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Re:長良川河口堰を教訓に吉野川第十堰は現地で部分可動化を
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投稿者 なおみん 日時 2005 年 5 月 24 日 09:30:08: 9lYVhrEHEjhbM
 

(回答先: 長良川堰10年 この惨状をどうする(朝日新聞・社説) ― シジミは壊滅状態、工業用水は売れず、水道料金は値上げ 投稿者 シジミ 日時 2005 年 5 月 23 日 20:40:40)

 可動堰に反対する人たちの意見には、堤防を嵩上げすれば良い、というのがある。
 確かに、住宅が密集している浸水区域を守るために部分的に嵩上げすれば効果があることもあるが、堤防の嵩上げかダムか、という議論は今に始まったことではないし、連続堤の嵩上げは内水被害(洪水になるとポンプで排水しないとつかる)を生じさせる危険がある。
 堤防は、危険でないところで適当に溢れたり切れたりして、家や道路はつからないように、逃げられるように、家財道具や車を避難できるようにすれば、治水事業に多大の投資をしなくてすむし、自然環境の破壊も最小限度にとどめることができる。
 河口に可動堰という案への反対運動で盛り上がった吉野川第十堰でも、昨年の台風による破損の修理で、上流側の青石もコンクリートで固定するという案が国交相から出されており、意見を募集していたという。石の前面を、木杭や竹を編んで保護して、洪水で流されたらまた修繕する(地域の仕事を作る)やり方を私は提案した。
 治水も、人間が生活するための必要な環境要素だが、シジミなど生態が重要だと主張しつつ、施設設置の側に守ってもらおうとするだけでは、長良川河口堰に見られるような立派な魚道を造って終わりにされてしまう。こういう修繕は地域でやります、ここはこの位の補償で何年に一回かは浸水させて結構です、といったものを差し出すのが住民に納得できる工法を引き出せる得策である。

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