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朝日新聞とNHKの大喧嘩は「中核派」vs「革マル派」の内ゲバに似ている(宮崎正弘の国際ニュース)
http://www.asyura2.com/0411/senkyo7/msg/898.html
投稿者 TORA 日時 2005 年 1 月 24 日 16:30:16:CP1Vgnax47n1s
 

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成17年(2005年)1月24日(月曜日)
通巻第1023号   
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朝日新聞とNHKの大喧嘩は「中核派」vs「革マル派」の内ゲバに似ている
  安部・中川への誹謗中傷から、顛末は左翼主導権争いへ
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 このメルマガは「国際ニュース」だから、日本国内のことはあまり触れないことにしてきたが、朝日vsNHKの内ゲバは、いまや「国際ニュース」だ。

 ここ三日ほど、たてつづけに海外から友人がやってきたので毎晩オークラ、帝国などのホテルのバアでのんだ。友人達は一様に首を傾げた。「あの朝日とNHKの啀み合いは、何が本質か?」と問われたので、
「これは左翼主導権争いの内ゲバと見るべきでしょう」と答えた。

 権力者はおごれる日々に、のちの衰滅への種をまき散らすものである。
 永田町を顎でつかうほど、おごれる平家になった朝日とNHKは、ついに身の程知らずのことを始めたのである。

 敵同士の内ゲバは左翼全体のエネルギーを消費させるので“高見の見物”を決め込めばいい。
 われわれが行うこと。かれらの内ゲバを徹底的なまで長期化させ、泥沼化させることである。ふたたび安部・中川問題への矮小化をさせないことである。
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<<満員御礼>>1月22日の「正論を聞く会」は会場から溢れるほど多くの参加者があり、急遽手配した補助椅子でも足りず、とうとう入場出来ない人のなかにはお帰りになる方も出ました。満員御礼とともに入場できなかった方々には深くお詫び申し上げます。
                    「正論を聞く会」

(宮崎正弘からひとこと)天気が良かったせいでしょうか、会場には補助椅子を急遽掻き集め、レジメも追加で印刷していただきました。一般的に「外交」という演題がつくと、聴衆は限られるのが常識なのに、会場はぎっしり。演壇の脇まで埋まりました。やはり街の声、庶民の意見は中国脅威論です。終わってから懇親会にも多くの参加をいただき、有益な意見交換ができました。御礼を申し上げます。
       ◇    ◆    △
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<< 辻井喬(作家、本名堤清二)講演会のお知らせ>>
 
 時事調査研究会(苅部嘉仁代表)の次回勉強会は作家の辻井喬先生を招いて下記の要領で開催されます。どなたでも参加できます。
           記
とき    2月23日(水曜日) 午後六時(時間厳守)
ところ   横浜駅西口「三越」裏徒歩3分
      かながわ県民サポートセンター304会議室
講師    辻井喬『リスクマネージメントについて』
会費    おひとり 2000円
問い合わせ (045)263−0055
          ◎ ◎ ◎
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(読者の声1)一月18日付けの「産経新聞」の【正論】欄で西尾幹二氏は次のように述べています。

<<教科書から従軍慰安婦の記述が減ったことを改善と見る中山文科相は正しい。これを否定した細田官房長官は事実に反するウソに加担している。事情を調べてみたら、十一月四日の参議院内閣委員会で民主党の岡崎トミ子議員にうまく引っ掛けられて、元慰安婦と称する婦人たちに会わされ、謝罪を述べさせられたものらしい。情けない話である。さらに調べると、岡崎議員には、公用車でソウルの街に出掛けて韓国の反日デモに参加し、日本大使館に拳を振り上げて抗議した空前の事件があり、同じ民主党議員十五人から批判書を付きつけられた、いわく付き、札付きの議員である。>>

この議員は、HPで次のように自己の経歴を述べています。(1944年2月16日福島市に生まれる。福島女子高等学校卒業と同時にラジオ福島にアナウンサーとして入社。1967年東北放送に入社、27年間、放送の現場に携わる。1990年宮城1区から立候補し、「100円カンパ」や「トミコ石けん」などのユニークな草の根選挙を展開して衆議院議員に初当選。)
このHPにはありませんが、岡崎議員は違法とされる外国人(朝鮮人)から献金を受けてもいます。こういう手合いが国会議員となっている日本は間違いなく衆愚政治の蔓延る国家です。
佐伯啓思氏はその著書『20世紀とは何だったのか』であらまし次のように述べている箇所があります。
+++
スペインの思想家オルテガは1930年に出版した『大衆の反逆』という著書の中で二十世紀の欧州の新しい現象を大衆人の出現と捉えている。数が多い、階級が低い、生活が貧しい、ということではなく自分は他人と同じだ、特別な人間ではない、それがむしろ喜びである人々が大衆人である。大衆人は、特別でないこと凡庸であることに価値を見出し、政治的な権利は特別な努力や能力や責任感や覚悟がなくても、生まれながらに持っていると考える人々である。欧州の大衆人に限らず、現代日本のわれわれも、人間は生まれながらに基本的人権や市民権をもっていると考えている。しかし権利とはもともと特権であって、だれもがもっているものではない。自分はその権利に値するだけの優れた人間でなければならないという自覚と努力が必要だ。実際に、政治は特別な才能と覚悟、忍耐力がない者には務まらない。元々大衆はその能力が求められる立場に立とうとはしなかった。
しかし大衆人はこの世に生まれただけで政治的な権利をもっていると考える。この大衆人に対して、オルテガはみずから自分に積極的な義務を課して、より高い理想を掲げ、その理想に向けて自分を鍛えてゆく、『精神の貴族』を対立物として立てる。生まれながらの
貴族ではなく、つねに自己を超越し、自分を超える精神をもっている者である。今日大衆人は『精神の貴族』を押しのけてみずから政治的な指導者の立場になろうとしている。大衆人がこれを許容しているからだ。大衆人の本来のあり方に対する大衆人の反逆。これを
オルテガは「大衆の反逆」と云った。
+++

この現象は当時の欧州の社会背景と深く関わっています。進歩主義、技術主義、民主主義、これらを包含する近代主義。私は無邪気なまでの”進歩主義”にわれわれを縛り付けている怖ろしさがあると観じます。
《いかなる意味であれ、進歩主義はもはや成りたたないのです。まずは、自分の存在の在処、家というものを探すほかはないでしょう。》これは佐伯啓思氏の同著第七章”アメリカ文明の終着点”の一節です。ハイデガーは、現代の問題とはまさに゛故郷喪失゛であるいうのです。 在る処に自分がないのです。そこにニヒリズムが生まれます。それを埋める作業は現代文明発展のエートスになっています。故郷喪失者はそもそも安らげる場所を探そうとはしません。そういうものたちを賞賛することはニヒリズムにさらに深くとらわれることになります。しかし文明発展のためにいつまでも在るべき故郷や自分を喪失・犠牲にしていていい訳はありません。これを克服するということではなく性急に代替物を求めることでなく安らげる家や親しい場所を探し求めることを訴えています。《そうだとすればわれわれは現代文明の典型であるアメリカ文明をもっと警戒すべきです。自由や民主主義の普遍性やグローバリズム、情報革命といった観念に対して、もっと懐疑的でなければなりません。》
日本人は和魂をもち和才を具えています。和魂和才の精神の重要性とその復活が叫ばれるべき時代相だと思います。
       (しなの六文銭)
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(サイト情報)2005年1月20日ブッシュ大統領2期目の就任式が行なわれた。ブッシュ大統領の就任演説(President Bush Inaugural Address, 1/25/2005)
http://www.whitehouse.gov/news/releases/2005/01/20050120-1.html
政権2期目の閣僚の略歴などについて。(Bush Administration in Transition)
http://usinfo.state.gov/special/transition.html
New Nominees http://usinfo.state.gov/special/transition/transition_nominees.html
大統領就任式に関わるデータや歴史は国務省の特別サイトに。
http://usinfo.state.gov/special/inauguration.html
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(トピックス)嘘か真か
「中国の外貨準備、昨年末6099億ドル」
04年末現在、中国の外貨準備は6099億ドルで、前年末より51.3%増え、増加率は前年末を10.5ポイント上回った。中国人民銀行(中央銀行)が13日発表した最新データで明らかになった由。

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<<<<公開講座のお知らせ>>>>
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公開講座(三島研究会、国防研究会合同)を下記のとおり開催いたしますので奮ってご参加ください。本年第一回は、「“国家破産”以後の世界と日本」と題して、講師に藤井厳喜氏(政治学者、拓殖大学客員教授)をお招きします。
 GDPを上回った日本の赤字財政。保険も医療も年金も破産が近いのではないのか。    誰も教えてくれない「暗黒の未来」に、どう生きるべきか? 『新円切り替え』『国家破産以後の世界』(いずれも光文社)でベストセラーを続ける藤井さんが、警鐘を乱打しながら、以下の近未来シミュレーションを行う。@ロシア、韓国、アルゼンチンなどの破産国家からなにを学ぶべきか? A転落するアメリカの国債を買い続ける日本は「経済植民地」か? Bそれとも中国の「属国」となるのか?
 
          記
日時  1月26日(水)午後7時(6時半開場)
場所  高田馬場「大正セントラルホテル」三階会議室
演題  「国家破産以後の世界と日本」
講師  藤井厳喜氏(政治学者、拓殖大学客員教授)
会場分担金  2000円
問い合わせ  03-3200-2295
e-mail:miura@nippon-nn.net  HP http://www.nippon-nn.net/mishima/

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◎宮崎正弘のロングセラー◎
『世界経済のいま、三年後、五年後、十年後』(並木書房、1575円)
『中国財閥の正体―その人脈と金脈』(扶桑社、1600円)
『中国のいま、三年後、五年後、十年後』(並木書房、1575円)
『拉致』(徳間文庫、590円+税、以下同)
『ザ・グレート・ゲーム』(小学館文庫、476円)
『ネオコンの標的』(二見書房、1600円)
『いま中国はこうなっている』(徳間書店、1500円)
『迷走中国の天国と地獄』(清流出版、1500円)ほか
            ◆◇◇◆◇◇◆
◎宮崎正弘のホームページ http://www.nippon-nn.net/miyazaki/
小誌の購読は下記で登録できます(↓もちろん無料です)
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