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 [北京 25日 ロイター] 中国国営メディアは25日、台湾総統選をめぐる混乱を初めて伝え、選挙結果に抗議した野党を評価する姿勢を示した。
北京晨報は「台湾市民数万人が抗議集会」との見出しを掲げたほか、「総統選挙に不正疑惑」との小見出しもつけた。
北京晨報など一部の新聞は、国営・新華社が深夜に配信した記事も掲載した。新華社は、総統選直後に選挙結果だけを短く報じたが、その後の混乱について伝えたのはこれが初めて。
中国政府は、再選を決めた陳水扁総統を批判すれば裏目に出るとの立場から、選挙結果について直接の論評を避けているが、新華社の配信記事は、「台湾地域の指導者の選挙で不正があったとして、台湾住民数万人が街頭に繰り出し、4日連続で抗議活動を行っている」と始まっており、総統選で敗れた連戦候補とその支持者の側に立つ姿勢を明確に打ち出している。
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