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日韓交渉文書「金・大平メモ」 韓国政府が全面開示 [朝日新聞]
http://www.asyura2.com/0505/senkyo12/msg/516.html
投稿者 あっしら 日時 2005 年 8 月 26 日 14:50:44: Mo7ApAlflbQ6s
 


2005年08月26日10時17分

 韓国政府は26日、65年6月の日韓基本条約締結までの両国間の交渉文書を全面公開した。対日請求権問題を政治決着させた大平正芳外相と金鍾泌(キム・ジョンピル)・中央情報部長(いずれも当時)による「金・大平メモ」(62年11月12日)を始め、領有権で対立する竹島(韓国名・独島)を巡るやりとりなど国交正常化に至る詳細な経緯が初めて公式に明らかにされた。

 公開されたのは、1月に開示された請求権関連文書5件を除く計156件、3万5000ページ余りの公電や会議録。金・大平メモを含めた会談関連文書の一部は流出し、概要は知られていたが、両政府を通じて正式公開は初めてだ。

 ●金・大平会談

 「無償3億ドル、有償2億ドル、民間協力資金1億ドル以上」で一致した金・大平メモに至る韓国の戦略も浮き彫りになった。朴正熙(パク・チョンヒ)・国家再建最高会議議長(後の大統領)は62年11月8日の金部長への訓令で日本の支払額について「総額が6億ドルでなければならない立場で譲歩が難しいことを強調」するよう指示した。

 さらに「日本が請求権問題で誠意を示せば韓国は漁業問題で柔軟性を示す」態度をとるよう命じ、李承晩(イ・スンマン)元大統領が韓国付近の公海での外国漁船による操業を禁じた「李承晩ライン」を巡る日本漁船の拿捕(だほ)問題などでの譲歩を示唆しながら、経済協力のかさ上げを図った様子も裏付けられた。

 極秘で作られた金・大平メモは計2枚で、片仮名交じりの日本語。駐日代表部大使が韓国外相に送った合意翌日の公電では「(日韓)会談首席代表にも知らせないようにした」とされた。

 ●竹島問題

 竹島の領有権争いに決着をつけようと日本が再三にわたって国際司法裁判所(ICJ)での裁定を促したが、韓国側が拒否を続けた様子が改めてわかった。

 62年11月の「金・大平会談で日本側が示したメモ」によると日本は「双方がメンツを保ちつつ困難な問題を一時棚上げする効果もあるので、韓国側も国交正常化後に本件の国際司法裁への提訴に応ずるということだけはぜひ予約してほしい(提訴、応訴は国交正常化後になる)」と主張した。

 駐日代表部大使の外相あて公電によると、金部長は「第三国の調停に任せるのはどうか」と応じたが、韓国側はその後、条約締結まで一貫して「固有の領土であり会談の議題ではない」とし、協議を避け続けた。

 62年9月3日に東京で開かれた第6次会談の予備折衝記録によると、日本外務省アジア局長が「無価値な島で大きさも日比谷公園程度。爆発でもしてなくしてしまえば問題がない」と発言していたこともわかった。

 竹島関連の文書は韓国政府の審査過程で当初、「国益に反し、対日関係に悪影響を与える」との理由で非公開とすることが固まったが、「国民の知る権利」を重視する盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の後押しで急きょ、公開が決まったという。日本政府は日朝交渉への影響などを考慮し、日韓会談の関連文書を公開していない。

http://www.asahi.com/international/update/0826/002.html

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コメント
 
1. 2017年4月06日 13:21:32 : iWxwP1cJDg : SGzbpVOZsZE[3]
ironna

「用日論」をいう韓国に手助けは無用

『Voice』 2015年7月号
http://ironna.jp/article/1480?p=1

 続き
 
  ↓

http://ironna.jp/article/1480?p=2(一部転載)

(前略)

「竹島密約はなかった」金鍾泌元首相の証言

 日韓国交回復交渉の最大の焦点は、戦後賠償であり、これは「金・大平メモ」により決着がついた。その意味においても、先の金鍾泌元首相の「笑而不答」には興味深い内容がいくつか含まれているのでご紹介したい。

  ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
 ●一つは先述した「竹島密約」はデマであることを認めた点である。金曰(いわ)く、「(河野一郎は竹島に対して)『この問題は叫ぶ事案ではない。解決できない問題だからそれだけ言っても仕方ない』と話した言葉を、丁一権首相が国内に伝えた。その話が膨らんで『竹島密約』やこれに対する合意文書があるというような話に膨らんだデマにすぎない」と述べている。日本政府も竹島密約を否定しているので、金の証言は信憑性がある。

  ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
 ●二つには、2005年8月26日に韓国外交部が公開した「金・大平メモ」は偽物であることを指摘した点である。


 外交部が公開したメモは、156件、3万5354ページにも及ぶものであり、日本と合意した「無償3億ドル、有償2億ドル、民間借款1億ドル以上」を提供する経済協力方式で合意したことが含まれているが、金が言うには「そのとき使用した紙は、大平執務室にあった手のひらほどの大きさのメモ用紙1枚で、その内容も非常に簡単で3、4行にすぎなかった。字体も私の手書きではない。私はハングルと漢字を混用して作成した」と述べており、大平が作成したものではないかという問いに対しても、「大平も1枚のメモ用紙に記載された同じ内容を記録した。私たちは、各自が書いたメモを相互に比較して、確認した。会談のなかで彼が書いたものではない」と明確に否定している。その上で、原本は「渡したメモは長官を介して外務省に伝達されたり、保存する過程で失われたのではないか」と推測している。


 ●三つ目に金鍾泌元首相といえば、日韓国交回復交渉のとき、「正常化交渉の邪魔になるならば、竹島を爆破してしまえ」と発言したことが有名だが、それについては「金・大平メモ」作成時、大平から竹島問題を持ち出され、「国際司法裁判所に提訴する」と言われたため、「好きにしろ。私たちは決して、国際司法裁判に応じないだろう」「独島は私たちが実効支配している。独島を爆破したとしても、あなたに与えることはできない」と述べたのが、誤って広まったものだと述べている。


金元首相が述べる明らかな嘘
http://ironna.jp/article/1480?p=3(一部転載)


金鍾泌元首相の証言は見るべき点も多いが、一方で明らかな虚言が交ざっている。慰安婦問題に関する発言がそれである。

(略)

●2000年初頭に私が韓国に行ったとき、韓国で有力な地位にある人から「慰安婦は日本統治時代は日本からカネを貰い、戦後は韓国からカネを貰い、また日本から賠償金を取ろうとする。賤しい人たちだ」と直接話を聞いている。しかし2年ほど前に再会したときには、「日本は慰安婦のお婆さんへ賠償すべきだ」と真逆のことを聞かされ、韓国社会の潮流が変わってきたのだと肌身に感じさせられた。さらに金氏は、


 「(慰安婦たちが)安心して平和にこの世を去ることができるようにして差し上げるべきである」


と述べるが、日本と韓国は日韓基本条約により、韓国に対する莫大なる経済協力と韓国の日本に対する一切の請求権の完全かつ最終的な解決、それらに基づく関係正常化を取り決めたはずである。慰安婦たちに手を差し伸べるのは日本政府ではなく、韓国政府にほかならない。

(以下略)


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