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神浦 元彰氏の軍事情報。ちょっと物申す。
http://www.asyura2.com/0311/war45/msg/102.html
投稿者 Sちゃん 日時 2003 年 12 月 21 日 04:39:25:4kC3WMVanvmFc

http://www.kamiura.com/
神浦 元彰氏のHPから

この人は米軍のイラク侵略当初は「ネオコンの戦争」を支持していたのではなかったか?
大丈夫です。米軍は圧勝します。…とか言ってなかったか。

自衛隊が派遣されそうと云うことになって反対し始めているのでしょうか。
それとも「ネオコンの戦争」そのものには反対ではないのか…。
軍事面においては専門家なのかもしれないが、現実問題として軍事戦略には裏の政治戦略が
付き物な訳で、その辺のトータルな物の見方が出来ないならば一体なんの意味があるのだろう。
私の心を書いています。と云うが、数ヶ月前の自分の言動が上手く利用され結果として
加担したかもしれないと云う意識はあるのだろうか。あって欲しいけどなー。

もうひとつ、一番下16日のコメントで、これからイラク国内で起こる抵抗運動の全てが
テロ行為であるように書くのは如何なものかと…。ムスリムとして、また純粋にイラク人として
占領勢力に抵抗する人達がいるとは考えないのだろうか。
そう考えると、やはり分かっていないのか。

ふと空耳板の「リアリストたちの反乱」を思い出す。
そうか、これがリアリスト的考えと云うものなのでしょうか。
いや、それならネオコンの戦争で勝てると主張していた初期の頃のコメントは矛盾している。
うーん。結局、後手後手の情報収集と視野の狭さによる限界なのでしょうか。

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イラク派遣 自衛隊にきょう準備命令 空自、25日にも先発 (朝日 12月19日 朝刊)

[要約]小泉首相は18日、イラクに派遣する陸海空・自衛隊の実施要項を承認した。これによって石破防衛庁長官は本日、陸海空・派遣予定部隊に派遣準備命令をだす。また空自には現地で調整にあたる20〜30人規模の連絡調整要員に派遣命令を出す。しかしC-130輸送機3機を含む空自本隊の派遣時期は正式に決まっておらず、今回は異例の処置となった。空自本隊の派遣については、1月中旬にクエートに派遣して現地の様子を見る案が検討されている。陸自については、最速のケースでも、1月中旬に先遣隊30人を派遣し、下旬に宿営地の建設にあたる施設部隊80人を送り、2月末から3月末にかけて本隊440人を送る日程を検討している。しかし現地の治安が悪化した場合、オランダ軍が部隊交代を予定している3月にあわせて、派遣を1ヶ月程度遅らせる案も検討されている。

[コメント]多くの国民がもしかしたら政府は、自衛隊をイラクに派遣しない場合もあるのではという期待を感じているようだ。今のように現地の治安が悪化すれば、このままずるずると派遣が遅れて、6月の参議院選挙とぶつかる可能性がでてきたからだ。無理やり自衛隊をイラクに派遣しても、自衛隊員に続々と死傷者が出たのでは、参議院選挙で与党が大敗北する可能性が高くなる。それを避けるために派遣を遅らせるのではと考えるからだ。
 しかしそのような期待は、いつも破られてきたというのも事実である。まさかあんな特措法が成立するわけがない。それが成立した。まさかこれほど危険な戦場に自衛隊を出せるわけがない。それを可能にする実施要項が承認された。そして今は、自衛隊員が戦死する可能性の高いイラクに、参議院選挙前に派遣しないだろうと期待している。
 日本が戦争を始めるということが現実のものとなろうとしている。もう、日本は戦争をして国益を追求しない国ということはいえなくなる。まさに日本という国が大きく変わる瞬間が起きようとしているのである。
 先日、自衛隊のイラク派遣を推し進める人(外交評論家)が、「自衛隊がイラクに行けば危険な目にあうことはわかっている。派遣された自衛隊が十分に武器を使いない事も知っている。それで死者が出る可能性が高いことも理解している。しかし実際に行かなければ国民にはそれがわからない。自衛隊員に戦死がでれば、法律を改正して戦えるようにすればいい。それで日本は普通の国に変わることができる。どこでも戦争ができる普通の国だ」と私に語った。私は、「そのような考え方は危険です。戦死する自衛隊員の側をまったく理解していない」と反論した。政府にも、この人と同じような気持ちがあるのだろうか。少なくとも米軍にはそのような考え方が主流である。いつから戦争をしない日本が異常な国になったのか。
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イラク派遣 陸自本隊 2月21日出発 先遣隊は来月14日 3月までに550人を派遣 (毎日 12月17日 朝刊)

[要約]防衛庁はイラクに自衛隊を派遣する日程の概要を固め、与党に提示した。それによれば陸自は本隊の第1陣135人を政府専用機で2月21日にイラクに派遣する。その本隊を受け入れる先遣隊28人を、1月14日にロシアの大型輸送機で出発させる。陸自は3月下旬までに計550人をイラク入りさせる。また空自は今月25日に先遣隊12人をクウェートに派遣し、C-130輸送機3機と要員140人は1月中旬に派遣する。陸自の物資を輸送する海自の輸送艦は1月14日に出発する予定。防衛庁はこの実施要項を一括して18日に決定する。

[コメント]急に公明党の神埼代表がクウェートに向かったので、何か新しい動きが起きると思っていた。やはりこの実施要項を政府から内示されたのだろう。創価学会では婦人部などから派遣への慎重論(反対論)が強いという。そのために神崎代表は一時的に逃げ出したのではないか。それにしてもドンドンと事態は進んでいく。
 政府は実施要項の決定は、フセイン拘束の今がチャンスと読んだようだ。ついに日本でも戦争が始まることになる。その覚悟が政府にあるとは思えない。戦争をやる覚悟がないのに、自衛隊をイラクの戦場に送り出すのだ。中東を支配したいネオコンの戦争に日本が参戦する。これは国際協調でも、国際協力でも何でもない。ネオコンの戦争を加担するだけのことである。 
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フセインが拘束されてイラクは安定するのは間違い。(12月16日)

[コメント]このホームページを読んでいる方なら、フセインが米軍に拘束されても、イラクが安定化することはないことをご存知だと思います。その理由は、アルカイダのようなイスラム原理主義過激派(国際テロ組織)は、「イラクというイスラム社会に異教徒(キリスト教徒)である米英軍が侵略してきた」という構図(大義)でみているからです。そのテロリストにとってフセイン逮捕は歓迎すべきことと思っているでしょう。今まではアルカイダが行った米英軍へのテロは、フセイン政権の復権を狙った攻撃と宣伝されることが多くありました。厳格なイスラム教徒にとって、世俗的なフセインのためとは情けないことなのです。しかしこれからアルカイダはイスラムの大義のために堂々とテロを戦えます。ですから、フセイン逮捕でイラクが安定化するとは絶対に言えません。

 しかし一部の人が、フセイン逮捕でイラクが安定化して、自衛隊を派遣しやすくなったと言い出しています。勝手な理由で政府のやることを正当化する人たちです。いわゆるごますりの御用学者という人たちです。このようなウソに惑わされないでください。

 アメリカにとって一番怖い言葉は、「アメリカはイラクにイスラエルのような国を作ろうとしている」、「アメリカはイラクの石油を盗みにやってきた」ということです。今の米英軍の占領統治を見ていると、そこまで露骨にやるのかと呆れるようなことを平気でしています。これからの時間の経過で、シーア派なども反米(駐留反対)に動くことは必至です。どうか皆さん、冷静に対応して、国家100年の計を誤っていけません。

 (今日も時間がないので、これくらいしか書けません。しかし私の心を書いています。)
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