基本的には助けないのが正解です。
下手をすると２重遭難になります。
登山家の目的は、頂上を狙い、生きて下山する事です。
それ以外に神経を使う必要はありません。
酸素ボンベが必要な極限状態とは、そういう判断を下す所なのです。
そうで無ければ、とても生きて生還するのは無理でしょう。
助けるべきと考える人は、登山家には向きません。

厳しい自然環境に自ら挑む時に求められるのは、
『自己責任』では無く、『自力救済』なのです。
責任論を説いた所で誰も救われません。
自力で対処するのが唯一の解決策となります。

もし余力があるなら助けても良いのですが、
例え見捨てても批難されるような事ではないでしょう。

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