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斬首ビデオをここ数日かけて見ました。
エンセンさんが出されたもの二種類を見たのです。一つは３日に出されたもので、もう一つは今日７日に出されたものです。
３日に出されたものは、画像も暗く、香田さんは動かず、出血が少なくかつ勢いよく噴出してはいない様に見えて、表情も苦痛に歪んでいるようには見えなかったので、「すでに殺害されている遺体から斬首したのかな」と考えていました。
しかし、投稿するに当たり、確認の為に、もう一度、今度は７日のものを見たところ、かなり、印象が異なっていました。たまたま、７日のものも見たのです。はじめは３日の物を探していたのです。
７日のものは、
香田さんの体が後半に前方向に揺れるのです。しかし、３日のものも、７日のものも彼の顔は下を向いています。
切られ始めるときに、彼の顔は口を開け、白い歯を見せています。苦痛の表情とも見えます。
出血は勢い良くて、大量でした。
斬首の時に三人がかりで、彼の体を押えつつ、事を行っています。
それらから見て、「活きたまま斬首したようだ」、と見ました。
が、しかし、その印象は正しいのだろうか？
どうして、二つのビデオの与える印象が異なるのだろうか？
勿論、編集がなされている。
「遺体から斬首した」という見方も私は捨てきってはいない。
体の揺れは、遺体を座らせている事の不安定に因るのかもしれない。
遺体から早いうちに斬首すれば、多くの出血があるだろう。
歯が出たことも、髪の毛を引っ張られて、皮膚が引っ張られた事によるのかもしれない。
３日のものも、７日のものも、香田さんの体が簡単に倒されて、動いていないのだ。
犯人達は、覆面をしているから、メッセージを読み上げる声と場面とは同時のものではないかもしれない。
初めの頃の「報道」では、遺体には二つの銃創があったとされていた。
しかし、香田さんの遺体と確認した報道では、それは朝刊であったが、東京新聞と毎日新聞を見ただけであるが、二つとも、斬首を報じるだけで、死因の推測報道はしておらず、銃創については書いておらず、「他に傷はなかった」と報じていた。
しかし、本当にそうか？
これら、幾つかの疑問が浮かび上がってくる。
しかし、見落としてならない、ビデオ画像のもう一つの問題は、それは彼らが「メッセージ」を出すために、画像を出しているということなのだ。
そのメッセージとは何か？
それも、一筋縄では解らないように、隠しつつ何かに託して表している事が考えられる。
犯人達が、侵略枢軸側なのか、抵抗者側なのかが簡単には解らないのと同じで「難しい」のである。隠しているのであれば、簡単に解っては困るのであろう。
「星条旗の上で斬首し、血を染み込ませ、それを三人がかりで行っている。しかも香田さんも犯人達も裸足である。」
ことに、「意味が込められている」のではないか？
そのことに、メッセージがあり、しかも「儀式」を見せていると解する事もできる。
抵抗者側が犯人達であれば、「星条旗を血で汚す」意味を込めているであろう。
しかし、何故か「日の丸」を使ってはいない。
「日の丸」を使っていたら、日本人の反応には激しいものが起きたであろう。
犯人達は、それを注意深く避けている。抵抗者達は日本人を敵にしたくはない。
侵略枢軸側でも、今の時点では、「日の丸」は使わないだろう。
抵抗者側であれば、外国からの義勇兵達であろうが、イラクに惨状を齎している侵略枢軸側（日本も入っている）への反発と警告を兼ねての行いと推測できる。
しかし、犯人達が侵略枢軸側の者達であれば、「星条旗の上での斬首」は「全く反対の意味」が込められていると解する。
1.隠れて「儀式」を見せていると解する事も出来る。
2.「星条旗」を汚すのではなく、血を吸わせている。つまり、斬首し血を吸わせる事により、「生贄」を捧げていると解する事も出来る。
3.この場合に「星条旗」に込められている意味は、米国民一般が抱いている米国の表象ではなく、犯人達だけが「星条旗」に込めている「戦いの神、侵略帝国主義の神」であろう。そのものに「生贄」を捧げるのである。羊などを捧げるのと同じ意味であろう。
4.「裸足」で「星条旗」の上に皆が乗っているのは、「神」を踏みつけない意味を込めての事ではないか。土の上ではく履物で神の上に乗ってはまずいと考えてのことではないか。
5.この際の儀式においては、「星条旗」はあくまでも「神」の表象であり、対象は「神」であり、「星条旗」ではない。「神」は「霊体」であり、儀式が終われば、血の染みた「星条旗」は「神」ではない。
6.斬首された韓国人も他の国の人達も、同じ意味合いで殺害されたと考え得る。
7.その意味での斬首であれば、「日の丸」の上で行っても意味を成さないであろう。「日の丸」を汚す目的が無ければ意味を成さないだろうからだ。
8.そうであれば、この儀式と神の正体は「憎しみ」である。それは、何人であろうと憎むであろう。日本人も韓国人も米国人もユダヤ人も、勿論イスラム教徒もシオニストもである。密かに「憎しみの本体」に「一部の人間の野望」が執りつかれ、自滅へと引き込まれつつあるのではないか。
それに、殺害は２７日から２９日にかけての日に行われていると考えられ、これらの日は、言うまでも無く、橋田さんと小川さん（２７日）、奥さんと井ノ上さん（２９日）が殺害された間であり、これらの日を狙って行ったものと私は考えている。
このように見ると、抵抗者側と侵略枢軸側とでは、まるで意味するものが違ってくる。
ビデオの最後には金色の丸印を映している。薄暗い部屋で黒字の中で光る金丸は、何を表しているのか。それは犯人達の敬う「本体」であろう。表と裏からそれを考えなければならない。表面だけを見てはならない。
その光景は、
「日の丸」に日常に接している我等には異様に映る姿である。
「日の丸」も表象なのである。意味するところは勿論異なる。
私は、斬首ビデオを早くからは見なかった。今回の事件はどちらの側の行いであるか、即断出来なかったからである。イラク情勢の混乱激化と判断材料の乏しさによる。
もう少し判断材料が出てから見ようと思ったのである。
そうしていたら、画像が消えてしまっていたりして、「早く見ておけばよかった」と悔やんだ。エンセンさんのお力でみる事が出来ましたので、大いに感謝致します。
感情的には全くこのようなものは見たくはない。しかし、自分自身に義務を課しているので見たわけである。
しかし、私たちは少しずつであるが「真犯人達」に迫りつつあると思う。
彼らがどちらの側の者達であるかが、判ってくるであろう。
事件の背景には、明らかにイラク情勢だけではなく、日本の情勢の変化がある。
台風、地震被害による我が国の余裕の減退がある。自衛隊イラク派遣などの侵略虐殺の手助け・さらには共犯なんかをやっている暇など無いのだ。
ここで、事件を起こしてきている者達がいるわけである。
本日、新聞に昭和１７年に米国が「戦後に平和の象徴」として、利用する計画を立てていた資料の一つを報じている。
何かの目的を込めての報道とも考えられる。
天皇陛下の「日の丸と君が代の強制をたしなめる」ご発言に困った連中がいるだろう。
従うべきは米国のみと、それこそ昭和１７年にライシャワー氏が書いたような「一部の米国への協力者」が今も居るのであろう。その質は随分と落ちてはいるが。昔は知識人の確信犯達（イデオロギーの毒を飲み込んだ者達）であったが、今では思考停止の「欲の塊」達に過ぎない。
天皇陛下には政治的実権は無く、そのお言葉は無視してよい、としたいであろう。
しかし、「日本国憲法」の第一条では、
「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。」と記している。
この天皇のお言葉を無視し、反するのであれば、それは、「日本国」と「日本国民の統合」に反する事であるであることを知っておかねばならないのである。
２ ８１ ＋−（『９０』）
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。