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メリカ、1973年石油のための中東軍事侵攻計画明らかに:イギリス極秘メモ公開
http://www.asyura2.com/0311/war45/msg/826.html
投稿者 FakeTerrorWatcher 日時 2004 年 1 月 02 日 07:15:14:ctKRGOvG/DIEQ
 


 イギリス情報公開法によりキッシンジャー時代のアメリカの石油獲得のための中東侵略計画発覚。アメリカは石油のために中東を侵略すべしと。
 第4次中東戦争(ヨム・キプール戦争)の直後のアメリカの動きです。

 ついこないだには、アメリカの文書公開でイスラエルの停戦違反をキッシンジャーが認めていたことが明らかになっています。
 
『1973年第4次中東戦争で、イスラエルの停戦違反を停戦仲介者キッシンジャーが黙認し米ソ核戦争危機が起きていた』
http://www.asyura2.com/biz0310/war40/msg/420.html

 イギリスのその極秘文書には<アラブとイスラエルの停戦が頓挫したり、輸出制限措置が悪化するような好ましくない状態になったら、油田を獲得するために「アメリカが優先することは彼ら自身の指揮で素早い作戦を行う>ことを視野に入れていたことが克明に記されているようです。

 つまりキッシンジャーは石油獲得に行動を移すことをまさに望んでいたのです。

 最近これとは別にナセルの義理の息子がモサドのエージェントだったという話もありました。ヨム・キプール戦争においても911と似たように情報機関の失策と言われていますが、果たしてそうだったのでしょうか。パールハーバーのように攻撃をノーガードで待ち構えていた可能性は十分どころか、むしろその可能性のほうが私は高いと思います。

SON IN LAW OF PRESIDENT NASSER WORKED FOR THE MOSSAD ACCORDING TO A NEW BOOK
http://idaho.indymedia.org/news/2003/09/3915.php
 
 陰謀論と言いますが、どうです、明らかになる様々な記録は、それこそ陰謀論もびっくりの大衆を欺く謀略に満ちていることが見えてきませんか。ということで、下の記事を。


以下翻訳
US plan to invade for oil: secret memo
http://www.theage.com.au/articles/2004/01/01/1072908854403.html
January 2, 2004

 ロンドンのグレン・フランケル記者が、アメリカが1973年にアラブの石油供給を確保するための軍事行使を計画していたことをレポート。

 昨日公開されたイギリス情報局のトップ・シークレット・メモによれば、1973年のアラブの石油輸出措置の最中、アメリカはサウジアラビア、クウェート、アブダビの油田を獲得するために空挺団を送ることを真剣に検討していた。

 『中東 アメリカの軍事行使の可能性』と名づけられた書類には、1973年10月のヨム・キプール戦争でアラブとイスラエルの終戦が頓挫したり、輸出制限措置が悪化するような好ましくない状態になったら、油田を獲得するために「アメリカが優先することは彼ら自身の指揮で素早い作戦を行うことだろう」と記されている。

 駐米イギリス大使のクロマー卿に対して国防長官ジェームス・シュルジンガーが行った警告は、ワシントンは「発展途上の過疎の」国などからの脅威に対して寛容ではなく、「もはや彼にはアメリカが武力を行使することは明らかだった」としている。

 メモは、油田獲得は「彼らの不確定な計画の中で、アメリカが考慮している最も高い可能性に見える」と述べている。

 書類は1973年12月13日の日付になっており、当時の首相エドワード・ヒースにイギリス共同情報委員長パーシー・クラドックによって提出された。そこにはまた、アメリカの侵攻に対するイギリスの対応とアラブ諸国やソビエトがどのように対応するか論じられている。

 OPECのアラブ諸国は10月、イスラエルのアラブ領土からの撤退をはかる圧力としてアメリカやその他西側諸国に対して輸出制限措置を行った。輸出制限措置は、1974年3月まで継続し、アメリカの石油輸入の13%に過ぎない削減ではあったが、世界中のガソリン価格の急激な上昇を招いた。

 アメリカ当局はその時報復があることを示唆したが、どのような形でとられるか述べてはいなかった。1973年11月21日の記者会見で国務長官ヘンリー・キッシンジャーはこう述べている。
「筋道の通らない、いわれなき圧力が継続するとしたら、その時アメリカは必要な対抗措置をとることになるのははっきりしている」

 キッシンジャーは回顧録、激動の時代の中で、「これらは空脅しではなかった。私は、もし輸出制限が継続するならばアラブ諸国にどう対抗措置をとるか主要な諸省庁に研究するよう命じていた。その月の終わりまでに、いくつかの不確定な研究結果が準備された。」

 イギリスのその書類は対抗措置というものがどのようなものだったかを詳細に記している。アラブの支配者をを「もっとなじみやすい」指導者に置き換えることや軍を集結させ威嚇することは効果がないとしている。書類には、「最終手段」ではあるが空挺団の軍事作戦が最も実現可能な方法だと記されている。

 そして、書類には、当初の攻撃ではサウジ、クウェート、そしておそらくもう一つアブダビに対する工作で二個師団が必要だと示されている。

 クロマー卿との会談でシュルジンガーは明らかに友好的ではなかった。「洗練というものはシュルジンガーにとっては重要な問題ではない」大使は電信を通じてそう言っている。

 しかしシュルジンガーの言葉の本質は次の警鐘にある。「中東危機の出現とは、」彼はクロマー卿に言った。「発展途上の、過疎の、特に中東のこれらの国々の気まぐれにずっと翻弄され続けてい工業国家の見方だ」

 書類は、軍事行動がソビエト連邦との対立の引き金となり、アラブ領土の長期占領となって深刻なアラブや第三国の世論を引き離すことに結びつくと述べている。

「湾岸における最大の危険は、おそらくソビエトをバックにしたイラクの干渉を誘発するクウェートで起きるだろう。」サダム・フセインの1990年のクウェート侵攻を予言するように書類にはそう述べられている。

- Washington Post, Guardian

U.S. Mulled Seizing Oil Fields In '73
British Memo Cites Notion of Sending Airborne to Mideast
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A46321-2003Dec31.html

Heath feared US plan to invade Gulf
http://www.guardian.co.uk/guardianpolitics/story/0,3605,1114586,00.html

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