イタリアの野党や労組の関係者も、政府でもないのに「テロの呪縛」に陥っているようだ。

庶民は、テロに屈してデモする“屈辱”なんぞまったく気にすることなく、「それで“３人の命”が救われるのなら、大喜びでデモります」でなければおかしいのです。
（たとえ、イラク駐留の継続を求めるデモを要求されたとしても．．．）

イタリア政府だって、建前はそんなフザケタことはできないでいいが、裏では、「政府はそれで政策を変えることはしないから、支持者を動員してデモをやんなさい」といった動きをするのがまっとうな策である。

テロに屈するかたちのデモはできないというのは、（国）旗のために命を賭ける愚と同じだ。

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