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ブラック・ウォッチ兵士インタビュー(Falluja, April 2004 - the book)
http://www.asyura2.com/0411/war62/msg/538.html
投稿者 Kotetu 日時 2004 年 11 月 06 日 20:51:18:yWKbgBUfNLcrc
 

(回答先: ファルージャ攻撃準備で担架運び訓練状況もあり鬼気迫る米海兵隊 投稿者 木村愛二 日時 2004 年 11 月 06 日 19:00:06)

ブラック・ウォッチ兵士インタビュー
ブラック・ウォッチが移動中だったときの取材に基づく10月29日の英デイリー・ミラー記事。兵士たちの年齢に注目してください。

「死の地帯」でのミッションに怒るブラック・ウォッチ
BLACK WATCH FURY AT IRAQ 'DEATH ZONE' MISSION
Oct 29 2004
By Padraic Flanagan
http://www.mirror.co.uk/news/allnews/page.cfm?objectid=14809569&method=full&siteid=50143


昨日,イラクの「死の三角地帯」に向かう部隊が,米軍を助けるためのミッションを厳しく批判した。

マニー・リンチ(Manny Lynch)二等兵(19歳)は,路上のブービートラップや自爆を警戒して進むブラック・ウォッチの一員である。「腹は立つし,気は張り詰めてるし」と彼は言う。

米軍の援護のためバスラを離れ,バグダード南方の危険地帯へ向かえという命令には,リンチ二等兵と一緒にいる若い兵士たちもまた,彼と同じくらい怒りを覚えている。

ベン・ブレルトン(Ben Brereton)(19歳)は,「何か,アメリカが出てったあとの場所を引き受けるみたいですね」と言う。

英陸軍参謀長のジェイムズ・バショール(?James Bashall)大佐は,軍として適切な注意を払いつつ,「ハート&マインド」のアプローチをとるのだと約束していた。

ブラック・ウォッチのコンヴォイがバグダード近郊の危険地帯へと北上するにつれて,怒りと決意のムードが高まった。

マニー・リンチ上等兵は,帰郷が予定されていた4日前に,バスラを離れバグダード近郊に向かえという命令を受けた。

「えっと思いましたよ」と彼は言う。「そういうことなら,最初にわかった時点で言ってくれてれば,もうちょっとすんなり受け入れられたかもしれませんけど。」

バグダードに向かうHercules C-130に乗り込みながら,ファイフ出身のこの19歳の兵士は,「いろいろ聞いてますよ,『死の三角地帯』でしょ。誰だって緊張しますよ,こっちより相当状況悪そうだし」と言う。

「自分たちはうまくコントロールしてきました。でもアメリカはどうも,めちゃくちゃにしてきたみたいですね。」

イアン・ゴードン(Ian Gordon)二等兵はエディンバラ出身で,彼もまた19歳である。「予想されるようなさまざまな状況について,特別に訓練がありましたよ」と彼は言う。

「車両に搭載した爆発物や自爆に気をつけるようにと言われています。」

「到着してしばらくは,ヘルメットを脱ぐことができないだろうと思います。とにかく頭を低くして,注意力はオンにしておかないと。最初聞いたときはへこみましたけど,出発が迫ってるんで,モラールは上がってます。」


ブラック・ウォッチのコンヴォイは,ほかの部隊の援護も含め,全部で850人強である。

コーンウォールのトゥルーロ(Truro)出身のベン・ブレルトン(Ben Brereton)(19歳)はRoyal Electrical and Mechanical Engineers(?陸軍工兵隊かも)所属の工兵である。「ただもう腹が立ちますね。なんで自分たちが行くことになったんだ,って。」

「だってアメリカ軍はあんなに人数多いじゃないですか,自分たちの10倍以上いるんですよ,それで自分たちがアメリカ軍を助けなきゃならないなんて,ほんともう冗談じゃないって思います。」

「でももう出発してしまったわけで,どうすることもできない。ただもう早く終わってくれ,家に帰りたい,それだけです。」

ブラック・ウォッチの先遣隊と装甲車両は,すでに目的地に到達している(目的地の名前は伏せられている)。昨日輸送機でバスラからさらに150人が空路輸送され,数日内には配置転換が完了する見込みである。

ブラック・ウォッチはバグダードからおよそ30マイルの,テロリストの温床〔←原文ママ:a hotbed for terrorists〕に着任することになる。

ロケット弾や自爆,拉致が当たり前の地域である。

今回の移動で,米海兵隊が来月(=11月)に,反乱者が制圧しているファルージャを攻撃するための下地を整えることになる。

ブラック・ウォッチは,30日間の任務の後,12月初めにはイラクから出国すると告げられている。

軍報道官のチャールズ・メイヨー(Charles Mayo)少佐は「部隊は現地で仕事をこなしたいと思っている」と述べている。

駐イラク英陸軍参謀長のジェイムズ・バショール(?James Bashall)大佐は,「英陸軍は米軍とは異なったやり方をしている。我々は,バスラで成功した戦術を用いることになっている」と述べている。

「ハート&マインド第一,武力は最小限,しかしながら軍として最善の慎重さを示す。」

「ブラック・ウォッチの司令官は,リスクの所在を確認するまで,部下にヘルメットとボディアーマーの着用を徹底してくれることと思う。」

 (了)

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