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(回答先: 最近macに乗り換えようかと思ってます 投稿者 最悪！ 日時 2004 年 6 月 19 日 16:41:44)
小生は10数年のMac派です。
OS9時代はWindowsに追いつかれた（真似された）Mac OSですが、使い勝手については、Mac OS Xの10.3（パンサー）になって、飛躍的に向上しました。
ようやくUNIXOS（FreeBSD）ベースの本領発揮ということで、非常に快適です。
まもなく10.4（ジャガー）が登場する予定ですが、Mac OSは着実に進化を遂げています。
以下に、小生流のWindowsよりもMacをすすめる5の理由を紹介します。
1）各種操作が非常に簡単、快適。
小生は仕事の関係でときどきWindowsマシンを使用しますが、現状ではMac OS XはWindowsXPの二歩くらい先を行っている、というのが実感です。とくにデスクトップ-ウィンドウ環境が大幅に向上しました。WindowsXPの次世代バージョンの発表が遅れている様子ですが、Mac OS Xより先を行ってないといけないわけですから、大変なんだと思います。
2）抜群の安定度。
OS9までのMacによく言われた「使いやすいけど不安定」は死語となりました。小生はMac OS X10.1.3くらいから本格的に使用していますが、システム全体のクラッシュはほとんどありません。
3）使いやすいアプリケーション。
これもよく言われることですが、100万本ソフトがあっても、常時使用するのはほんの数本。ソフトの種類の量は本質的な問題ではありません。Office系はもちろん、OSに付属するメール（mail）、ブラウザ（Safari）は抜群の使いやすさで、ネットでもほとんど問題はありません（Macファンの間で一時期はやったジョークに、「Windowsで最も使いやすいソフトはiTunesだ」というのがあります）。
フリーウエア、シェアウエアソフトも（詳しくはAppleサイトの「Mac OS X」→「ダウンロード」参照）、メインのアプリケーションも、ユーティリティソフトも必要充分な種類と量があります（もちろんP2P、リッピング関係も同様です）。
4）iTunes、iPodなど、完成度の高いデジタルミュージック環境。
Windows版も出ていますが、やはり使うなら相性抜群なMac上で。iTunesは日本ではまだ購入できませんが、夏前後にサービス開始という噂があります。
5）ウィルスにほとんど悩まされない環境。
こればっかりはマイナーOSの恩恵と言うか、ウィルスにはほとんど悩まされていません。
――以上は、Appleのサイトでも詳しく紹介されています。ぜひご覧になってください。
費用対効果については、最悪！さんがどのような環境で使うかによるので一概に言えませんが、昔と比べてマシンが大幅にコストダウンした結果、Windowsを凌駕する状況になっている、というのがMac派の実感です。
とくに、iBookは 1GHzのPowerPC G4を搭載してあの値段ですから、費用対効果というか、CPは抜群ですね。
Windowsマシン系が本領を発揮するのは、マニア系のものですね。
バルタン星人さんが書いているようなサポートの弱さ、周辺機器の対応の悪さ、遅さは、過去のものになりつつあります。
もちろん、特定の機器、アプリを使いたいという場合はそうした懸念がありますから、事前に調べた方がいいでしょう。現状では、通常の業務、使用法では、そのようなハンデというものはほぼなくなっているというのが、小生の実感です。
小生の会社では業務的にMacが主流ですが、ときどきWindowsしか知らない若い人が入社してきます。
無理矢理Mac使いになってもらうわけですが、たいていすぐにファンになり、「使いやすさが全然違う」ということで、家のWindowsマシンをMacに代替する結果となります。
困ったときにどうすればいいのか教えてくれる人がまわりにいっぱいいるから当然と言えば当然ですが、ネット上でもサポートサイトは充実しています。
OS9時代はマイクロソフト陣営に追い上げられて、クリエイティブ系を除いて、一概にMac優位を語れない状況になりましたが、Mac OS Xの登場、とくに10.3以降はかなり確信をもっておすすめできますね。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。