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USDA監査局の内部報告書であるIG Draft Audit Reportの内容についてのUSDA側の反論
http://www.asyura2.com/0403/gm10/msg/298.html
投稿者 転載バガボン 日時 2004 年 7 月 17 日 18:53:43:viYzkQtBs8gp6
 

(回答先: アメリカ農務省報告書 IG Draft Audit Report についてのワックスマン議員の指摘 投稿者 転載バガボン 日時 2004 年 7 月 15 日 08:56:13)

Sasayama's Weblog http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=30  より転載

サイトhttp://www.usda.gov/Newsroom/0289.04.html は、USDA監査局の内部報告書であるIG Draft Audit Reportの内容についてのUSDA側の反論であるが、苦しい弁明が続いている。
まず、USDA側は、今回の監査報告書は、今年の三月中旬時点でのものであり、この報告書で指摘の諸点についての多くは、解決済みのものであるとしている。
また、拡大サーベイランスプログラムのサンプルのとり方についての偏向性についての指摘については、これまで一万一千のサンプルをとり、そのうち20パーセントは、と畜場からのものであり、30パーセントは、レンダリング工場からのものであり、40パーセントはサルベージプラント−廃棄プラント-からのものであり、残りは、3D/4Dプラントからのものである、としている。
そして、ハイリスクのグループに属している牛の数を四十四万六千頭とみなし、そのうちの五十六パーセントに当たる二十五万一千頭は死んだ牛であるとみなしている。
この死んだ牛のサンプルの取り方に、非常に難しい問題が潜んでいるとしている。
すなわち、監査報告書でも指摘されているように、通常、農場主としては、死んだ牛のうち、BSEでないと思われる牛のサンプルを、えてして摩り替えて提供し勝ちだからである。
ちなみに、この6月に集められたサンプルのうち、70パーセント近くは、死んだ牛-と畜によらず、農場内で死んだ牛という意味-からのサンプルであり、それは、農場からのものや、レンダリング工場からのものや、と畜場からのものや、サルベージ・プラントからのものや、3D/4Dプラントからのものである。
概して、サンプルの分布は適正なものだとしている。
また、サンプルの地理的な分布が明らかにされていない点については、この点については、分析中であり、現時点で明らかにすることは出来ないとしている。
さらに、昨年12月、ワシントンで発見された牛が、ダウナー牛−歩行困難牛で無いとする報告書の説については、そうでないとするに十分な証拠は何も無いと、している。
検査員の質について、単に検査方法のパンフレットを渡されただけのにわか検査員の存在について、現時点では、改善されているとしている。
さらに、中枢神経障害の牛のサンプル数が少ないことについても、現在は改善されているという。
以上が、7月13日に明らかになった監査報告書についてのUSDA側の説明であるが、日本側が若齢牛の検査除外を模索しているときに、それを疑わせる悪い材料がいっぱい出てきたということだ。
すなわち、これまでのアメリカ側が行った拡大サーベイランスプログラムのサンプルのほとんどが、農場内で死んだ、歩行困難でない牛のサンプルがほとんどだったということについては、そのサンプルの恣意性を疑わざるを得ない。
このような時点において、日本側が、全頭検査論を引っ込めることは、アメリカ側にとっては、渡りに船の都合のよい機会が生じることになるのではなかろうか。

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