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「Googlewashing」でオリジナルサイトが消える!?
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投稿者 とっぽ 日時 2005 年 11 月 26 日 17:38:12: OhNus5n6NGOT.
 

(回答先: Googlewashing から逃れるには 投稿者 とっぽ 日時 2005 年 11 月 26 日 17:32:48)

「Googlewashing」でオリジナルサイトが消える!?

著者: Brian Livingston プリンター用 記事を転送
▼2005/11/18付の記事
■海外internet.com発の記事

Web に掲載した自分の記事が、無許可で、著作権表示なしにコピーされ、 他のサイトに掲載されていたら、かなり頭にくるだろう。

自分のサイトが消え、 “コピー”サイトが検索エンジンのリスティングで表示されたら、 泣きっ面に蜂だ。

これは「Googlewashing」の例だ。 今、コンテンツ事業者の多くにとって深刻な問題になっている。

「Googlewashing」とは、 「Google」と「brainwashing」(マインドコントロール)を合成した用語だ。

掲載記事をすべて自分のものにする

コピーサイトによってオリジナルサイトが Google のリスティングから外された事例が、最近 Google で少し話題になった。 というのも、この被害を受けた当人が、 Google のサーチクオリティエンジニアのひとりだったからだ。

・オリジナルの掲載。
前述した Google のスタッフ Matt Cutts は、 自身のサイト MattCutts.com/blog で、 検索の巨人 Google のランキングの方法について、 記事とコメントを出している。 このサイトに数週間前に掲載されたある記事は、 Google カフェテリアの新メニュー、 「bacon polenta」についての何気ない一言で始まっていた。

・掲載記事の抜粋。
数日後、Blog のマーケティングを行っていた Threadwatch が、 おかしなことに気づいた。 Cutts の記事の冒頭の2文を Google で検索してみると、 該当ページのみが表示されるはずなのに、 最上位にもあがらなかった。 代わりに上位にランキングされたのは、 無邪気に Cutts の記事を抜粋し、自分のサイトに貼り付け、 合法的に記事全文にリンクさせた他のブロガーだった。 Threadwatch は、 この結果をスクリーンショットで掲載した。

・深刻な Googlewashing。
事の重大さに注意を促すため、 フランス人グループ Dark SEO Team(SEO は検索エンジン最適化の略)は、 Google の検索エンジンアルゴリズムを意図的にハッキングした。 まもなくこのチームのコピーページも、 Cutts のオリジナルページより上位にランキングされた。 そしてこのグループは、恐ろしい結果を示した。

Matt Cutts に宛てた公開文書によると、 「誰にでも、Google のコピーコンテンツのフィルタリング機能を使い、 競争相手の Web サイトのランキングとトラフィックを盗み、 損害を与えることができる」のだ。

さらに Dark SEO Team は、 ごく普通のサイトが「PR10」(Page Rank 10)になりすます方法を示し、 検索エンジンマーケティングの世界に波風を立てた。 PR10 は最高の Web ページに与えられる。 このような高い評価を受けたサイトコンテンツは、 Google の検索結果でのランキングがあがるため、 誰もがこの評価を絶対に手に入れたいと思う。

偽の Page Rank は非常に大きな問題になり、 SEOLogs.com というサイトが Fake Page Rank Detector を掲載したほどだ。 調べたいサイトの Web アドレスを入力すると、 Google の Page Rank を獲得したサイトなのか、 それとも Page Rank をごまかしたサイトなのかを教えてくれる。

こういった状況は、Web サイトの SEO 支援を専門にする業者のみならず、 すべての正当な E ビジネスにとって心配の種だ。

偉大なる Google をだますのはよくない

Matt Cutts のオリジナルページが、 そのコンテンツの一部をコピーしただけの他のページよりランキングが下がった理由に、Google だけでなくすべての検索エンジンが直面している問題がある。 検索エンジンは世界的に、 Web で何かを探すときの手段になったため、 何千もの Web ページを掲載して、 そのうちのひとつくらいはリスティングの上位にあげたい、 と思っている怪しい人物がたくさんいる。

このようなサイトでは、 検索エンジンロボットをだますためのごまかしが、 たくさん使われている。 しかし、このようなサイトのひとつをたまたま見つけた人は、 他のサイトにリンクさせただけのコンテンツであることにすぐ気づくことになる。 しかも、リンクするために、たいていサイト所有者に手数料を支払っている。

検索エンジンのプロはこのようなサイトを、 「spammy site」(スパムサイト)と呼んでいる。 中には SEO の技術をうまく駆使し、 よくできたサイトより上位にランキングされるサイトもある。 検索者はこのようなサイトに誘導されると、 見る価値のないページを勧めた Google などの検索エンジンを非難する。

スパムサイトの多くは同じコンテンツを繰り返し使っているため、 Google などのインデックスに、 コピーコンテンツを排除するソフトウェアルーチンが追加された。 複数のサイトで同一語句が見つかると、 サイトの一部はランキングが下がったり、まったく表示されなくなる。

問題は、Google が、 複数のコピーサイトのうちのどれが本物のオリジナルコンテンツなのかを、 簡単に見分けられない点にある。

まがいものによりサイトが消される

すでに Google は、 自社のスタッフの Blog が、 Blog 内の語句で検索したとき、 リストの最上位に表示されなくなる原因のすべてを修正した。 今では、ただ bacon polenta と Google に入力すれば、 Cutts のオリジナル記事がリストの最上位にあらわれる。

しかし、「Googlewashing」とコピーコンテンツが検索エンジンを惑わしている問題は、この一例よりはるかに深刻だ。 RSS (リッチサイトシンジケーション)で配信される Blog から、 コピーの許可があるないにかかわらず記事を掲載している企業まで、 すべての人に影響を及ぼすおそれがある。

来週は、 どうやったら自分の Web コンテンツがコピーされるのを防ぐことができるのか、 そして、 通常の許可を受けたシンジケーションによって、 サイトが検索エンジンから消されずにすむかを説明する。

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