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(回答先: 体験的「陰謀論」序説 投稿者 リーマン 日時 2003 年 10 月 28 日 10:00:21)
体験的「陰謀論」の続きをお願い
リーマンさん。 こんばんわ。
（イラク戦争の終盤であっしらさんが、「フセイン・アメリカ合作説なんて根拠が薄くて信じられない」と言う人達に理詰めで説明を試みようとされていましたが、「信じたくない人はどれだけ証拠を出されても信じないんだからほっといていいんじゃないの。」と思っていました。）
「陰謀」という言葉に問題がありますね。
「戦略」といえばごく普通の行為です。
いかなる組織も生存のために戦略を持っています。
これを相手から見ると普通は「陰謀」です。
味方から見ると「戦略」です。
この世は厳しい世界でして、
あらゆる組織が生存のために陰謀を弄していることは疑いありません。
それだけのことだと思うのです。
日本戦国時代−陰謀に満ちあふれていますよね。
なぜ現在の地球上で陰謀が満ちあふれていないと信ずることができるのでしょうね。
不思議としか言いようが無い。
人類はそんなに変わらない。
現代世界は戦国時代です。
そのなかには、明らかに馬鹿馬鹿しい陰謀論を流布するという陰謀も含まれます。
だから根拠を求めることそれ自体は必要なことでしょうね。
（陰謀論を受け止めるにも「感性」というか「センス」というか、そんなものを持っている人で無いとわからないのではないか、陰謀の構図にピンと来るような感覚はもてないのではないか、と言いたいわけです。）
まあ自分だけわかっていれば良いという考え方はあります。
人と違う見方をすると儲かることが多いしね。
（あなたは、男（女）として「この女（男）と後腐れなくスムーズに分かれたい」と願い、あれこれとその方法について真剣に頭の中で思いを巡らせた経験はありませんか？）
ありません。
（あなたは、自分の最愛の女（男）にフトあるとき別の異性の影を感じ、背中が凍りつくような思いをしたことがありませんか。それでもその女（男）とわかれたくなくて、その女（男）の心を取り戻す為に、自分の脳みそのあらん限りをふりしぼった経験はありませんか？）
ありません。
私を騙すことはたぶん難しいです。
（相手の女（男）が、自分を捨てようとしていることをピーンと直感で感じたときに「証拠」が必要なんでしょうか？ 「客観的な証拠が見つかるまで今しばらく事態の推移を慎重に見極めることが必要」なんでしょうか？）
たぶんここが世間で「運」と呼ばれている部分の多くを占めているのでしょう。
恋愛でも戦争でもバクチ鉄火場でも、
勝負を決めるのは運ですね。
太平洋戦争の戦史を見ると、日本政治家、日本軍将官の運の悪さが目につきます。
だけどこれは本当は運ではなく、やはり「見えていない」のでしょう。
普通に平和に暮らすのならそれでオーケー。
だけどちょっと大きな組織になると、運が悪いトップがいると絶望です。
（夕暮れ時、イギリス人は、一人で、部屋のカーテンも閉めず、灯りもつけずにイスに座ってじっと考え事をしていることがあります。路地を歩いていて、垣根越しにそのようなイギリス人の姿を多く見かけます。）
私は、イギリスで、夕暮れどきに数人でじっと家ににこもって外を見ているのを目撃しました。
とても実感がこもった良い話なので、
もっと展開して頂けますとありがたいです。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。