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第二章 雛形経綸 1 雛形経綸の理論 -その3
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投稿者 謝寅 日時 2004 年 12 月 18 日 09:38:26:Bat5keDwZxjsQ
 

(回答先: 第二章 雛形経綸 1 雛形経綸の理論 -その2 不思議の国、霊之本津国・日本/近代哲学者の発見/霊界で起きた事は、必ず実 投稿者 謝寅 日時 2004 年 12 月 18 日 09:35:03)

*雛形経綸の理論 -その3*

*造化の原理*
 
 
 
 先日興味深い本を発見しました。その本の著者である牧師(G.W.OWEN)が自動書紀によって書いたものである、という事です。(ちなみに小説家のコナン・ドイル氏もこの著書を絶賛していたという事です)そしてその著書の中には以下の様な事が書いてあります。
 
 
 
 …先ずスパイラルですが、これはそれ自体まさしく霊的世界に見られる原理の物的類似物と言えます。それは当然の事で、物的原子の総てが意念の操作による産物だからです。その意念の大根源が神です。その神から涌き出た動的意念が中間の界層を整然たる順序を経て下降し、物質の中に究極の表現を見出しているのです。したがって物的世界に見られるものは、そうした中間層を通過してきたエネルギーの産物なのです。前の例ではそのエネルギーがスパイラル運動によって発せられているのが判ります。

-『ベールの彼方の生活4/G.V.OWEN近藤千雄訳:潮文社』より-
 
 
 
 上記の内容は、縦三段・横三段という立て替えの放射と良く似ている表現です。もちろん実際同じ事を語っているのかは判りませんが、少なくとも、霊界に起きた出来事(意念)が現実の世界に転写してくる、という点では王仁三郎氏や他の霊訓などに共通して見られる描写です。 そしてスパイラルという表現が見られますが、これについても以下の様な記述が見られます。
 
 
 
 …天体がいかにして誕生したかが判るようになっていました。左側は神の思念が外部へ向けて振動し鼓動しつつ徐々に密度を増し、貴殿らの言うエーテルそのものとなっていく様子が判るようになっていました。それを見ると゛動き゛の本質が判ります。本質的には螺旋状(スパイラル)です。

 それが原子の外側を上昇して先端までくると、今度は同じくスパイラル状に、しかし今度は原子の内部を下降し始めます。(これが象徴的表現に過ぎないことを後で述べている)空間が狭いために小さなスパイラルでも上昇時よりもスピードを増します。そして猛烈なスピードで原子の底部から出ると再び上昇スパイラルとなりますが、スピードは少し緩やかになり、上昇しきると再びスピードを増しながら内部を下降していきます。

…(中略)…

 鉱物の原子を見てもやはり同じ原理になっている事が判ります。また一つの原子について言えることは、原子の集合体についても言えます。例えば太陽系の惑星の動きもスパイラルです。但し、惑星を構成する物質の鈍重さのせいで動きはずっとゆっくりしています。同じ事が衛星の運動にも言えます。さらに銀河系の恒星をめぐる惑星集団、さらに銀河の中心をめぐる恒星集団についても言えます。

…(中略)…

 こうした状況を我々はその幅広い通りの左側に見たのです。がその反対側には物的想像物の霊的側面を見ました。つまり両者は表裏一体の関係となっているのです。 

-『ベールの彼方の生活4/G.V.OWEN近藤千雄訳:潮文社』より-
 
 
 
 ここで通信者は、゛先端゛とか゛底部゛とか゛上昇゛とか゛下降゛という言い方は便宜上そう表現したまでのことです。エーテルの原子に上も下もありませんと答えています。判りやすいように、色々と象徴的に表現しているのだと思いますが、ここで言われている左側とか右側という表現も、方位とか方角ではなく何かの象徴とは思いますが、面白いものです。

 言霊的な表現では、左(ひだり)とは霊(ひ)を現して、また右(みぎ)とは身(み)という面を表しているのです。神話に見られるイザナ(ギ・気)、イザナ(ミ・身)の神産み等の様に、霊肉表裏一体で表現されている事が多いのです。そしてまた、その側面の一つであるエーテルの世界の進化について以下の記述があります。
 
 
 
 吾々が知ったことは造化の神々はさきに述べたエーテル原子よりさらに遡った全存在の始源近くにおいて造化に着手されているという事です。またエーテルの進化を担当するのも太古より存在する偉大なる神々であるという事です。そこで吾々はずっと下がって材質の密度が運動を鈍らせるにいたる段階における思念のバイブレーションを学習する事になりました。そしてまず知ったのは、吾々学徒にとって最も困難なことの一つは正しく思惟し正しく意思を働かせることだという事です。物質を想像していく上で先ず第一にマスターしなければならないことはスパイラル状に思惟するという事です。これ以上の説明は私には出来ません。

-『ベールの彼方の生活4/G.V.OWEN近藤千雄訳:潮文社』より-
 
 
 
 また一方で以下の様な興味深い事柄も見られました。
 
 
 
 …さてこれを動物界に見てみると、やはり同じ原理が働いているのが判ります。例えば小鳥は空中を飛ぶのにも滑空するのにも決して一直線は描かずに曲線を描く傾向があり、長い距離を行くとやはりスパイラル運動をしている事が明らかになります。同じ事が海中の動物にも陸上の動物にも言えます。ただ、進化すると、高等なものほどそれが明確に認められなくなります。自由意思が行使されるようになるからで、それが中心的原則から外れた行動を生むようになります。逆に自由意思が少なくなるほどその原則が明確に見られます。例えばカタツムリの殻を御覧になればよくわかります。海の動物の殻にも同じものが数多く見られます。自由意思に替わって本能が作用しているからです。

-『ベールの彼方の生活4/G.V.OWEN近藤千雄訳:潮文社』より-
  
 
 
 
 神示と霊訓の所で述べているのですが、人間というのも進化・進歩するほどより多くの自由意思が行使できるようになると、シルバーバーチ等が語っているのですが、これは未だに判然とは判っていないのですが、ここでも同じような事柄が述べられています。

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