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【検証】イラクの子供たち32人を爆殺したのは誰か?(真相が判明) [IraqWar.ru]
http://www.asyura2.com/0505/war72/msg/505.html
投稿者 ファントムランチ 日時 2005 年 7 月 22 日 23:49:18: oswAM6lqBSCW6
 

IraqWar.ru
http://www.iraq-war.ru/tiki-index.php
http://www.iraq-war.ru/article/57076

■Who Murdered 32 Iraqi Children? (Truth Comes Out)
イラクの子供たち32人を爆殺したのは誰か?(真相が判明)

By: Layth on: 17.07.2005 [09:39]

An independent investigation of the murder last week of 32 Iraqi children has been conducted by a local Iraqi news location (Mufakirat Al-Islam / Islamemo.cc) with results as follows:
イラクの子供たち32人を爆殺した先週【7月13日】の事件に関する独自調査が、現地イラクのニュース局(Mufakirat Al-Islam / Islamemo.cc)によって行われ、次のような結果が公表されました。

http://www.islammemo.cc/taqrer/one_news.asp?IDnews=457

The writing is in Arabic, so I will translate some highlights for non-Arabic speakers:
記事はアラビア語で書かれているので他言語ユーザーのため、以下に重要な部分を抄訳いたします:

All major Iraqi Resistance groups issued joint written communique that was distributed on Thursday proclaiming that this operation was not undertaken by any of the groups neither in terms of execution or planning or involvement.
イラクの主要な抵抗組織は木曜日【7月14日】、彼らのうちいずれのグループのもこの事件について、実行・計画あるいは間接的関与を行っていないという共同声明を発表した。

Interview with local residents of the bombing stated that US forces cordoned off the street under the pretence that a vehicle (a KIA) parked in the street was wired to explode.
爆破事件が起こった付近の住民へのインタビューによると、はじめに米軍は爆破の仕掛けが施された停車中の車両(KIA製乗用車)を誤魔化すために通りを封鎖していたという。

Local residents stated that the US soldiers began handing out candy and schoolbags attracting the children.
その後、2人の米軍兵士がキャンディーや学校用カバンなどを手に持ち、子供たちを惹き寄せはじめたと地元民は語る。

When residents, fearing for their children, asked about the KIA car , the US soldiers said that it was a 'false alarm' and that there was no bomb (but that a couple of US soldiers remained fiddling with the car).
住民が子供たちの身を案じ、KIA車について米兵に問いただすと彼ら2人は、それは「ニセ警報」でありここには爆弾なんか無いと言った(しかし実際のところ彼らは嘘をついていた)。

Children from neighboring streets came upon hearing of the sweets and free bags (as well as a rumor that Pokemon toys were being given out).
お菓子やバッグ(さらにはポケモンのおもちゃが配られているという噂など)について耳にした子供たちが、近所の幾つかの通りから集まって来た。

After a period of about 15 minutes from them entering the street, the US forces dumped the remaining toys/sweets in a pile in the middle of the street and frantically drove off hitting 4 children in the process with their vehicle.
子供たちが現場の通りに集まり始めてから15分ほど経ったころ、米兵らは残りのお菓子やおもちゃを通りの中央に投げて山積みにし、彼ら自身は血迷ったように途中4人の子供を撥ねながら別の車でその場から逃走した。

Seconds later, the KIA vehicle exploded killing 32 children and wounding about ten others who were gathered in the street.
数秒後、KIA車が爆発を起こし、集まっていた32人の子供たちが死亡、そのほか約10人が負傷した。

Residents also reported that, contrary to what the US military stated, there were no US casualties or injuries from this blast as the US forces had rushed out of the street just before the explosion took place.
米軍の発表【兵士1人死亡、3人負傷】に反して住民たちは、そこにいた米兵らはみな爆発が起こる寸前に大急ぎで通りから退避したので、この爆破事件による米軍の死傷者はゼロだと主張している。

Information gathered from the Iraqi fire services stated that the explosion did not leave the signature traces of a TNT blast as used by the Resistance (being left over from Russian explosives used by the Iraqi army), as the TNT blast is always outward from the place of explosion and does not leave a crater as this car bomb did.
イラク人からなる地元の消防隊によって集められた情報によると、レジスタンスが一般に使用するTNT爆弾【TNT:トリニトロトルエン】(旧イラク軍から引き継がれているというロシア製爆弾)の爆発を示すような痕跡は見られないという。TNT爆弾の爆発はもっぱら周囲に拡散してゆく特徴があり、今回の車両爆発のようなクレーター【爆破孔】を生ずることは有り得ないとのことだ。

In conclusion, the evidence and interviews revealed what was obvious from the very start...That this evil crime was perpetrated by occupation forces with the objective of murdering Iraqi children and blaming the national Resistance so as to lessen its base of support (sounds like Vietnam tactics all over again - Phoenix).
これらの状況証拠とインタビューは事件の顛末を雄弁に物語っており、結論は明らかである...この邪悪な犯罪は占領軍によって行われたものであり、目的はイラクの子供たちを惨殺することにより、その罪を民族解放戦線になすりつけて非難し、彼らへの民衆からの支持を低減させることである(ベトナムにおける戦術の再来のようだ - Phoenix)。

May God grant peace to the dead, victory to the Resistance, and shame and retribution to the occupiers and their allies/supporters.
神よ、死者に安らぎを与え給え。抵抗戦線に勝利を、そして占領者とその同盟国及び支持者に罪の報いと恥辱を与え給え。

 
★この事件が発生した場所はバグダッド市街東部のアル・ジェディダ地区、日時は7月13日午前10時50分ごろ。どの報道を見ても共通していることは、爆発が起こる前にその通りを米軍が封鎖していたということである。しかし現場にどんな車両が何台存在したのかという点が掴みにくく、特に事件にかかわった車両に関しては記事によって大きな食い違いが見られる。

事件翌日7月14日のArabnewsの記事では、カリム・シュキール(42)という目撃者の証言として、「米軍のハンビーが子供たちの集団に接近したとき、道路は封鎖されていた。兵士らがキャンディーを配り始めたとき、突じょ爆破犯の乗った猛スピードの車が見られ(showed up)、米軍の軍用車ハンビーを子供たちもろとも直撃した(struck)」と伝えた。警察によるとその自爆攻撃車両はバスラのナンバープレートを付けた茶色のトヨタ・ランドクルーザーだったという。(以下のリンク先を参照されたし)

32 Children Die in Baghdad Blast [Arabnews]
http://www.arabnews.com/?page=4§ion=0&article=66934&d=14&m=7&y=2005

しかし封鎖している道路にどうやって猛スピードの車が現れるのかという疑問が生まれる。記事のどこにも、検問所なり非常線なりを突破したという描写がなく、現場まで接近してくる走行中のイメージにも乏しい。目撃者の語り口も、突じょ猛スピードの車が見えたとおもったらすぐにハンビーと子供たちを直撃したというニュアンスであり、かなり頼りない。自爆テロだという先入観と爆発の激しさから、猛スピードという形容が生成されるというようなことは証言においてよくあることで、目撃者の立ち位置から見えづらい部分をイメージで補ってしまうこともありがちだ。同じ理由から動いて爆発した車という観念から「爆破犯を伴った(爆破犯が乗った)〜」(〜 with the bomber)という表現はいくらでも後から肉付けされ易いものだ。目撃者が爆破犯の姿を見たのならその重要性からして、もっとフォーカスした言及があるべきではないか。我々は証言者の自己暗示や連想からは発生し得ないような、小さくとももっと具体的な事実の証言を積み上げる必要がある。そしてこの記事は目撃者の短い証言に連結させるようにして、(たぶん)現場に不在だったバグダッド駐留タスクフォースの報道官が述べた犯人非難の声明を引用しているが、この部分は立場からして客観的な証言としての価値はないので惑わされないように注意すべきだ。

事件から2日目(7月15日)に出てきたBellaciaoの記事ではモハマド・アリ・ハムザという目撃者の証言として、米軍の警告は「このエリア内に爆弾車両が存在するという報告があるので住民は屋内に留まるように」というもので、米軍による封鎖は外からの侵入者を阻止する目的ではなく、すでにこのエリア内に潜伏している爆弾車両を摘発する目的だった(少なくとも米軍も住民もそういう意味で認識していた)ことが明確になっている。それならば尚さら危険エリアの真ん中で米軍はなぜキャンディーを配りはじめたのかという疑問が生じ、記者もそれを指摘している。その後、「菓子を手にした米兵らの周りに子供たちが集まったとき、突じょ車両自爆攻撃犯(suicide car bomber)が道の脇から走って来て(drove round from a side street)、そして自爆した」と証言者は語っている。(以下のリンク先を参照されたし)

Blood Of The Innocents 32 CHILDREN KILLED IN BAGHDAD CAR BOMBING US Soldier Handing Out Sweets [Bellaciao]
http://bellaciao.org/en/article.php3?id_article=7022

この記事ではdrove roundという表現を使っているので、目撃者は車が動いて接近してきたことを確かに見たということになる。するとその車を運転していた自爆犯がいるはずというわけで「車両自爆攻撃犯」(suicide car bomber)という車両と人間が一体化したような表現を用いている。そのうえで「彼自身を爆発させた」(blew himself up)としているが、これは主語に合わせた文法上の流れでもあり、やはり自爆テロだという先入観にも引きずられているといえる。60数人の死傷者を出すほどの強力な爆弾ならば車両に仕掛けられていたはずで、とても身につけて運転できるものではなく、言い換えれば運転者は爆弾車を現場に寄せて停め、急いで身軽に逃走した可能性もあるのだ。60人以上もの子供たちと車両の陰に隠れて、目立たぬように摺り抜けることはそう難しいことではないだろう。またこの目撃証言では爆弾車がハンビーや子供たちに衝突したとは言っておらず、ギリギリまで接近してから爆発を起こしたというような描写であることも、犯人逃走の余地を残す要素として注目に値する。

結局いま自爆攻撃説を肯定的に議論するには有効な材料がほとんど無いため、ここからは米軍による自作自演説を中心にその信憑性を吟味しつつ、できるだけ証言を組み立てて当時の現場状況を再現してみたい。

冒頭に全文をご紹介したIraqWar.ru7月17日の記事は、自爆攻撃説とは大きく食い違い、爆弾が仕掛けられていたのはKIA(韓国の大手自動車メーカー)の車両であり、はじめから通りに停車していたという。やはりいずれにしろ爆弾車両は封鎖区域内の道の脇に待機していたわけである。そして住民たちは爆発前からこの車に疑念を抱いていて、米兵2人に問いただすという行動をとっている。米兵はそれは「ニセ警報」であり、そこには爆弾なんか無いと答えたという。このことから爆破前にテロ警報のようなものが確かにあったことが判るとともに、さらに(KIA車とされる)不審な乗用車が存在し、米兵もそれに気付いていながら無視した、あるいは住民の注意を敢えて逸らした疑惑が持ち上がる。

7月17日の記事に足りないのは、ハンビーについての記述である。アラビア語からの抄訳の段階でたまたま抜け落ちているのかもしれないが、幾つもの記事を比較してもハンビーはやはり現場に存在し、米軍兵士が子供たちに菓子などを配ったのもハンビーの上からだと思われる。ということはハンビーのほかに少なくとも第2の車両としてKIA車があったと推定される。

さらに読み進めると7月17日の記事では、米兵が配った物も単にキャンディーではなく菓子、おもちゃ、学校用カバンなどと具体性があり、子供たちが大勢集まってくるまでに15分くらいかかったとし、そのあと米兵らは通りの中央に菓子やおもちゃを投げて山積みにし、大急ぎで別の車両に乗り逃走(drove off)、その途中で4人の子供を撥ねた。そして数秒後に停車中のKIA車が爆発したという。この辺の証言は自己暗示や連想からは発生し得ない具体性がある(創作と言ってしまえばそれまでだが、少なくと曖昧ではない)。彼らはまた米軍の死傷者はゼロだと言い切っている。さらに消防隊の現場検証から、今回の爆発によってクレーターが生じており、レジスタンスが一般に使用する爆弾の特徴とは一致しないとの見方を提示している。

ということで自作自演説を整理すると、米軍はあらかじめハンビーに近い道路わきに強力なリモート操作爆弾を積んだKIA車を待機させておいた。ハンビーでは2人の米兵が菓子やおもちゃで子供たちを誘き寄せていた。子供たちが十分に集まったころを見計らってKIA車が現場まで移動。運転手はこの爆弾車両を放置して、急いでハンビーの米兵らとともに第3の車に乗り換え、現場から退避。逃げる直前に道に投げ落とされた菓子やおもちゃに子供たちが惹きつけられているうちに、他の米兵が遠隔操作でKIA車を大爆破させた...。という筋書きになるだろう。KIA車にもいろいろな型があると思うが、7月14日の記事で自爆したとされるトヨタ・ランドクルーザーと同一の車を指しているとしても形状的にはそれほど不自然ではないのではないか。でなければ爆発に巻き込まれた第4の車があったとしても構わない。

次に犠牲者について考えてみる。米軍当局はこの爆発によって米兵1人が死亡、3人が負傷したと発表しているが、これについての目撃証言は無く、一般に米軍の犠牲者は軍病院に搬送され、内部で処置されるのでその後も客観的な裏づけがとりにくい。また「自爆テロ」事件によくあることだが、自爆したとされる犯人の遺体について全く言及されていない。いくら爆弾に一番近いとはいえ、遺体が跡形も無くなるということはないはずだ。米軍当局の声明はこういった自爆攻撃説の決め手となるような状況証拠を一切挙げず、扇情的に「テロ」を非難するばかりなので逆に怪しまれるのである。

犠牲となった子供たちは2つの病院に搬送された。これらの病院が14日までに発表したところによると爆殺されたのは32人で、そのうち1人が18歳であるほかはすべて15歳以下だったという。大人の死亡者は1人もいない。負傷者もほとんどが子供であったらしい。いくら大人がキャンディーなどに惹かれないからといって、極端に子供ばかりというのは不自然な気がする。しかし7月17日の記事はこの不思議を解くヒントも与えてくれる。

まず現場付近の住民が事件発生前にテロ警告のようなものを聞いて警戒感をもっていたことはこれまで述べてきたとおり。自作自演説をとるとすれば、米軍が事前にテロ警告を流した理由は、自らをこの事件の被害者だと強く印象付けるために、「爆破犯潜伏」の情報を吹聴していたのだと考えると、謀略によくある手口にも思えてくる。さらには道路の混雑を防止し「作戦」がスムーズに進行するようにする、また大人の住民を現場から遠ざけて目撃者をできるだけ少なく抑えるという効果もあるだろう。

一部の住民は集まり始めた子供たちの身を案じて、近くに停めてあったKIA車について米兵に問いただしたほど警戒しており、それは「ニセ警報」だと言われても、ごく近くの住民らは警戒感を捨てず、だからこそ犠牲者に大人たちがほとんどいないのだと考えられる。

ではなぜ彼らは自分たちの子供を行かせたのだろうか? ...いや、警戒感を抱いた親はきっと自分たちの子供を米兵のもとには行かせなかっただろう。7月17日の記事の表現に注目したい。爆発で死亡したのは幾つか通りから集まって来た子供たち(Children from neighboring streets)と書かれているように、少し離れた別の通りからやってきた子供たちがむしろ多いと思われ、彼らはお菓子やおもちゃを配っているという噂しか聞いていなかったのではないか?集まるまでに15分もの時間がかかっている点もそれで辻褄が合う。もちろんその親たちは現場におらず、子供が危険に引き込まれるのを阻止できず、事件も目撃していないと考えられる。だから13歳の息子を失ったある父親がAFP通信に「なぜ子どもが狙われるのか。これが何の『抵抗活動』なのか」と話した、というようなことが起こったのだと思われる。

現場にいたごく近所の住民たちが疑念を捨てなかったとしても、我が子を窘めることはできるだろうが、別の通りから集まってきた他人の子供たちを制止することまでは実際できるだろうか?長期にわたる物資の不足に困窮するイラクの現状で、菓子やおもちゃが子供たちの目にどれほど魅力的に映るのか、海外で満ち足りた生活をおくる今の我々には想像すべくもない。その窮状を作り出した張本人である米軍が、子供たちの渇望した心理に付け込んで罠を仕掛け、爆殺する...。ブッシュやブレアは「邪悪」という言葉を安易に連呼するが、7月17日の記事の調査結果が事実だとすれば、これ以上の「邪悪」があるであろうか?

 
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