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私も無神論者です
http://www.asyura2.com/0403/dispute17/msg/763.html
投稿者 2000/12/31 日時 2004 年 5 月 07 日 18:04:26:wRpfKSXeKrtxU
 

(回答先: 私は無神論者です 投稿者 鼻曲がり 日時 2004 年 5 月 07 日 16:29:21)

鼻曲がりさん こんにちは 最近HNが「おおみそか」とよく呼ばれて自分でも可笑しい
「21世紀目前の希望に溢れていたはずの瞬間に戻りたい一個人」です。
丁度私も「普通」の議論がしたかったので助かりました(苦笑)

>私がなぜこのように無神論にこだわるのかといいますと
>「人間とは何か」「人間はいかに生きるべきか」という中で。
>「政教分離」という政策が人間の生き方に重大な要素を持つからです。
過去の歴史を見たとき人間を支配する道具に宗教が利用されてきたのを
>随所に見るからです。

全く以って同意致します。

>「政教分離」政治が宗教に介入してはならない。
>と同時に宗教が政治に介入してもならないという考え。
>これは今まで人間が犯した過去の過ちからの反省からきたものだからです。

はい、その通りでございます。

>今度は私からの問いです

>1人間の死後「個別性)をもてるのかということ
>「個別性が)あるといったときの論理 の構築

主観的な死後については、死んだことがないので論拠立った物言いはご勘弁下さい。
「輪廻転生」「既視感」「アカシックレコード」等の概念から「自己の永続性」を
「否定することはできない」と申し上げるしかありません。これらスピリチュアルで
観念的な議論は「笑止」「戯言」と切り捨てられるか、「深い共鳴」を得られるかの
両極ですので、これ以上の踏み込んだ表現は控えさせて下さい。
客観的な死後については、そもそもこの世に自分しか存在しなければ、自分の存在は
他者から認知されない=存在しないと同義になります。よって自分の存在を、記憶は
勿論写真・動画・絵画・書物・人物像・墓石等によって直接認知しない後世の人間に
知らしめることは、子孫が絶えない限り可能だと考えます。が、現実的には2・3世代が
限界でしょうか。歴史上偉大な功績(その逆もまた然り)を残した極一握りの人間は
未来永劫万人に認知されましょうが、その他の一般人の個別性を認知し得る手段を保持する
人間自体が極僅かですし、その人間も知ろうとする動機が世代を経る毎に希薄になるのは
自明と思われる故、「客観的個別性の永続性はゼロに近い」と申し上げておきます。

総括致しますと、「他者の認知する自己とは、永続する(と仮定する)自意識が、
都度都度に客体化したものである」ということになります。
これが私の「個別化」に対する定義です。答えになっていなかったら相済みません。


>2「政教分離」をどう考えるのかということです。

>私は前に「人が人を使って利潤を得てもいいという権利、
>人はそれを誰に貰ったのか」という書き込みをしてきました。。

>Re: マルクスの間違いは私有財産の否定だった U -間違いがありましたので訂正します
> http://www.asyura2.com/0401/dispute16/msg/550.html
>投稿者 鼻曲がり 日時 2004 年 2 月 20 日 13:49:08:reqgioM2ZVV6Y

>そして私の出した回答は、旧石器時代(親族社会)から新石器時代(貢納社会)に
>移行する過程の中である一部の人間が「神」を利用して他者の労働の私有化を
>しだしたときから人間社会は不平等化が推し進められたと見るからです。
>そして現在に来てしまったと考えるからです。

結論から申し上げますと、「政教分離」は徹底すべきであると考えます。
上述された旧石器・新石器時代という引き合いが妥当かについては
太陽信仰等の多神教であったエジプトにおいても既に「神」を利用して
他者の労働の私有化(ピラミッド建設は典型:食住の見返りはあったようですが)した
事実があるので何とも申し上げられませんが、ポイントは正に「為政等の共同体統治に
神を利用したこと」にあると考えており、特に「一神教」に見られる「絶対服従」「教義を
遵守すれば天国へ行ける さもなくば地獄」という「人間蔑視」「思考停止」「脅迫」と
解釈できる共通点です。心理学的には「マインドコントロールそのもの」と言えます。
為政者がここに目をつけないはずはないでしょう。世の中をコントロールする=人間を
意のままに操る=「宗教」という手段を用いる。

よって私は無神論者です。
最後に誤解なきよう付記させていただきますが、決して「宗教そのもの」を否定している
わけでもなく、当然「宗教信者」の方々も然りです。ただ「神の名の下に生きれば幸福になれる」と
盲目的に信じておられる方がいらっしゃったら、「自分の意思で」生きてみることを少しだけ
お勧めさせていただきます。

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