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ブッシュの政策支持が最低レベルに:ボチボチやるかな『第2の9・11→南米クーデター』
http://www.asyura2.com/0502/war68/msg/822.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2005 年 3 月 26 日 20:34:49: SO0fHq1bYvRzo

ブッシュの政策支持が最低レベルに:ボチボチやるかな『第2の9・11→南米クーデター』


2005年3月27日付エル・ムンド紙(電子版)は次のように伝えています。
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『ギャラップ調査:ブッシュの政策への支持率が最低のレベルに』
http://www.elmundo.es/elmundo/2005/03/25/internacional/1111765576.html
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この記事の内容はおおよそ下の毎日新聞(電子版)によるものと似たり寄ったりです。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050326-00000014-mai-int
『<米大統領>支持率最低45%に 尊厳死問題介入が影響か』
【ワシントン佐藤千矢子】米ギャラップ社が25日に発表したCNNテレビ、USAトゥデー紙との共同世論調査結果によると、ブッシュ大統領の支持率が45%と、01年1月の就任以来、過去最低を記録した。同社は、尊厳死に否定的な立場を取る大統領が、フロリダ州の植物状態の女性の尊厳死問題に介入したことが、支持率低下の主な要因と分析している。
 ブッシュ大統領の支持率は、2月下旬〜3月中旬にかけて行われた直近3回の調査ではいずれも52%だったが、今回はこれを7ポイントも下回った。
 これまでのブッシュ大統領の支持率最低記録は、04年5月の46%。イラクの治安悪化に加えて米兵によるイラク人虐待事件が批判を浴びたことが背景にあった。
 同社では尊厳死問題のほか原油高など経済への懸念も影響していると分析している。
 調査は21〜23日に全米1001人を対象に行われた。
(毎日新聞) - 3月26日10時31分更新
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一方、米国マイアミで亡命キューバ人が中心に製作しているエル・ヌエボ・ヘラルドEl Nuevo Herald紙(電子版:スペイン語)は、2005年3月20日付の記事で、次のように伝えています。見出しと概要のみをお知らせします。
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http://www.miami.com/mld/elnuevo/11182313.htm
2005年3月20日 日曜日

『チャベス主義者の組織がUSAに侵入』
カスト・オカンド
El Nuevo Herald

ウゴ・チャベス政府が反アメリカ主義熱を姑息に煽っている一方で、チャベス主義者の組織が沈黙の中で米国に侵入しつつある。そしてボリバル主義サークル、学術経験者、カリブ諸国出身者グループからスパイ活動家に至るまで、いわゆるベネズエラのボリバル主義革命に都合のよいように、広い革命ネットワークを広げつつある。

【以下省略】
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このエル・ヌエボ・ヘラルド紙は反共・反カストロ紙で、ここの関係者にはFBIやCIA,オプス・デイに通じる者が多く出入りしています。統一教会も絡んでいるかもしれませんが今の所わかりません。マイアミを含む米国フロリダ州は昨年秋のベネズエラの判事アンデルソン暗殺指令が出された場所でもありますし、常にブッシュを最も支えている場所でもあります。
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【参照】
http://www.asyura2.com/0411/war64/msg/784.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2004 年 12 月 15 日 20:32:41
ダニロ・アンデルソン判事暗殺はフロリダで計画され指示が送られた(レッ・ボルテール)
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私は先日来、ラテンアメリカに対する米国ブッシュ政権の策謀を繰り返しお知らせしていますが、これが緊急の課題だと思うからです。そう遠くないうちに、米国内で「ラテン・テロによる第2の9・11」が起こり、「反テロ世界戦争」に中南米を巻き込みながら、ベネズエラ、アルゼンチン、ブラジルなどでの政権交代(クーデター)を「民主主義的に」起こしていく可能性が高い、と思うからです。

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【参照】
http://www.asyura2.com/0502/war68/msg/513.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2005 年 3 月 18 日 07:14:41:
CIAはラテンアメリカに「対テロ世界戦争」を仕掛ける作戦(レッ・ボルテール、IBLNEWS)

http://www.asyura2.com/0502/war68/msg/539.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2005 年 3 月 19 日 08:06:22:
中南米にアル・カイダ:すでに9・11直後に、南米に統一教会がらみの策謀が!

http://www.asyura2.com/0502/war68/msg/640.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2005 年 3 月 22 日 09:09:39
CIA、モサド、統一教会に狙われる南米:Fogata誌(アルゼンチン)より抄訳

http://www.asyura2.com/0502/war68/msg/781.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2005 年 3 月 25 日 21:19:13
「チャベスは気違い、キルチネルは半気違い」オプス・デイと統一教会の双方に関わるペルーの作家が吼える

http://www.asyura2.com/0502/war68/msg/794.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2005 年 3 月 26 日 05:55:04:
「民主主義vsテロ」の戦争に独裁色は邪魔:スペインでもフランコの像を撤去、出汁にされる共産主義者

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この最後の投稿で次のように書きました。再掲します。

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【前略】

そして今後ベネズエラのチャベスやアルゼンチンのキルチネル、ブラジルのルラといった政治家に対しては、ユーゴ、グルジア、ウクライナ、そして今回のキルギスタンで起こったことと同じパターン、つまり2002年のクーデターのように、「民主主義を要求する市民たちの力による政権交代」が、CIAやFBIなど米国諜報機関とオプス・デイ、統一教会、および彼らに雇われたゴロツキ共の手によって演出されることになるでしょう。決して、絶対に、と断言しますが、ピノチェットやオンガニア、ビデラのような軍事独裁にはなりません。必ずチャベスなどを「独裁者」と呼んで追放し(あるいは殺害し)、その後「民主的な」政府が登場する、そういうパターンでやろうとするでしょう。問題はそうなる前にパトリシア・ベルドゥーゴのような知識人がどう動くか、ですね。

チャベスにしてもキルチネルにしても、共産主義者でも社会主義者でもありません。政治的な分類でいくと「ポピュリスト」ということになるのでしょう。特にキルチネルは流れとしてはペロン主義の中道左派です。(ペロンに関してはいずれ改めて投稿しなければなりません。)

米国にとって最も厄介なのは、愛国的で反米色の強い「ポピュリスト」の政権なのです。そしてこういった指導者たちを、かつて自分たちが手塩にかけて育てた軍事独裁者と同列において「独裁者」「ファシスト」と非難することは目に見えています。2002年がそうでした。このときもかなりの共産主義者や社会主義者などがチャベスを「ポピュリスト」「アシスト」と呼んでCIAの謀略に手を貸しました。そしてそのためのピノチェット裁判なのです。

果たしてパトリシアはどちらの隊列に加わるのでしょうか。日本を含む世界の「知識分子」はどっちにつくのでしょうか。上記の動きはすでに始まっています。起こってからでは手遅れになります。だから私が声を大にして南米の状況を伝えているのです。

【後略】
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ウゴ・チャベスの主張する「ボリバル主義革命」は、政治学的な分類でいくとたぶん「ポピュリズム」に入るのでしょう。彼が石油企業を国有化しようとし、米国(直接的にはCIA)とつながるベネズエラの特権階層の力を抑えて、国民の80%以上を占める貧民階層のために、教育や医療などの民政援助を積極的に行っているのですが、彼は決して社会主義者や共産主義者ではありません。

また現在ロイヤル・ダッチ・シェルやエッソの不当な石油値上げに抗議して国を挙げてのボイコット運動を進めるアルゼンチンのキルチネルにしてもそうです。

共通しているのは、ネオ・リベラル経済に食い荒らされた国を自国民の主導で立て直そう、とする姿勢で、これがブッシュ政権の逆鱗に触れるわけです。だからラテンアメリカに巣食うオプス・デイや統一教会の動きがおかしいわけで、上のエル・ヌエボ・ヘラルド紙の記事はあくまでも米国にしがみついてこの吸血鬼の手伝いをしようとする側を代表しているのです。

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