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国際金融家とその愚かさとは何か
http://www.asyura2.com/0311/dispute15/msg/321.html
投稿者 マルハナバチ 日時 2003 年 11 月 02 日 00:26:32:WjxaaVdW72Wrk

あっしらさん、戦争屋は嫌いださん、今晩は。


石原莞爾の『新日本の建設』『最終戦総論』等を(批判的かつラディカルに)読んでいる最中で、籠もっていようと想っていました。
しかし、素晴らしいご投稿があり、これがあまり知られずに下に埋もれていくのを看過するに忍びません。
この稿の存在を戦争屋は嫌いださんのご投稿も含めて上に掲示し、次いで私の切り口で追及しようとしている事についての質問を
させて頂きたく想います。

↓・下に沈み行くのが惜しまれる稿を、まだ読まれていない方々に紹介します。

◆Re:  死の商人
http://www.asyura2.com/0311/dispute15/msg/290.html
投稿者 戦争屋は嫌いださん

◆戦前の日本に戦争を煽ったのはそれで利益が得られる国際財閥 − 国際金融家に「敗戦責任」があるわけではありません  
  が... −
http://www.asyura2.com/0311/dispute15/msg/299.html
投稿者 あっしら さん

   *これらの下に続いている稿もご覧いただければと想います。

…………………
◆私の課題に入ります

『戦前の日本に戦争を煽ったのはそれで利益が得られる国際財閥 …』の稿の中に括弧入りですが、気になる文が存在します。

>(国際金融家は強欲かつ悪辣ですが、それほどのバカではありません。愚かであることは確かですが...)

国際金融家という概念は、まだ私にとっては、存在のリアリティの強くある「仮説」のようなものであり、根本的な利害を共有しつつ
時に連動している少数の機関群という理解です。しかし、それを支配している上位の人間像には強い関心があり、いったいどのよ
うな実存の相が彼らに現われているのか知りたいと想っています。
(かほどもねじくれた歪みを内蔵して鍛造され、冷ややかに研がれ血塗られた兇刃のごとき人間とは、一体どういうものなのか…)

知性を駆使する執事的機関を内に抱え込みながら、その知性の成果は禍々しく世界に発揮させるものとして仕組む者たち。
自らの対世界、対他人の根本的な姿勢において転倒し倒錯しているゆえに、悲惨な破壊破滅を他者に被らせるのでしょうか。

バカではないが愚か…その愚かさを、あっしらさんの視座から表現してみて頂けませんか。戦争屋は嫌いださんはじめ皆さんにも
ぜひお伺いできればと想います。

*

理解しきれないながら、私の想うところを書いてみます。

彼らは他者を支配するために、他者に対して潜在顕在両面から、あざとくえぐく恐怖を駆使し操作しようとする。

実は、そうでありながら彼ら自身が「自らに潜勢する恐怖の浮上」そのものを恐怖し忌避し、それを抑圧払拭するために愚行を
重ねている。金融による収奪も、収奪が可能な限り支配が実現できる為である。

「自らに潜勢する恐怖の浮上」それは、自らが他者を支配出来ないという「恐怖」。

自分の身体を蔽う権力金力の、「自らを中心とし基軸として循環する力の場」が成立しているという堅固な想いを崩される恐怖。
これは幻想による倒錯した王位を脅かされる事です。
倒錯した「神の位置」に自らを就ける者の、我執に焼き付けられた堅固なはずの幻覚を、破壊され穢される事への激怒と憎悪。
そして、物質的に不足無き幻覚の王位のなかで、「それ」への潜勢する根深き恐怖を、強固に抑圧している。


何が幻想か、自己に執着深き持続を望んでいながら結果として逆に自らを含んだ悲惨な破滅が訪れうるから。

そのゆえに、愚か。

*

よろしければお考えを教えてください。

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