思う.

 ここに一冊の本がある…「裏PRIDE読本」…一昨年に同朋舎から発行されたもので西本雁司というライターが執筆している.興味があったら是非読んで欲しいのであるが,PRIDEの興業には巨大な裏組織が関与しているといった内容のことが書かれている.まあ興業と暴力団との密な関係というものは別にここで取り上げるまでもないのだが,PRIDEのように一流選手を何人も抱え,そのファイトマネーも莫大な金額となるような興業を取り仕切るとなると巨大な力を持ったバックに頼わざるを得ない部分もあるのだろう.森下社長は元々「エイデン」という名古屋の家電量販店の統轄部長で,DSEはエイデンが出資して作った子会社であり,言うなれば森下社長は出向社員みたいなものであったという.別にプロレスや格闘技に興味があったわけではなく,PRIDEというソフトを充実させて育てていけば家電の目玉商品であるCS関連機器が売れるという意図でエイデンから送り込まれた普通の一般人であったそうだ.そんな彼であったが格闘技を勉強し,ルール問題改正等の工夫をし,懸命になってPRIDEを世界一の総合格闘技の戦場に発展させていったのだ.だが森下社長のような一般人にとってPRIDEの裏に絡んでいる世界と関係を持つことは,相当にストレスを伴うものであったと推測される.心から御冥福をお祈りしたい.合掌.

 実はまだまだここでは書き切れないこともある…PRIDEのファンとして今後のことを憂慮し,言いたいことはたくさんある.僕は今回の一件についてマスコミが何処まで真相を追求していくか注目していきたい…でないと,また同様の悲劇が起こるであろう,きっと…. 

http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Studio/2672/battlefolder/battle-bn/battle43.htm
 
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