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国家の解体が必要
http://www.asyura2.com/0411/dispute20/msg/348.html
投稿者 ワヤクチャ 日時 2005 年 1 月 19 日 20:27:56:YdRawkln5F9XQ
 

(回答先: Re:Re 生産手段の社会的所有 投稿者 縄文ビト 日時 2005 年 1 月 19 日 20:00:15)

縄文ビトさん、こんばんは。
私は国家というものは解体する必要があると考えております。
これは自然に死滅するようなものでは無いという事です。
もっと目的意識的に、自立した自給自足経済によって解体すべきと考えております。
映画「北の零年」でもこのテーマは語られていたと思います。
詳しくは別途。

>Re:Re 生産手段の社会的所有
http://www.asyura2.com/0411/dispute20/msg/347.html
>投稿者 縄文ビト 日時 2005 年 1 月 19 日 20:00:15:egUyw5BLxswRI

>(回答先: 生産手段の社会的所有 投稿者 ワヤクチャ 日時 2005 年 1 月 19 日 >>>>19:24:03)


> ワヤクチャ さんありがとうございました。全体的におっしゃるとおりです。

どうも。

>現在まだ勉強中ですので正直言って何をどのように書いて行くかが自分でも解らないと>いうのが本音です。

正直な方ですね。

>ただ言えることは社会自体が作られたもの(人間の頭の中で)では無く自然体で進行し>ていく社会だと思っています。

社会の変化の必然性というものがあると思います。
貨幣経済の問題点は明らかになっていると考えます。
それは蓄積という問題です。
貨幣を本来の交換の手段に戻さなくてはなりません。
「減価する貨幣」というのも1つの方法論だと思っております。
マイナス利子によって貨幣を交換の手段に限定するのです。

> 私の独断と偏見ですがマルクスは未来社会を頭の中で創ったのではないかと考えてい>ます。

マルクスは資本の運動を表現しただけで未来予想はほとんどしていないと思います。
生産を消費者によって管理するという発想は持っていたかに見えますが。
これは柄谷行人氏の「マルクスその可能性の中心」に書かれていた事です。
生産手段の所有の有無によって階級概念を考え出したという事がどうであったのかが
検討されなければなりません。
私は生産手段の私的所有は公的所有(社会的所有)に変えるべきだと考えます。
但し、国家所有では無く、最小限の地域で消費者主導で管理されるべきだと思って
おります。
生活協同組合こそこの管理を行う主体になるべきだと思っております。

>現在では考古学がその時代よりも発達していますので、その時代の考え方を未来社会に>重ね合わせれば良いのではないかと考えています。

マルクスの時代の考え方ですか?
もうそれだけでは通用しないと思いますよ。

> 少数意見の尊重ということはいってみれば人間の性善説に立ったものだということ>>で、

意見に少数か多数かという事は関係無いと思います。
批判に耐えるかどうかだけが問題だと思います。

>右・左に関係なく合意が得られるものでなければならないと考えている次第です。

右は国家主義です。
左の中には国家主義と「社会主義(今までの概念では無く地域社会主義というような
ニュアンス)」があると思います。
私はこの意味での社会主義者です。
でも、この言葉は使わない方がいいですかね?

> 右系の考え方は左系の反発を受け、左系の考え方は右系の反発を受ける。私の考え方>は中道左派でも無いと思っています。

経済システムの問題では右にはほとんど期待できる内容は無いと考えます。
左の中の論理的な部分だけが期待できます。
中道左派というような曖昧模糊としたものでは経済の分析はできないでしょう。

> なぜなら現在のところ右からも左からも攻撃を受けておりません。

テーマが違うのです。
右と左は国家をめぐって争っているからです。
上部構造をめぐる争いです。
経済は下部構造なので戦っているフィールドが違うのです。

> 現在社会は両派に分かれるという考え方に問題があったのではないかと思っていま>>す。

いえ、上部構造的には分かれますし、それは不可避です。
右と左では違うのです。
小林よしのりは右であり、柄谷行人は左です。
噛み合いません。

>あくまでも私自身は人間社会を研究しているつもりです。

人間社会の中に経済と国家の問題が混在しているのです。
全部つながっております。
しかし、どの部分にメスを入れるのかで全然違ってきてしまいます。

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