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映像の世紀(3)それはマンハッタンから始まった NHK (乃依 -欲望と絶望
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投稿者 エクセル 日時 2004 年 7 月 09 日 16:29:33:bYX76twYRXTUw
 

(回答先: 映像の世紀(2)大量殺戮の完成 NHK (乃依 投稿者 エクセル 日時 2004 年 7 月 09 日 16:25:22)


平均評価5

映像の世紀(3)それはマンハッタンから始まった

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エディション:
• DVD (2000/12/21)
• Region 2 (日本国内向け)
リージョンコードについて
• NTSC
• カラー
• NHKソフトウェア - ASIN: B00005HRSZ
仕様について

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レビュー

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リュミエール兄弟がシネマトグラフを発明し、人類が動く映像を記録するという術を得たのが19世紀末。20世紀はその幕開けとともに動く映像として歴史を記録することが可能になった最初の世紀となった。
映像というメディアが、やがて発達・浸透していくなかで歴史に大きくかかわり、世界を動かす程に巨大な存在となっていく過程を含め、「映像の世紀」と呼ぶにふさわしい20世紀の記録映像を世界30ヶ国以上、約200ヶ所の資料館から発掘・収集して構成された本シリーズ。

第3集では、1920年代は、戦争景気に沸くアメリカが、その富をもって国力を高め、以後の資本主義社会の基本スタイルを形成した時代をニューヨーク・マンハッタンを舞台に描いていく。(井上新八) カスタマーレビュー
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3 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

評価5 アメリカの繁栄と没落の記録, 2003/12/25
レビュアー: 石野 達也 (プロフィールを見る)   東京都 Japan
リュミエール兄弟がシネマトグラフを発明し、人類が動く映像を記録するという術を得たのが19世紀末。テレビ放送開始まで、映像は映画によるものである。えいぞうによって映し出されたものは、人間の楽しい営みではなく、憎しみ、悲しみが多い。第一次世界大戦、ドイツの物価が1兆倍になったこと、ロシア革命、ヒトラーに代表されるヒトラーの台頭、第二次世界大戦、敗戦、戦後の復興、大恐慌などである。20世紀は戦争と革命の世紀であった。21世紀も混沌としていることを考えれば、歴史は繰り返すのかもしれない。私たちがつくり出す「21世紀映像の記録」は、後世の評価はどうなるであろうか。


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評価5 虹色の輝き, 2003/01/14
レビュアー: カスタマー   Amherst, MA United States
 1920年代から30年代にかけてのニューヨーク、マンハッタンは「虹色の輝き」に満ち溢れていた時代の象徴でもあり、かつ暗黒の世界恐慌が始まった「暗黒」を象徴する場所でもある。この時代の光から闇への転落はそのまま国際政治の光から闇への転落でもあった。第一次世界大戦と第二次世界大戦の戦間期の20年はまさに光と影に時代であった。この作品で語られているマンハッタンの光と影は、そのまま国際政治の光に満ちた理想主義の時代から現実へと目覚めていった過程でもあると思う。

 金融、情報、科学、文化の発展は新しい価値観を世界にもたらした。人々は「古い」モラルから「解放」され「新しい」価値観に浸るという享楽的ムードに支配されていた時代だった。そして、その中心はマンハッタンであり暗黒の時代の明るさの源と言っても良かった。

 しかし、いつの時代にも動きに対する反動というものはある。新しい価値観の創造とは、1917年のロシア革命によってもたらされた社会主義という新しい観念、新しい音楽、性の解放などである。これらの動きは、いつの時代にも起きていることではないだろうか。そして避けられない反動は必ずある。それが赤狩りであり、禁酒法であり、そして純アメリカニズムであったと思う。

 国際政治を見てみれば、理想主義者W.ウィルソンの国際連盟という創造は彼の国の人間によって否定された。新しい協調の枠組みを話し合う場であるはずのヴェルサイユ講和会議には戦争の当事国であったドイツは出席を許されず、調印された条約はドイツに対し屈辱的な内容となった。国際連盟の高い理想を掲げるはずの会議は、戦勝国による怨念の果し場と化してしまったのである。新しい時代は始めからどこか狂いだす「時限爆弾」を抱えていたのだ。

 この様に、国際政治においては初期段階から闇が見えていた。結局、戦争という悲劇を経験した後、人は希望を膨らますがために盲目となり理想に走りやすくなるということではないだろうか。しかし、現実に直面したときに同じ勢いを持って反動に変わって行く。それが、ドイツ、イタリア、その欧州諸国におけるファシズムの台頭である。

 時代は、虹色の幻想から、覚めた現実へと動いていった。人々が抱いた幻想が、砂上の楼閣であったことに気付くまでにはそう時間もかからなかった。世界は破綻し、制御不可能となって戦争への道をひた走っていったのだ。

 昭和の日本が、人々に悲劇をもたらしたという反動から、戦後日本は理想主義をひた走ってきた。しかし、理想主義にも限界がある。冷徹に国益を追求する外交官達がいる国家に囲まれも、なお理想を貫こうとすれば何時かは破綻し、それは民族に悲劇的な結果をもたらしかねない。アメリカは国際連合は外交の道具に過ぎないと明言した。我々も、このような現実を踏まえて現実的視点に立って国際政治、国家の安全保障を見直していかないと、やがて何時かは国家、国民を危機と悲劇に陥れる破壊のシステムに迷い込む危険がある。戦間期の国際政治、世界の動きは我々に大切な教訓を与えている。


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