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「話しても信じてもらえないややこしいこと」が真相なんだろう〜「今井紀明少年A化プロジェクト」藁)考・会見前版
http://www.asyura2.com/0403/war54/msg/249.html
投稿者 やました 日時 2004 年 4 月 30 日 17:08:34:ygtWAXs6K7V.w
 


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*イラク・3バカの自殺自演をついに自供!! *
*A今井紀明、まもなく、「少年A」に(藁) *
*>「記事に登場する『政府関係者』というのは、警察庁警備局外事情報部*
*の塩川実喜夫国際テロ対策課長です。まだ、『強要された』という表現を*
*してますが、明日になればまた変わるでしょう(笑)。今井が『少年A』と *
*呼ばれ、写真に目線が入る日も目前です」。 *
*〜【サイバッチ!】00680号[04/18//04]より *
http://www.mailux.com/mm_bno_list.php?mm_id=MM3CA3323935BAC
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「今井紀明少年A化プロジェクト」藁)あるいはイラク人質事件に関する走り書き的覚え書き:会見直前バージョン

*ま,会見が終わってから正式なやつを書きたいと思いますが,なんかこういうのって,あとだしジャンケンばっかやってエエカッコシーしちゃいけないと思うんで(^^;会見直前バージョン書いときます。
ちなみにわたし的には一連の騒動のあいだ“「イラク日本人人質事件・被害者自作自演説疑惑」の「根拠」を検証するページ” http://www.geocities.jp/iraq_peace_maker/index.html や,この掲示板を参考にさせていただきました。あと,書いてる内容は違ってると思いますが,アカシック佐々木の毒毒ばなし http://www.akashic-record.com/y2004/jcpirq.html もそれなりに面白く読んだ(笑)

【真の真相は,おそらく「そのまま話しても信じてもらえないややこしいこと」なんだろう】
まもなく会見が開かれますが,そこで彼らが口ごもったり,微妙に隠したりしているように見えてもそうそう色めきたつべきではない(笑)。あんがい,真の真相は,「そのまま話しても信じてもらえないややこしいこと」なんじゃないかなと思うんですね。

例1:犯人グループの中に日本語ができるやつがいて,なぜか日本の政治状況についてもよく知っていた。そいつの指示で演技させられた。
例2:なぜかアンマンのホテルを出た直後に拉致されてしまった。

なんていうのが真相だった場合,今現在彼らを囲繞しているフンイキだと,そのまんま話しても信じてもらえないんじゃないか。そうすると,どうせ信じてもらえないからというんで,ちょっと話を作っちゃったり,それがあとでばれてかえって窮地に追い込まれちゃったりとかいうまずいことがあるかもしれないですね。
そういう場合は,上の例1・例2のようなことがあってもおかしくないんだってことをおもんばかってやるべきでしょうね,最低限この板の方は。

【真相はいつでも混濁している,だが人間は混濁したものを認識することは難しい】
なぜ「上の例1・例2のようなことがあってもおかしくない」のか。それは今回の誘拐事件を仕掛けているのが,「プロっぽい連中と素人っぽい連中の組み合わせ」からなってるだろう,ということを考えればおかしくないといえるわけです。
これはクルドBlogでも書いたことですが http://postx.blogtribe.org/day-20040421.html ,あの誘拐作戦は,実行犯はなんか寄せ集めの素人テロリストみたいな連中ですね。だけど,その上にたって指揮している計画犯の方はどうか。これは,おそらく現在のファルージャに逃げ込んでるのは,旧フセイン勢力の暴力機構,秘密警察にいた連中がかなりいますから,そういうのがやってるんだろう。それらの中には日本の専門家がいてもおかしくない。そういうのは当然日本の言論界ならびに「インターネット言論界」のことをよく知ってるだろうから,今回の事件を仕掛けて「日本向きのメッセージ」を書いて,反応を見てまた書いて,っていうのをやってもおかしくない。また,ヨルダンやシリアにも拠点を持っててそれなりに組織的に動いていてもおかしくない。なにしろ旧フセイン政権の秘密警察というのは,イスラエルのモサドでさえも苦戦していた連中ですから,それなりに辣腕でしょうし。
たとえば日付のところが西暦が書いてあった云々というのが話題になってますが,上の「検証」ページでも言ってるように別に不自然じゃない。それより,あれは文面だけがあらかじめテンプレートとして完成していて,あと日付だけあとから入れるようになってたんじゃないかなっていう感じがしました。
一方,ビデオ撮影とかいうのは,素人っぽい実行犯が「その場の即興」でやってしまった可能性はあると思いますね。それは,今井紀明らがたまたまハンディカムとかパソコンとか持ってたから,じゃあこれでやろうか,というふうになった可能性がありますね。それは即興的に決めちゃったのかもしれない。実行犯が素人っぽいやつなら次葉末節においてそういうことはあるでしょう。別に不自然じゃない。そもそもフセイン政権の「サダム・フェダイーン」ってのが,まさにプロの指導のもとに素人の若い連中が集まる,という組織でしたからね。
ただし,「プロっぽい連中と素人っぽい連中の組み合わせ」みたいな,混濁した現実ってのは性格に認識するのが難しいですね。たいてい,これは「プロ」か「素人」かっていう疑いになるでしょう。両方混じってるっていうふうにはじめから考える人はあまりいない。
サリン事件の時も,これは「会社員犯人説」かさもなくば「軍関係者」か,っていうふうになったでしょう。つまり「素人」か「プロ」かと。だけど,実は素人とプロの要素を両方持ち合わせたやつだった(笑)そうはなかなか考えられないよな。

【専門家のコメント】
専門家の本来の機能っていうのは,「一見疑わしいことのように見えるけど本当はそんなに不思議じゃないこと」と,「真に疑わしいこと」とをちゃんと腑分けして提示してもらうことにあります。だけど,今回の「専門家」は,だめでしたね。暴走する連中の「燃料補給」に終わってしまった。これはクルドBlog4/19でも書きましたが http://postx.blogtribe.org/day-20040419.html


4/10産経 「脅迫文非イスラム的 一つの不可解な点」一橋大大学院 内藤正典
4/12毎日夕刊 「イラク邦人人質事件 謎めいたメッセージ」 日本文化研究センター 池内恵
4/14産経 「稚拙なスペルミス不自然 劣化ウラン弾言及は奇異」中東調査会 高岡豊

このへんはだめでしたね。
例えば,「今どきの中東では日本語ができるやつがいてもおかしくない」ぐらいはいっといてほしいですね。日本というのは,長年にわたって中東最大のお客様なわけですから。あえて秘密警察とまでいわなくても,ビジネスで日本語ができるやつがいてもおかしくない。また,日本人で「友好人士」がいても別におかしくないし,かならずしも赤軍派とはかぎらない。そもそもバース党政権には日本は70〜80年代にかなり食い込んでましたから。
しかし,これがどの程度「陰謀」だったか,つまり政府側のディスインフォメーションに確信犯的に「協力」したかっていうのはまた慎重に検証しなきゃいけないですけどね。池内,内藤,このへんは,まあ確信犯というよりは,彼らの学風に権力側と親和的になってしまうものがあるんだろうと思います。このへんは彼らの著作を読んであらためて検証したいところです。

なお,この専門家のコメントが「燃料補給」になってしまう問題については,松本サリン事件との比較が是非必要だと思います。この問題で絶好の資料となる著作があります。

永田 恒治『松本サリン事件―弁護記録が明かす7年目の真相』です。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4750314374/qid=1083310277/sr=1-2/ref=sr_1_8_2/250-1613366-1883460
松本サリン事件―弁護記録が明かす7年目の真相
出版社: 明石書店 ; ISBN: 4750314374 ; (2001/06)

これは必読ですね。このへんの比較検証についても会見終了後正式版でやってみます。

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