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前提的認識が大きく違います。
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投稿者 あっしら 日時 2004 年 6 月 14 日 18:04:29:Mo7ApAlflbQ6s
 

(回答先: 世界的平和に対する提言。 投稿者 調和人 日時 2004 年 6 月 13 日 23:45:32)


調和人さん、こんにちは。

>なぜ戦争が起こるのか?
>それは、国が互いに起こる色々な誤解を解決する為に、殺しあう事が最も適切な方法
>であるとした考え方に基づくものであります。

「誤解を解決する為」ではなく、誤解し合いも含めて“対立を解決する為”と考えたほうがいいと思います。

「殺しあう事が最も適切な方法であるとした考え方」ではなく、“対立を自分の側の判断に近いかたちで解決する為には軍事行動による相手の屈服が最も適切な方法との考え方”が戦争につながっているのではないでしょうか。
(殺し合いはそれに付随すること)


>では、なぜ殺しあうことが最も適切な方法になるか?
>それは、国の中には他より優れているものが存在することが望まれると考えているか
>らです。つまり国と国との間には優劣の関係が存在しているからです。

「殺しあうことが最も適切な方法」だと前提しても、それが、「国と国との間には優劣の関係が存在しているから」が理由になるとは思えません。

軍事的に自国が劣位であると考えている側は、戦争を回避しようとするものです。

ブッシュ政権が、アフガニスタンやイラクの国策決定で自分たちの判断を優先させたいために先制攻撃の虐殺戦争を仕掛けたことは認めています。


>では、なぜ国と国との間には優劣の関係が存在しているのか?
>それは、資源・財等を獲得する為に互いに競いあい、奪い合わなければならないから
>です。

国と国との間の優劣関係と、「資源・財等を獲得する為に互いに競いあい、奪い合わなければならない」の論理的つながりが不明瞭です。

優位に立ったり優位になるために、資源・財等を優先的に獲得しなければならないという話ならそれなりに理解できます。


>では、なぜ資源・財等を競争し、奪い合うのか?
>それは、資源・財等を獲得することで国は豊かになり幸福になれるからです。またこ
>の世界にはすべての国に行き渡るほどの資源・財等が不足しているからです。

本当に「資源・財等を獲得することで国は豊かになり幸福になれる」のですか?
(幸福の“意味”は問わず、豊かになる部分のみを問題視)
そうはならないことがわかったから、植民地支配にしがみつかず“放棄”したのではないですか?(フランスなど移住植民を中心にした国はけっこうしがみつきましたが..)

また、本当に、「この世界にはすべての国に行き渡るほどの資源・財等が不足している」のですか?

原油にしても生産調整しているくらいです。日本は供給過多=需要不足でデフレ不況に陥っています。お金も、財の購入ではなく金融取引に膨大な額が投入されているのですから過剰だと言えます。

財や貨幣が偏在(かたより)しているとは言えますが、それは国家間の問題だけではありません。


>では、なぜ資源・財等は不足しているのか?
>それは、この世界には国がひとつだけのものではなく、多くの国があり、分け合うこ
>とができないからです。

世界支配層は、そのような方向で“解決”を図ろうとしているようです(笑)


※ 「では、なぜひとつのものではないのか?」以降の文章にも思うところはありますが、前提的な認識が大きく食い違っていますので、保留させていただきます。

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