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(回答先: まず、貴方が勉強なさるべきだ。 投稿者 グランディス 日時 2005 年 4 月 19 日 00:44:05)
＞当時は帝国主義の時代であり、自国の領土の拡張や植民地化自体に「悪」という観念が無かっ＞た時代だ。
ありました。すでに植民地分割競争は明治で終わったのです。大正・昭和になると、自国領土の拡張や植民地化はすでに悪となり、世界を制圧しきった列強がいかにうまく自国領を運営するかの時代になったのです。イギリスやフランスはもう十分に植民地があるし、アメリカもラテンアメリカが植民地のようなものだから、これ以上領土を拡張して、植民地化する必要はありません。そんな世界情勢なのに、朝鮮・台湾しか植民地がないからといって日本一人が勝手に領土を拡張することは許されません。そのようなことをするから世界中（特に米英）から非難されるのですよ。
別に日本はあの時でも、日本人へのいじめや迫害・虐殺事件が続出する中国に企業防衛や邦人救出のために軍隊を出動させたのであって、植民地化や領土拡大のためではありません。ちゃんと満州国や中華民国新政府を現地に立てています。今のイラク政府みたいなものかも知れませんが、前の国民政府の軍では邦人襲撃を阻止できないと判断して、日本のいうことをきくカイライ政権に取り替えたのです。つまり、日本占領地域でも中華民国政府自体は一応はあった。一応な！タイ王国に至っては別に戦時中も併合はしてへんし。事実上、日本領みたいなものだっただろうけど、それは「日本はアメリカの属国だあ」みたいな感じでして・・
日本が勝っていたら、大東亜会議がそのまま今の国連のようなものになっていったのではないか。どうせ国連加盟国もアメリカの属国として常時脅されているのだから、松岡も国連脱退などという芸のないことをせず、ハルノートなんか突きつけられたら「日本は中国から兵を引け」と言われたら「アメリカはキューバ・ハイチ・ベネズエラから兵を引け」とやり返せばよかったのだ。日本はこの点で、米英・ベルギーとかのこすい連中なんかと比べて、まだまだだなあ。
ソ連・ロシアなんか一回もフィンランドやポーランド、バルト三国に謝罪したことがないんじゃない？フィンランド戦争はひどいんだ。一方的に戦争を仕掛けておいて、賠償を1950年代まで取り続けて、日独兵士のシベリア抑留と並んで戦後復興に役立てた。
日本はどうせそこまでワルになれんのやから(日本が同じことしてひらき直ってもコケるだけ）、日本政府は中国や韓国の人々の心をつかまなあかんよ。ドイツの首相みたいに。朝鮮独立運動の犠牲者追悼で、パゴダ公園に跪くくらいのパフォーマンスが欲しい。いつまでもアメリカのせいにせず、中韓の民衆の心をつかめ。それがあの戦争の教訓だ。
そしたら日本も謝罪したよ、アメリカは？となれるから。
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