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Re: 選挙後小泉独裁政治の悪夢と恐怖と裏社会との関連
http://www.asyura2.com/0505/senkyo13/msg/692.html
投稿者 フランクリン 日時 2005 年 9 月 07 日 23:57:13: YsxokeAxLx13M
 

(回答先: 選挙後小泉独裁政治の悪夢と恐怖 投稿者 黄昏時のパルチザン兵士 日時 2005 年 9 月 07 日 23:11:29)

小泉独裁を確立するための国民投票が迫る。だがクーデタは既に起こっている。それに共鳴するように山口組でもクーデタがあった。追放された五代目に相当するのが郵政反対組みで、新組長が小泉に従う自民党員に相当する。

以下は引用

2005年08月14日日本の憂鬱な未来を照射する二つのクーデター−小泉郵政解散と山口組組長交代
2005年8月8日
この日に二つのクーデターが交錯したのは決して偶然ではない。

「何か僕の将来に対する唯ぼんやりした不安である」
昭和2年、芥川龍之介は、このように書いて自殺した。

皇帝のいない8月に、二つのクーデター−
小泉9.11同時多発テロ解散
山口組組長の突然の粛清劇

表社会と裏社会とが、ほぼ同時に,僅かな時間差をもって、劇的な変化を遂げていることに、なぜ人は注目しないのか?


初出は8月12日です

現役雑誌記者による、ブログ調査分析報道!

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今回は、少し、私の皮膚感覚を言葉で表現してみたい。

それは「ぼんやりした不安」ではない。
歴史は一度目は悲劇として、二度目は喜劇として繰り返す。

芥川は多量の睡眠薬を嚥下したが、我々に与えられるものは、暴力団の扱う商品−覚醒剤である(笑)。
今回の不安は、不眠をもたらすような明晰なものであると信じている。

その皮膚感覚−皇帝のいない現代日本の八月に二つのクーデターの開始と終焉とが交錯し、憂鬱な日本を照明している。
その暗い照明の下を我々は歩くことになるだろう。

「暗きより暗き道にぞ入りぬべき はるかに照らせ 山のはの月」 和泉式部

(小泉郵政解散はクーデターである)

小泉首相とその側近は、亀井氏などの従来からの「抵抗勢力」よりも、
むしろ森−青木−福田といった味方を叩きつぶしたのである(笑)。

私は日頃は新聞をまったく読まないが、最近はさすがに読んでいた。

そこで注目したのは、亀井氏との対決劇−猿芝居ではない。
こんなもの、勝負はとっくについている。
TVの大好きな国民は、亀井氏の顔に飽きているからだ。

私が注目したのは、森−青木−福田氏といった味方との凄まじい闘争である。
もちろん新聞記事にはごくごくその臭いが滲み出てくるだけである。
現場の記者はそんな生々しいことは書いたりしないだろう。
しかし、何となくきな臭い香りが行間から漏れでてくるのは、いかんともしがたい。

この闘争劇の最後は、解散前日の森氏の小泉首相への説得失敗として終了した。
激しい言い争いがあったことは間違いないだろう。

これはクーデターなのである。
その真の標的は、味方である森氏の派閥−小泉氏の母体であった。

ここには、いわゆる日本的、自民党的システムとは異質のものが感じられる。
まるで中国王朝史における権力奪取闘争のようだ。

いまになって造反派は、事態の真相に気づいてきたようである。
今からでも私の原稿を読みなさい。 もう遅いが。

森、青木、福田といった面々は、推測だが、次に振り子を若干中華より、鳩派よりへと動かしてバランスをとろうと思っていたんじゃないだろうか?

小泉首相は、そのような母体の思惑を吹き飛ばし、自民党を破壊して「改革」を押し進めるために、クーデターを起こしたのである。

それがもたらすものは、おそらく戦後デモクラシーの死である。
このお話はもう飽きた。

(山口組組長の粛清と交代)

ところで、政界でのクーデター劇が、8月8日に第4コーナーを回っていたそのときに、裏世界でもう一つの粛清劇が先行して終焉していた。

山口組の粛清劇である。

なぜ同じ時期に表世界と裏世界とでクーデター劇が進行するのだろうか?
それは人の陰謀だろうと思うが、良くわからない。
それはわからないが、歴史にはこのような暗合はいたるところにみられるのだ。

そのような暗合が現れたとき、もはや我々は帰還不能点を超えてしまっているのである。


私にはそれがひしひしと感じられる。
あなたには本当にそれがわからないのか?

山口組の組長が交代した。 その歴史を簡潔に振り返ってみる。


暴力団関係に詳しい記者には笑われるような間違いをするかもしれないが、その場合は指摘頂くか、お許し下さい。

2003年の人事は以下のとおり(省略あり)。

五代目 組長  渡辺芳則
最高顧問    中西一男(中西組)
若  頭    空席
総本部長    岸本才三(岸本組)
副本部長    野上哲男(吉川組)
若頭補佐    英五郎 (英組)  
        司忍  (弘道会)
        桑田兼吉(山健組)
        古川雅章(古川組)
        後藤忠政(後藤組)

戦闘力も組員数も山健組が圧倒的である。
後藤組、弘道会は資金力豊富で芸能と覚醒剤でしこたま儲けていたはずだが、
しかし戦闘力や人数ははるかに劣るはずである。

後藤組はまだ執行部に加わったばかりであった。

五代目は山健組を強く押していた。 五代目のバックは山健組である。

そして、最近になって、五代目は突如引退し、山健組は失脚、中野会は解散。
驚くべき粛清劇である。

このクーデターの鍵は、おそらく宅見組組長銃撃事件にある。

五代目は、当時若頭だった宅見組長の操り人形であると言われていた。
宅見組の資金力は凄まじく、山口組を牛耳ろうとしていた。

宅見組長はミナミの戦災孤児であった。
金儲けには天才的で、芸能プロで大儲けし、巨大な資金力を持っていた。

それがジャマな何者かに暗殺された。
その場所が神戸オリエンタルホテルの喫茶室だ。
暗殺者は中野会会員だった。

一説では、山健組の上層部から中野会の一部会員に手が入り、宅見の暗殺を実行させたと言われていた。
山健組が宅見組の台頭を快く思っていなかったこと、そして中野会長が昔気質でこういう事件を単独で起こしそうにないことからの推論である。

普通なら中野会は圧倒的な力で抹殺されるはずである。
しかし、中野会は、なぜかつぶされずに済んだのである。
五代目は、中野会を処分しようとせず、周囲が厳しく詰問することで、事件から何カ月も遅れて、やっとのことで処分にふみ切ったと言われている。


平成9年8月の宅見若頭射殺事件以来、8年にわたって若頭の不在が続いていたのだ。


ところが、2004年11月28日、渡辺芳則五代目の「長期休養」が突如として発表された。
そして、執行部による集団指導体制に移行した。
異常事態である。

組長は親であり、トップとして最終的な決断を下す立場にある。
長男である若頭は実務を仕切る。
これが山口組の組織運営だそうである。
長男を決められないばかりか、親まで休養してヤクザが勤まるのか?

このときの集団指導大勢のメンバー。

岸本才三総本部長
石田章六舎弟頭補佐
大石誉夫舎弟頭補佐
西脇和美舎弟頭補佐
野上哲男副本部長
英五郎若頭補佐
司忍若頭補佐
滝澤孝若頭補佐
桑田兼吉若頭補佐
古川雅章若頭補佐
後藤忠政若頭補佐

この当時は山健組が強く、直参への昇格も3人ほど予定されていると言われていた。

2005年3月には、弘道会が二代目弘道会となり、司初代会長が総裁的立場で後見し、高山清司会長体制に移行した。
4月には、弘道会から高山会長、山健組から橋本・極心連合会会長、太田守正・太田会会長が直参に昇格した。
若頭補佐が弘田組組長を名乗ると発表した。

そして、2005年5月、司忍:弘田組組長が若頭に就任した。

非常に急ピッチの動きであり、弘道会、宅見組、後藤組を中心しながら、山健組も対向勢力として存在感を示すという流れの中で、
司氏が若頭に就任するわけである。

司氏は、「弘道会」の跡目を高山清司氏に譲り、みずからは「弘田組組長」に就任すると4月に発表したばかりだった。
弘道会は、名古屋市中村区に本拠を置く山口組の2次団体である。
名古屋の港湾を支配しており、ときたま覚醒剤関係の記事を新聞で見かける。

司氏はこのとき63歳、非常に高齢であり、五代目とそれほど変わらない。

同時期に、若頭補佐に、入江禎・宅見組組長、高山清司・弘道会会長、橋本弘文・極心連合会会長の3人が昇格した。
上記したが、極心連合会会長は山健組系列である。
この時点で山健組は必ずしも干されていない。

ところが、7月29日、山口組6代目に司忍組長が就任した。
29日の組長会では、渡辺芳則五代目組長(64)が引退し、
司忍・弘田組組長(63)が6代目に就任した。
ほぼ同年齢であることに注目である。

司組長は、5月に、若頭に昇格したばかりであった。
http://www.zakzak.co.jp/top/2005_07/t2005072926.html

この一連の動きは、8月8日に終焉を迎える。
決着がついたのである。
HEATさんの日記からの最新情報を参考にさせて頂いた。
http://plaza.rakuten.co.jp/HEAT666/diary/200508080000/

宅見組長射殺事件で山口組から永久追放されていた中野会が解散届を提出していたことが8日に判明した。
中野会長は、山口組の渡辺芳則五代目組長を出した山健組出身である。

中野会の処分は「絶縁」である。
http://www.zakzak.co.jp/top/2005_08/t2005080827.html

ところである。 山口組若頭も弘道会(名古屋市)の高山清司会長(57)が就任したのである。
これも8月8日に開かれた山口組の最高幹部会で発表された。
新組長司忍も弘道会の初代会長なのである。

▼山口組は直系組長約100人のうち半数以上が関西地方を地盤としており、トップ2人を名古屋市を拠点とする組長が占めることに不満を持つ幹部が現れる可能性もあるとみて、兵庫県警は警戒を強めている。▼
http://www.zakzak.co.jp/top/2005_08/t2005080934.html

そりゃそうだろう。
組長と若頭が弘道会では、山健組は収まらない。


ここに興味深い記事がある。

「若頭射殺から3年(2)」
http://www.zakzak.co.jp/tsui-sat/tsuiseki/contents/0805_02.html

▼山口組は中野会への報復禁止の方針を強く打ち出している。このため、力づくではなく、話し合いによって、中野会長の引退・解散を図り、中野会問題に決着をつける方針だが、ネックとなっているのが、前回にも触れた後継若頭人事だ。

捜査関係者も「中野会長に引導を渡すのは、後継若頭の役目。それが若頭就任の条件だが、後継が決まっていない現状では、(引退勧告に)動くに動けないので、中野会問題は事実上、タナ上げ状態。最近の定例会でも中野会の『な』の字も出ていない」と指摘。

後継若頭人事が暗礁に乗り上げているのは、有力候補と目されていた若頭補佐の桑田兼吉・山健組組長(59)と司忍・弘道会会長(57)の2人が宅見事件後、相次いで銃刀法違反容疑で逮捕、起訴されたためだ。

桑田組長は、すでに今年3月6日、東京地裁で懲役7年の判決を受けている。控訴したものの、保釈は認められず、不在の状態が続いている。司会長も大阪地裁で係争中で、山口組の有力筋は「これまで若頭人事が最高幹部会の正式な議題として協議されたことは一度もない」という。▼


これが背景であった。 しかし、この結末は、弘道会長の若頭就任で終わり、中野会に引導が渡されたのである。


新体制
司忍 組長
滝澤 組長代行?
高山清司 若頭
若頭補佐 宅見組

山健組は、未だ最大勢力であるにもかかわらず、中枢から放逐されたのである。
五代目は引退であるが、事実上、追放されたと言える。

山口組組長は終身である。 暗殺されるまで(笑)組長を努めたではないか?


司組長は五代目とほぼ同年齢である。
組長を引退させて、ほぼ同年齢の司組長を立てるなどということは、本来ありえないことである。

それが、五代目が出身母体ごと放逐され、自身は追放されたということは、


何かよほど面目の立たない、顔向けのできないような不祥事が五代目側に存在したにちがいないのである。

それは、宅見組長の暗殺にちがいない。
それは、五代目の事実上の指揮によって行われたのだ。
山健組の上級幹部が中野会のヒットマンに接触していたらしいという情報も、これで説明がつく。


山健組の上級幹部は五代目の指示、少なくとも事実上の黙認なしに行動を起こせるだろうか? そんなことはできないはずである。
五代目とその母体である山健組は、宅見組長を目障りに思っていたはずである。

そう考えると、中野会への奇妙な生易しい処遇もきれいに説明がつく。

それとともに、長い間の内部抗争の末に、ついに力を付けきてた弘道会、後藤組、そして恨み骨髄の宅見組らが共謀して、宅見事件にケリを付けたと考えることで、今回の人事はきれいに説明がつくのである。
これ以外に事実の全体を無矛盾で説明できる体系はなさそうである。

つまり、これは皇帝のいない8月−クーデターであったのだ。

その終焉の日付−2005年8月8日


この日に、表社会では、戦後初めての参議院での1議案否決を理由とする衆院解散が行われ、小泉首相によるクーデターは第4コーナーを回って最終段階に入った。

だが、裏社会の変化は、表社会の変化よりも一回り早く、そして徹底的、根本的なのである。
裏社会の新体制は、来るべき表社会の新体制を補完するものとして、既にその姿を表し、自らを実現したのである。

その社会がどのような社会か?
それは次の原稿に譲るが、書くかどうかはわからない。
心の中にしまっておく、かもしれない。

Posted by manasan1 at 22:39 │Comments(3) │TrackBack(0)
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