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テロリスト、テロ国家のための原子爆弾製造法 韓国のウラン濃縮に日本の反核団体の沈黙はなぜ?
http://www.asyura2.com/0406/war59/msg/563.html
投稿者 TORA 日時 2004 年 9 月 05 日 16:09:33:CP1Vgnax47n1s
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu78.htm

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テロリスト、テロ国家のための原子爆弾製造法
韓国のウラン濃縮に日本の反核団体の沈黙はなぜ?

2004年9月5日 日曜日

◆韓国は核兵器を保有したいのではないか 極東ブログ 2004年9月4日
http://finalvent.cocolog-nifty.com/

韓国政府系の原子力研究所が原爆転用可能な高濃度ウラン製造の実験を行っていた話題だが、一日置いて最初のショックが収まるとなんとも奇妙な光景が浮かび上がってきたようだ。私自身の率直な印象を言えば、韓国に裏切られたような気持ちがした。逆に言えば、それだけ韓国に期待し、信頼していた面があったことに気づく。

 それに追い打ちをかけるように、日本語で読める韓国紙サイト、東亜日報、朝鮮日報、中央日報の報道はどれも、「たいした問題ではない、日本が騒ぐのは困ったことだ」という基調で報じていた。私は落胆した。

 率直言えば、私は、その韓国人の発言の背後に、核武装への自負が感じられた。考えすぎかもしれない。しかし、泣きたい気持ちになった。私は核兵器なんてものはこの世から完全に無くさなくてはいけないと思う。それがどれほど難しいことであれ、そこを志向しなくてはいけない。もし、日本で同じような秘密の実験が進んでいたのなら(その可能性がゼロとも思えないのだが)、他国に向けて今回の韓国の報道のように軽率な弁明を許さない。

 落胆したのは、その気持ちを韓国人と分かち合うことはないのだと、腹の底にずしんと思ったから。そして、動じまい、釣られまいとも思った。案の定、朝日新聞社説が驚くべき早さで釣られて出てきた。
 事件の真相だが、依然わかっていないように思える。いろいろな憶測はある。(中略)

核兵器を志向したのはベトナム戦争での米軍の敗北がきっかけだった。米軍が頼りにならないので、自前の軍事力として核兵器開発を志向していた。

 しかし、今回の問題については、IAEAはすでに過去の問題だとして現状の韓国の危険性を追求していない。もちろん、そうした落としどころがあってこそ公開されたに違いないし、核兵器製造というより、もともと火遊び的な傾向のある研究に過ぎなかったのだろう。

 それでも、私は心地よい眠りから覚めた。韓国はなぜ再び核兵器を志向したのだろうとまず考える。そして、一度そう疑ってしまえば、北朝鮮への韓国の関わりも、その核兵器の継承の意図を持っているのではないかとまで疑念が膨らむ。

◆「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 平成16年(2004)9月6日
http://www.melma.com/mag/06/m00045206/

韓国核武装の秘密計画が露呈した
日本の核武装オプションに対する英米の反応は?

 韓国も核武装の準備をしていた事実が先日すっぱ抜かれた。
 ならば日本は? 

 日本の政治地殻変動の底流分析で興味深いことを言っているのはキッシンジャー元米国務長官だ。
 
彼は『ワシントン・ポスト』に寄稿し、「自立傾向を強める日本はいずれ国際情勢に主役の一員として振る舞うだろう」と予想し、「将来の選択に”核武装”が含まれる」(同紙7月9日付け)と書いた。

 キッシンジャーは「北東アジアで最も複雑な変遷が日本で起きている。戦後日本は半世紀もの間、米国との安保条約に”避難”して経済復興と政治的権威の回復に集中したが、これは過去一千年以上の日本の歴史で初めての対外従属路線だった」。

 なるほどその通りだが、過去一千年などと歴史認識を表面にだすあたり、作為的である。
 
 キッシンジャーは続けた。
「しかし昨今の日本は自主的外交を展開しはじめ、国際舞台で米国の補助役から”主役”の一員へと変貌を遂げつつある。これは米国への挑戦でもあるが同時に(日米ともに次の変革への)絶好のチャンスでもある」。

 そして日本の核武装化への理由としてキッシンジャーは、
「日本が(日清日露以来)伝統的に朝鮮半島を自国の安全保障に関しての本質と捉える所為で、もし北朝鮮の核武装が六カ国協議で認められれば日本は自国の核武装を考慮するだろう」。

 反日論客の頭目として親中国論を展開してきたキッシンジャーが、保守強硬派のチャールズ・クラウトハマーと同様な日本核武装論を説き始めた事実は注目して良い。

 一方、日本にいつも揶揄的な英『エコノミスト』(7月10日号)は、米国の警戒的な日本の自主独立路線批判に比べると、もっと視野が大局的であり、ドイツとの比較が際だった。

「ドイツがイラク政策を巡ってフランスに同調し、対米非協力路線を貫けるのも冷戦終結以後、目の前にロシアの軍事的脅威がなくなったからだ。日本は目の前に北朝鮮の核がある」。

 だが日本は小泉政権の前から自立への道をしっかりと模索してきたのであると同誌は説く。

「それは01年12月の北朝鮮の工作船に対する日本の警備艇の銃撃から開始されたのだ」とするエコノミスト誌は、つづけて「小泉外交が(原理原則に立脚したものではなく)”一國平和主義”から”ポピュリズム”に変遷したからなのだ」と皮肉な結論をたてる。
 
 さらに同誌は「日本の排他的経済水域に過去何十回も侵入した北朝鮮のスパイ船を、日本は曖昧にぼかして明らかな対処を怠ってきたが、それは「平和憲法」があったからだ。しかし、銃撃事件後は日本政府がスパイ船を海底から引き上げ、爆弾などを発見した上で東京湾に近い場所に展示した。最近は中国の「調査船」に対しても日本は資源探査活動に
明確な態度を見せ始めた」。

 大衆に迎合する小泉はこうした国民心理の変化を巧みに捉え、さっさとイラクへの自衛隊派遣など、従来の日本では考えられない歴史的決定を決めた。
 
「それもこれも第二次大戦後初めての軍事的脅威が近海でおきたからだ。従って日本国民の大多数は強い外交姿勢を望み、長く禁じ手だった軍事的パワーを国際政治、とくに外交の武器として用い始めた。第一次湾岸戦争の時の財政的貢献だけの姿勢への欧米からの非難という屈辱が潜在意識にあるため、日本は法律を変え国連への協力の一環としてカンボジア、ゴラン高原、東ティモールなどへ自衛隊を送り、さらにもう一度、法律を変えてイラクへも送り込んだ」。

 小泉首相が展開している外交は原理原則と言うより国民意識の変化、その希望を先取りするポピュリズムに由来する。だからイラク情勢があやしくなると平然として方針転換もやらかす可能性も強い。

 核に関しての論議は、しかしながら欧米が認識するレベルでは行われず、あいかわらず日本の反応は情緒的である。


(私のコメント)
北朝鮮の核兵器開発問題で世界的な問題になっているのも関わらず、日本のテレビ各局はアリバイ作り程度の報道しかせず、今日の日曜の報道番組でも全く出なかった。イラクがアメリカに侵攻されたのも核兵器開発疑惑であり、イランに対しても核兵器開発の噂は絶えない。それほど核兵器の開発は国際的な大問題にもかかわらず、日本のテレビ各局は韓国の核兵器開発疑惑にほとんど反応しない。

日本の反核団体も反対声明や抗議の活動は全く出ていない。アメリカの原子力空母や潜水艦寄港にはデモまでするのにおかしい。もし韓国が核武装すればその抑止力はアメリカの核しかないが、韓国と戦争状態になれば日米安保は機能しない。つまり韓国が核を持ては日本はその脅威に屈するしかなくなる。それほどの重大なニュースにもかかわらず日本のジャーナリストはほとんど沈黙している。

実際には核兵器は使うことよりも威嚇するだけで大きな効果を持つ事ができる。だから本格的な核兵器よりも低レベルの原始的な核爆弾ならば濃縮されたウラン235さえ手に入れば爆弾の製造は簡単だ。しかし大量のウラン235が必要であり、大量に精製するためには大規模なプラントが必要だ。韓国が行ったウラン濃縮はレーザーを使った濃縮技術らしいが、研究者が政府に内緒で出来るものではない。

韓国が今になって公表したのはなぜなのだろうか。アメリカに事実を掴まれてやむを得ず公表したと見ていますが、六カ国協議に於ける北朝鮮を有利にするための陽動作戦とも見える。核開発疑惑でアメリカが北朝鮮を武力で制裁しようにも、韓国でもウランの濃縮はやっていたのだからアメリカはやりにくくなる。アメリカでも核の技術が韓国に流出したのか調べ始めている。

◆米が韓国ウラン濃縮調査 技術転用を懸念
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040904-00000052-kyodo-int

【ワシントン3日共同】3日付の米紙ワシントン・ポストは米政府当局者の話として、韓国政府傘下の原子力研究所がウラン濃縮実験を行っていた問題で、実験に関与した科学者が米国の核施設で訓練を受けたかどうかなど、米政府が独自の調査に着手したと報じた。
 米韓両国は親善交流計画で科学者の交流が進められており、米国で取得した技術が実験に使用されていないか懸念しているという。
 国際原子力機関(IAEA)は8月29日から同研究所の査察を始め、3日に終了している。
 ブッシュ政権は北朝鮮やイランの核開発計画を厳しく非難しており、韓国の実験に米国の核技術が流用されていた場合には、逆に北朝鮮やイランの激しい反発を招く恐れもある。
(共同通信) - 9月4日12時20分更新


(私のコメント)
中国、北朝鮮、韓国の反日トライアングルは日本の国防上危険な存在であり、在韓米軍が撤退すれば、韓国のミサイルの矛先は北よりも東に向けられる可能性が高い。その在韓米軍も10年以内には全面撤退が噂されている。そうなった場合の日本の国防体制はどうなるのだろう。日本も核とミサイルの開発も検討されなければなりませんが、日本の反核団体が反対するだろう。

原子爆弾自体は濃縮されたウラン235が簡単に作る事が出来る。そして核実験をする必要もない。製造方法もネットに載っているくらいだから、どの国でも原子爆弾は作る事が出来る。だからこそ濃縮ウランの製造にはIAEAも厳重に監視しているのだ。だからこそ極秘に韓国がウラン濃縮をした事は大問題なのだ。一番簡単な原子爆弾の作り方は以下のとおりです。

◆テロリストのための原子爆弾製造法
http://www.uranus.dti.ne.jp/~yuugeki/genbaku.html

核分裂物質さえ手に入れることができれば、思ったよりも容易に核爆発を起こすことが可能だ。放射能による被害も甚大だろう。
 臨界未満の核分裂物質であるウラン235かプルトニウム239を非常に早いスピードで一緒にしてやり臨界超過状態にしたとき、瞬間的に核分裂の連鎖反応が起こる。これが原子爆弾の核爆発である。

 ウラン235の原子が分裂すると、熱と波長の短い放射線という形で大量のエネルギーを放出する。分裂した原子は約2.4個の中性子を放射する。この中性子がほかの原子を次々と分裂させてゆく。この過程は100万分の1秒以内に起こり、膨大なエネルギーを放出する。これが連鎖反応である。中性子による玉突きを連想すれば分かりやすいだろうか。濃縮度100%のウラン235だと約50キロで臨界量に達し、何もしなくても核分裂をはじめる。つまり、50キロ以上のウラン235を早いスピードで一緒にすれば、それだけで核爆発が起こるわけだ。ウランの合体プロセスは、瞬時に行なわれなくてはならない。そうでないと核分裂がウラン塊のあちこちで順番に行なわれる「爆竹現象」となり、威力が弱まる。また同じ理由から、核分裂はより小さいスペースで行なわれたほうがよい。そのため通常の原子爆弾では、合体を爆薬の爆発力を用いて行なう。しかし、原理的にはウランを地面においてその上に長い筒をかぶせ、高い場所から筒の中に勢いをつけて別のウラン塊を落としてやればよい。合体して臨界量を超えればそれだけで原子爆弾になる。

 プルトニウム239は、ウラン235と異なりそれ自体で連鎖反応を起こすことはない。バリウムやポロニウムなど放射性の強い物質を利用し中性子を放射することで連鎖反応を始めさせることができる。100パーセントのプルトニウム239の臨界量は16キロである。

 原子爆弾では、ウランやプルトニウムをリフレクター(反射材)と呼ばれる物質で囲っておく。これは核分裂を起こすのに必要な中性子を反射させて外に逃がさないためである。玉突きの玉(中性子)が台の外に転がり出てしまったら、連鎖反応の効率が落ちてしまう。リフレクターにはベリリウムやウラン238、カドミウムといった重金属が使用される。100パーセントのウラン235が臨界に達するには50キロ必要なのに対し、リフレクターで囲めば15キロですむ。100パーセントのプルトニウム239の臨界量は16キロであるが、リフレクターで囲めば4.4キロに減らすことができる。


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