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ユダヤ系の地球戦略が、崩れようとしている 創業夢宿ライブ
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投稿者 愚民党 日時 2004 年 9 月 03 日 15:54:56:ogcGl0q1DMbpk
 

(回答先: 企業も市場も、世代のシフトがポイント 創業夢宿ライブ 投稿者 愚民党 日時 2004 年 9 月 03 日 15:30:28)


創業夢宿ライブ
http://www.demeken.co.jp/tokiwa/meta/sougyo/1.html

創業夢宿
http://www.demeken.co.jp/tokiwa/meta/sougyo/




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第2章
フリーメーソンの考え方
ユダヤ系の地球戦略が、崩れようとしている

http://www.demeken.co.jp/tokiwa/meta/sougyo/12.html
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山手●SDCの野村新吾さんという人もこの会に参加することになっているんですが、今日は喜界島に帰られているんです。昔は“鬼界ゲ島”と書いたそうです。ここで“鬼”というのは……東南アジアなどはそうらしいんですが“マレビト(訪人)”というんでしょうか。宇宙からか天からかはわからないんですが、外から訪れて来る人、という意味らしいんです。ですから、空から訪れて来る人がいた島、ということらしいんですね。今現に、ボルネオなどではそういう祭があるらしいんです。とても面白い祭で、1年のある時期になると、女の人は全員、空間に住んでいる人のお嫁さんになるんだそうです。正体不明の空間に住んでいる人の。そうやってパワーを得て、そのパワーを男にあげる。そういう祭があるんだそうです。何かを思わせますね。何かやっぱりそういうことが昔にあったのでは、とね。ですから、各地の祭を研究してみると、現代に於けるこれからの方向性がわかるんじゃないですか。

 このごろの文化人類学者は、祭とか悪魔ばらいなども研究し始めたようですね、若い世代が。上田紀行さん、という人がいるんです。その人がこの間、昔のセイロン島、今のスリランカに何年か行って、悪魔ばらいの研究をしたらしいんです。そうしたら、それが物凄く合理性を持っている、ということがわかったんです。ただ病人を癒すため、とかいろんな不幸をはらうというだけじゃなくて、どうもひとつの社会的再生の働きがあるようなんです。インドネシアの場合もそうですが、悪魔というのはもともと、神に対する悪いもの、という観念ではなくて、悪魔とも対話をして、取引をしたり、力を借りたり、弊害をカットしたりする、ということをやってきたらしいんです。

 ですから、現代人の考え方よりも、古代以来の伝統的な考え方の方が柔軟性があって、何か知恵がある感じがしますね。現代は正義と不正義を分けちゃって「フセインは不正義だ」という風にすぐいっちゃいますよね。どうも短絡思考だと思います。インドネシアとかスリランカの悪魔ばらい、悪魔を含んだ儀礼を見ていると、どうも1枚上手のような感じがします。そっちの方が本当のリアリティをつかんでいるんじゃないか、という感じがするんです。今は、そういうことを一律に迷信と片付けて、何故そういうものが自然発生的に出て来たか、というライブ的な起源を忘れてしまっているんじゃないかと思うんです。それを今、文化人類学者たちもようやく気付いて、現代人の立場でその意義を探り始めたようですね。特に若い人がそれをやっています。

 同じようなことで、やはり文化人類学者たちがショックを受けたのは“カーゴ・カルト”ということらしいですね。神話とか伝説の類いは、すべて古代人たちの空想の産物だ、というのが今までの通説だったようなんです。ところが、それを覆すようなことがわかった。それは、たまたま第2次大戦の時に……例えば日本軍もニューギニアに入りましたよね。で、アメリカ軍が攻めて来て戦った。いずれにしてもニューギニアの人から見ると、物凄い破壊力を持った連中が、飛行機に乗って空から舞い降りたりする。あれを見てびっくりしたらしいんですね。同じカーゴ・カルト……これを貨物神話と訳しているんですが、それが第2次大戦後に、南太平洋とかニューギニアとかにいっぱい生まれたんだそうです。ニューギニアの例ではどういうことをやるか、といいますと、藁で飛行機の形の物を作って、それを御神体みたいにして周りを踊るんです。おそらく、日本やアメリカの兵隊の扮装のマネをしてでしょうが、いろいろくっつけて踊るんだそうです。そうすると、天からやって来た連中のパワーと同じものを獲得できる、という儀礼らしいんです。兵隊たちを神だと思っちゃったらしいんです。それで、文化人類学者はハッと気付いた。ということは、例えばオーストラリアのアボリジニとか、アフリカのドゴン族には、空から降りて来たものが人間を造ったとかいう神話があって……ドゴン族の神話はもっと進んでいて、はるかシリウスという星の連星からやって来た、まだ天文学でも発見されてなかった連星からやって来た宇宙人によって、自分たちは造られたんだ、というんですね。何千年も前に、星図まで精確に描いているんです。それをすべて迷信だと片付ける訳にはいかなかった。オーストラリアのアボリジニの場合には全然意味がわからなかった。ただ、彼らが空想して言っているんだろう、と思ってたらしいんです。ところが、第2次大戦後でも依然として神話は発生している。目の前にその事実を見て、リアリティがわかったらしいんですよ。

 本来、古代人たちにはそういった空想力は無いはずですね。古代人たちはリアリティを自分なりに解釈して、それを述べ、伝えただけであって、それは実際にあったに違いない、という説に変わってきたんです。そこで今の……UFOや宇宙人の問題がありますよね。それに関しても、見方がだいぶ変わってきています。文明人ほど、自分が宇宙の中心であって、自分以外に進んだものはなくて、自分たちの理解できないものはこの世の中に在り得ない、という固い考え方をする傾向が強くなりますね。ところが古代人、原始人といったナイーブな連中は、あるものをあるものとして素直に受け入れる。そこから神話、伝説が生まれた、ということらしいんです。

 今はまだ、文化人類学でも理解し難い色々な現象がありますよね。マヤの文明とか。巨大な文明の遺跡が残ってたり、マヤ人たちがある時突然いなくなったり。インカの文明も、全部は解釈できない面がある。それからナスカの地上絵ですね。地上であんな巨大な絵を描くことはできない。上空から眺めてはじめて全体がわかるような絵を、測量技術も何もないインディオたちが描ける訳はない、ということはわかっている。現代人の自己中心なものの考え方を撃ち破ることが、今続々と現れています。

 そういう意味では、今度の集まりを“地球創業者天国”を実現するための“創業夢宿”と銘をうったのも、それにちょっと関わりがあるんです。というのは、我々は今“地球時代”にさしかかっています。日本が全土統一し始める時には黒船が来ましたね。そのショックがありました。もっとも黒船が来る前にも、その前兆があって……織田信長が最初にその影響を受けた1人ですが、外来文化のショックで信長は変革を行なったんです。信長が着ていた物も外来の物。赤いビロードかなんかで、かぶっているのも洋式のものでしょ。あれは武者の纏う伝統的な物の具じゃありませんね。それから信長が作った天守閣。あの天守とはゼウスということですから、キリスト教の教会のマネなんです。建築構造的には、五重の塔を受け継いでいますが、あれは和魂洋才といえるでしょうね。和魂洋才の始まりですね。そして信長は自らを天守になぞらえたんです。ですから、比叡山の焼き打ちもやってのけたんです。信長はその時代からすると、夢を見ていたといえるでしょうね。「人生50年。下天のうちに比ぶれば、夢幻のごとくなり」という能の歌が好きで、しょっちゅう舞っていたというでしょ。ですから信長は夢見心地だったんです。それは外来文化のショックなんです。能も夢幻的な演劇ですしね。ですから、黒船の影響を最初に受けたのは信長なんです。

 その後、黒船の影響を受けたのが明治維新です。あの時に最も影響を受けたのが、坂本龍馬らしいんです。坂本龍馬がタッチしたのは、今のフリーメーソンのメンバーなんです。フリーメーソンというのは秘密結社なんですが、そのメンバーが龍馬に接近して、龍馬が西郷、木戸孝允その他お互いに対立していた連中を束ねた。そうして、維新の変革をやるような成り行きにもっていかせたらしいんです。龍馬が引き金役なんですが、その裏にいたのは黒船だったんです。ですから、明治維新というのは……半分は中で成熟して来たんでしょうが、外力なんです。

 そしてもうひとつ、ライブ・ネットなんです。今度テーマになるライブ・ネットとかなり関係があると思います。明治維新をやってのけたのは、各藩の下級武士であると一般にいわれてますね。元老がバック・アップしながら、脱藩浪士となった下級武士たちが変革の担い手となった、と今歴史では見られているんですが、本当の変革者はそうじゃないらしいんです。あれは一般庶民なんです。ちょうど黒船がやって来る頃に、全国でいろんな異変が起ったんです。伊勢大神宮のお札が降って来る、とか食べ物とかいろんな物が全国中に降って来た。ある記述では、天から女が降って来た、と。そういうことまで文献に残っているんですが、奇妙な現象が起こって来たんです。そういう変革期には異変が起こりますよね。それと一緒に、名古屋あたりでブラジルのサンバみたいな現象が始まったんです。阿波踊りと同じような感じのが。最初は名古屋あたりからだったらしいんですが“ええじゃないか”という運動が起こった。踊りながら練り歩く、その踊りの行列が全国に波及してしまったんです。まったく無目的な運動ですね。当時、それぞれ藩札、貨幣まで持っていて、各藩がそれぞれ国家みたいなものでしたが、その幕藩体制が壊れて、ボーダレスになるきっかけとなったのは、どうやらそれらしいんですよ。今見てみますと、そういう要素が地球全体に見えるんです。そこで、ここでの集まりもそれをふまえて、地球全体で国境とか、また宗教のジャンルとか、いろなものを越えてボーダレスな動きが起こった時に、どんな展開をするだろうか、ということを見ながら、これからの創業について考えていかなければいけないんじゃないか、と思ったんです。

馬場●フリーメーソンには、何か特定の考え方があるんですか。

山手●ええ。特定の考え方を持っています。特に日本をどうしようとか、世界をどうしようとかといったものではないようですが、あるひとつの考え方を持っているようです。フリーメーソンというのは、もともとは中世の石工の組合なんです。メーソンというのは石工のことで……石工というのは今でいう建築家なんです。当時のヨーロッパでは、石工は建築全般の技術者でしたから、ある意味の知識人ですね。そしてヨーロッパでは、メーソンの多くはユダヤ人だったんです。ユダヤ人はヨーロッパでは土地を持つことは許されなかったですから、農民になることはできなかったんです。商人になるか、キリスト教徒がやらなかった金貸しになるか、医者になるか、建築家・メーソンになるか……そういうものになる他はなかったんですね。

 そこで、フリーメーソンの基はユダヤ系の人たちの思想から来ていると思いますね。それに中近東あたりの密教的なものが入り交じって入って来たらしいんです。十字軍というのがありましたよね。キリスト教徒がイスラムを制圧にかかったでしょ。今のベトナム帰還兵と同じで、あるいは日本の兵士がシベリアで抑留されて、共産主義を持ち帰ったのと同じように、キリスト教の兵士たちは、中近東の密教を持ち帰ったんです。その中で有名なのは“ババリア幻想教団”という秘密結社なんです。ババリアあたりで普及したんですが、別名“イルミナティ”といったんです。

 今イルミナティの本が出ていますね。そのイルミナティが背景にあってできたのがフリーメーソンといわれています。表には出ていませんが、現在もイルミナティは続いているというんですね。それがわかったのは……アメリカのドル紙幣がありますね。ドル紙幣にイルミナティの紋章が描かれているんです。ダビデの星はユダヤのマークですが、その周りにつけてあるものを一緒にいれるとイルミナティの紋章になるんです。それがドル紙幣にある。

馬場●それではアメリカもイルミナティに支配されていると……。

山手●ですから、アメリカというのはもうイルミナティに支配されていると見なければいけないと思います。その具体例は……名前がわかっているのはヘンリー・ウォレス。アメリカの巨大な農業のもととなったコーン・ベルトを作り上げた人です。ニューディール政策をやったフランクリン・ルーズベルトの副大統領をやった人なんですが、そのH.ウォレスがイルミナティのメンバーであるということがわかっているんです、その後に。副大統領をやってるような人がイルミナティのメンバーであった。しかもドル紙幣にイルミナティの紋章が入っている。ということをみると、イルミナティというのはどうも、今でも動いている、といえるでしょう。フリーメーソンがあることはみんなわかっていますけどね。フリーメーソンは秘密結社といわれていますが、イルミナティは姿を没しているんですね。もっと秘教的に姿が見えないんです。

馬場●フリーメーソンは名前を出していますよね、ここはフリーメーソンが集まっているって……。

山手●マソニック・ホールっていうのがあります。日本では、九段ですね。水交舎というのがあります。もとは海軍将校の集会所だったんですが、戦後そっくりとマソニック・ホールになっちゃったんです。どうも関連があると思われるのは……日本でフリーメーソンのメンバーとはっきりわかっているのは、政治家では鳩山一郎、その他がいるんですが、フリーメーソンというのはだいたいその国のトップ・クラスの連中をメンバーにしちゃうんですね。で、おかしなことに日本では、代々の海軍の将官たち、大将とか元帥になると自動的にフリーメーソンに入るみたいなんです。そういうことになっていたらしいんです。おそらく海軍は全世界をまわりますから、いつの間にかそういうしきたりになっちゃったんじゃないかと思いますね。

 日本でフリーメーソンが活動した例ではっきりわかっているのは、関東大震災の時の義援。あの時、復興のために、いろんな物資を提供したんです。ちょうど今の中東の問題で送るように、フリーメーソンが東京に送ったんです。それから……おそらく、日露戦争の時に、ようやく日本が大国ロシアに勝った、といっても反撃を受けたらすぐつぶれる状態だったのを停戦に持ち込んで、有利な条件で講和条約を結ぶように仲介をしたのがどうもフリーメーソンだったらしいんです。ですから、日本も操られているんですよ。明治維新を発生させたところから、現在までずっと。みんな知らないだけなんです。

 同じことはソ連にもいえるんです。ソ連が今大変革をした、といって大騒ぎになっていますが、あれはべつに驚くべきことじゃないんです。もともとソ連の革命というのはフリーメーソンがやったんですから。ソ連の革命の元勲たちはほとんどがユダヤ系なんです。特に、レーニンとスターリンははっきりユダヤ人だとわかっています。そのレーニンがロシアに乗り込む時に資金を持たせて、途中でドイツの参謀本部にシャット・アウトされそうになった時に、封印列車という手段で乗り込ませたのがどうもフリーメーソンのようなんです。ですからフリーメーソンというのは、じつはソ連をも作っている。その後もソ連という国がフリーメーソンによって操られていることははっきりわかるんです。代々のソ連の書記長たちはユダヤ系が多いいんです。特にそのことを思わせるのは……ミハイル・スースロフという人がいて、彼は“キング・メーカー”といわれたんです。代々の書記長をつくってたんです。今のゴルバチョフもミハイル・スースロフが育てたんです。ゴルバチョフもミハイル・ゴルバチョフで、これはあきらかにユダヤ人ですね。ですからソ連はユダヤ系が牛耳ってきた。

 アメリカの大統領もだいたいそうですね。ユダヤ人が非常に多いしユダヤ人でない場合でも、周りで押し出した連中、それをもり立てている連中、あるいはコントロールしている連中はユダヤ系だ、ということははっきりわかるんです。アメリカの場合は、かつての5大財閥はすべてユダヤ系でしょ。このアメリカの大企業群が承認しなければ、民主党にしても共和党にしても、まず大統領になれなかった。そういうことから見て、ソ連もアメリカも実は、ユダヤ系とかフリーメーソンが牛耳っている、ということはまず間違いない。ですから、みんな錯覚を持っていたんですよ。核の危機で、両方が戦ったらもう全世界破滅だ、と思わせるような状況を作っていたのもそのためなんです。だから全世界のどのような国家でも、核の締め付けにあったら自由が利かない。ですから、ソ連かアメリカかどちらかの超大国に従属せざるを得ない。従って、ユダヤ系の地球戦略中枢の思うままに方向づけされなければ仕方がなくなる、という形になってたんです。これが核の時代なんです。

 それが今崩れているでしょ。というのはひとつは、その必要がなくなる程体制ができ上がったという可能性がある。第2には、それを上回る危機がやって来ているという可能性がある、おそらく宇宙からの黒船が。もうひとつは、東西問題はこれで解消したと見ていいが、今度は南北問題がある、今のフセインのように。あれは本質的には南北問題ですからね。南北問題が本格的になって来たと。南北問題というのは、途上国と開発国との歴史的なギャップが危機的な状況になったものですね。

 今度はさらにその上に、地球の原点、エコロジーとか地球そのものと人類とのギャップ、それが危機的な状況になってきている。そこで世界戦略中枢は、牛耳るための戦略的な道具を切り替えた可能性があるんですよ。今、見てください。超大国はすべて環境問題でひっくりかえっていますよ。環境問題は下手をすると人類全部絶滅する可能性があるから、環境問題をテコにすれば、全世界の国家も、企業も牛耳れる。国家も企業も環境問題というとグウの音も出ないから。それを自在に操ることを考えてる。

 もちろんそれ以前は経済ですよね。資本主義にしても社会主義にしても、経済原理を操って、人間を上手く枠の中にはめてしまう。経済原理はだいたいユダヤ系が作ってますからね。はっきりわかることは、代々の有名な経済学者はほとんどユダヤ系です。ちょうど原子物理学ではユダヤ系がほとんどというのと似ているんですね。核を造り出したのもユダヤ系です。これははっきりいえます。核の理論から応用までほとんどユダヤ系がつくったものです。国際的にまたがってユダヤ人の“物理学一家”というのがありますが、それと同じように、代々の経済学者は、はっきりほとんどユダヤ人。それは当然のことで、もともとヨーロッパ人たちは経済には明るくなかった。というのは、貿易はほとんどユダヤ系が牛耳っていましたから。金貸しにしてもそうでしょ。それから、会社の起源となっている複式帳簿、あれもユダヤ系の連中が作ったんです。ですから、賃金、利子の原理、そして会社、マーケットの法則もほとんどユダヤ系が作った。ですからみんな知らずに……資本主義も社会主義もユダヤ系が作ってますからその枠の中で生きてきた。ほんの一握りのユダヤ人たちのコントロールの中で生きてきた。その世界戦略中枢にフリーメーソン、イルミナティがあるんです。あるいはその奥にまだ何かあるかも知れませんね。地球上はそういう構図なんです。

 私がそれを感じたのは……戦争中には、東西関係がユダヤ系のサイフォンでつながっていた、ということがはっきりわかっています。ソ連とアメリカの中枢が。今ホット・ラインでつながってますよね。ホット・ライン以前にもつながりがあったんです。戦時中、ソ連がヒトラーにやられて押しまくられている時に、ソ連に住んでるユダヤ人たちが大祖国戦争という歌い文句で、アメリカのユダヤ人たちから資金や物資を送らせたんです。その中心になったのがイリア・エレンブルクというユダヤ人です。彼は表向きは文学者ですが、運動家ですね。そのエレンブルクの運動がひとつと、戦後もその流れが続いていたんです。東西が緊張して核戦争になるんじゃないか、といわれた時でも、アメリカ人はしょっちゅうクレムリンに行ってたんです。どういう連中かというとアメリカのユダヤ人です。

 例えばペプシ・コーラの会長とか、何人かのユダヤ人がいるんですが、それがすべてクレムリン直通で行ってたんです。それがホワイト・ハウスにもつながっていたことは間違いない。東西緊張というのは、全部演出されていていたものなんですよ。ホット・ウォーもコールド・ウォーも、全部あれは演出なんです。ただそれが演出と見えない程真に迫っているから、みんな生きた心地がしなかったでしょ。もうそれだけで牛耳られていたんです……。

 ある時、ソ連で“ユダヤ人の医師陰謀団事件”というのが起こったんです。ユダヤ人の医師がスターリンを殺そうとしている、ということをベリアという秘密警察の長官が告発して、彼を捕らえたんです。そうしたら、世界中のユダヤ人たちの経済会議がスイスで招集されて、ソ連に流れているユダヤ人の金をストップさせる、という決議がなされたんです。その決議をした途端に、告発はウソだった、という発表をソ連政府が行なったんです。しばらくして、あれは本当だった、といってまた捕まえた。そしてまたユダヤ人たちの抗議が起こるとまたそれがひっくりかえった。最後にはウヤムヤになってしまった。それを見て奇妙だな、と思っていたんですよ。そうしたら、経済会議の議長だったツィンメルマンという人が日本にやって来た。これはすべてユダヤ系の人たちの情報でわかったんですが……ミカエル・コーガンというロシア系のユダヤ人が戦後上海から逃げて来て、小伝馬町に毛皮屋の店を持っていたんです。彼が日本のユダヤ人たちの世話役だったんです。その系統から流れた情報でわかったんですが、ツィンメルマンが日本にやって来た。表向きは早稲田で講演をする、ということでやって来たんです。ところが本当の使命はまったく違う。

 国連は今批判にさらされていますが……あれは一握りの連中が操ってる。まずユダヤ系と見ていいでしょう。国連のファウンデーション会議が行なわれる前に、国連を作ろうと提案したのはスタンレー・ブルースというユダヤ人なんです。彼がF.ルーズベルトに持ち込んで、戦後の体制作りということでやったんですね。ただその時に、ソ連案とケインジアンの案と、アメリカにいたアグダス=イスラエル・ユニオンというユダヤ系の公然結社、その責任者であったバーナード・バルークの案とが3つ巴で争った。で、最後にバルーク案が勝った、ということにしちゃったんです。国連とはバルークが勧進元で作ったようなものなんです。

 そのバルークが作ったということと……国連ができる時に世界紙幣を作ろう、という案があったんです。そうすれば、交換通貨としてのドルも要らなくなる。世界的な経済がやりやすくなる、ということだったらしいんですよ。しかし、まだ機が熟してなかったんでしょうね。その時にはお流れになったんです。ところが、その構想は着々と進んでいたんです。どうやったかというと、ツィンメルマン関係の人が、その世界紙幣を各国に売ったという風評なんです。今でもみんな知らないだけで流通しているんです。その頃、広がった噂によると、日本ではどこに売ったかというと、最初に売ったのが、清水にある“アナナイ教(三五教)”という教団だそうです。そのアナナイ教というのは、ペルシャ、今のイランに本部がある“バハイ・インターナショナル”という結社の日本支部なんです。そのアナナイ教というのは一種の宇宙宗教で、本山の殿堂は天文台の形になっている……その一連の事情は、当時市販の情報紙でも報道していました。

 それがホット・ウォーからコールド・ウォーになって、ついにその必要がなくなって、世界戦略中枢が操作のテコにするのが今度は環境問題に切り替わった、というだけのことで、ズーッと続いている。ただ、これからの難物は南北問題だと思います。南北問題はその戦略の枠の中に簡単に入るかどうか。第一、今のフセインひとつを見てもわかるでしょ。あれはユダヤ世界戦略中枢の操作を外れた、一番敵対する相手、しかもユダヤ系に一番近い人種なんですあれは。イスラム教徒というのはユダヤ教、キリスト教と同じ聖書を原典にしています。コーランは聖書から分かれてきたものです。旧約聖書がイスラムの原典ですからね。そして、ユダヤ人はセム族ですね。セム族と似た民族にハム族がありますが、そのハム族がアラブなんです。ですから、ほとんど同じ民族で骨肉の争いをしているというのが現状です。

 レーニンが作ったソ連は、ユダヤ教左派の国家なんですね。経済学者たちは頭が固くてそういうことを知らないんですが……「ユダヤ人問題を論ず」というマルクスの最初の著作があるんです。それがマルクス主義の基なんですが、そこではユダヤ人がヨーロッパに出て差別を受けながら、しかし自分たちはヨーロッパ人よりもエリートであるというプライドを持って、国家の中に国家を造って牛耳るやり方を述べているんです。そしてマルクスが作った「資本論」という革命戦略は、ユダヤ教の焼き直しなんです。レーニンもその流れを継いだ。そういう流れがあるんです。ですから地球全体が、ユダヤ系に決定的に牛耳られるようになったのは、経済機構が地球を取り巻いてから。ということは産業革命以降ですね。

 産業革命というのは、貿易と同時に行なわれた。東インド会社みたいなものを作りましたよね。現代の株式会社の始まりは冒険会社ですから、船を出す時に出資して、その資金で商品を買って船に積む。で、送り出して、これが難破して沈めば全部パーになります。そのリスクを冒して、商品を高く売って、香料のような非常に高価な物を持って帰ったら巨万の富が得られる。それを1回1回精算して、株主に還元して会社は解散したらしいんです。これが株式株式の始まりです。これはほとんどユダヤ系がやっていたみたいですね。

 ですからイギリスが全世界にユニオン・ジャックを翻すという形で大英帝国をつくったその先兵はすべてフリーメーソンだったんです。東インド会社も、最初はフリーメーソンの結社員だったユダヤ人の大佐が、インドへと乗り込んで、インドを制圧するもとを作ったんです。各地でみなそういうことをやっているんです。ですから貿易と産業革命とは、全世界の貿易網を作り、経済原理によって取引をするという形で並行して行なわれたんですね。ですからユダヤ系が全世界を牛耳る始まりはだいたい産業革命と見ていいんです。ですから1世紀半くらい前から、今の地球はそういう形になっているんです。それが現在まで来ているんですが、今はドン詰まりに来ている訳です。

 ドン詰まりに来て、南北問題はどうにもならない、というのがひとつ。もうひとつはおそらく宇宙問題だと思うんです。リークされているいろいろな情報からすると、UFO、宇宙人はまず疑う余地はないですね。ソ連でもアメリカでも、政府が情報を漏らし初めていますからね。宇宙からの黒船が来ている、ということでひとつの転機が訪れているということと、第3世界が動き初めている。第3世界は、その戦略の中に組み込まれていないんですよ。逆にいえばその戦略から落ちこぼれている訳です。経済原理の恩恵を受けていない、と同時に牛耳られていない、という結果になっています。しかも21世紀に入ると第3世界の人口が地球人口の過半数を突破する、という状況になっています。

 ですからユダヤ系の世界戦略はここでひとつの行き詰まりになってしまった。これが今の状況だと思うんですよ。ですから我々がライブ・ネットという風に思い始めたのは……もちろん国内のマーケットを見ても、もはやブランドに対するロイヤリティはなくなっている。もう誰もが自分自身のライフ・スタイルで行動している。一人一人がミーイズムになっています。そういう意味ではもう完全に、若い世代は本音の時代に入っていると思います。ですから“ライブの時代”ですね。ライブ・ネットの時代。地球全体にそうなりつつあると思います。地球全体には落ちこぼれが多いですから。もうメキシコ・シティのスラムの人たちでも、アフリカの都市のスラムの人たちでも、フィリピンのスラムの人たちでも、経済原理では動きようがないんです。ですからみんなが野生の生き物と似たような感覚で、あらためて野生の原理で生きなければいけない、というところまで追い込まれていますね。還元してしまっている。

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